2015.5.29


Sさんから続いてマスタークオリティー、ベートーベン運命の試聴感想をいただきました。

言い訳のようになってしまいますが、この録音はホールの吊りマイクで集音されたワンポイントマイク録音だと

思います。通常は聴衆の視界に入らぬように高い位置にセットされていますので市販のCDの音と比べるとオフに

感じられるのだと思います。いずれ自分で録音したオーケストラ演奏をぜひマスタークオリティーにしたいものです。





Master Qualityシリーズ 宇野功芳指揮 ベートーベン 運命 東京フィルハーモニー交響楽団を聴いて



交響曲に関しては詳しくありませんが、一応は何枚かのCDは持っていて、いわゆる高音質と謳っているCDも含まれていますが、全般的なクオリティーに関してはそれら以上です。


曲の解釈はライナーノートに記載されているようなことは全く言えませんので、省略。


 弦楽楽器の倍音は気持ち良く、解像度、情報量もありますが、カリカリの見え過ぎというわけではない。迫力、力感もあるのですが、聴いていて耳が痛くなるような極端なバランスではありません。安心して聴けます。聴いていて、コンサートに行きたくなりました(笑)

 要望があるとすれば、ライブ、そして未編集ということで、観衆の様子も見え過ぎてしまって、ちょっと興が削がれる環境音も目立ってしまったことでしょうか。(タイミングや音の種類?にもよりますが、個人的に、コンサートに行って、隣にこういった人がいると、集中出来ないタイプの人間です。)それと、この曲目であれば、もう少し座席が前の方で聴いている感じが欲しいですね。矛盾しているようですが、この全体的なバランスを崩さずに、あともう少し迫力が欲しいというか…。

 

それでも、もはや安定の域に入ってきた同シリーズという作品で、今回も期待を裏切らない出来でした。本CD、過去のCD含め、それぞれ現場で録音した人、方法はバラツキがあるようですが、CD化の作業は共通ですので、そこにインフラノイズレーベルとしての共通の味が見えてきたと思います。

 これからもこのテイストを味わいたいですね。期待しています。




2015.5.26

 

 

ベヒシュタインでのコンサートがこの土曜にあった。音の友達二人、アーチェリーの友達一人、私のピアノの先生ご夫妻、家内と親しい人がたくさん来てくださったので録音のほうも自然と力が入った。

 

後日、音楽を聴くことが人生の全てかと思えるくらいの音友Oさんがこう言われた。生き生きとしたええ音でした。良い演奏会があるでと突然に彼から電話がかかってくる。毎年のトヨタ後援のウイーンフィルのメンバーによるコンサートに行けるのもこの友人のおかげ。彼がチケットを手配してくれなかったら耳の消毒が出来なくなってしまう。阪大でベーゼンドルファーでの演奏会があるとか、私が断ることのないものばかり。彼のおかげで年末のサロンコンサートのチケットも入手出来た。眼の前でウイーンフィルの首席クラリネット奏者、ペーター・シュミードルが聴ける。なんとかこれを録音させてもらえないものか?

 

ベヒシュタインを弾かれたのは東桂子さんという関西生まれのピアニスト。

リハーサルでマイクセッティングをしていると整音中の清水さんとの会話が耳に入ってきた。自宅のスタインウエイと勝手が違うので低音の出が異なる、ピアノを触るかどうか?ペダルの踏み方でなんとかします。こんな内容である。今日のコンサートは毎日文化教室のある2階のスペースでのサロンコンサートである。ホールではなく天井も低い、おまけにビルの吹き抜けと直結、雑音だらけの悪条件がいっぱい。ここでそこまで真剣に頑張られることに驚いた。まあ場所が悪いので上手くいかないと諦めるのが普通だと思う。

 

こちらのベヒシュタインは普段弾かれることがない。だから2-3ヶ月に一回のコンサート以外は眠っているということになる。これはやはり良くないコンデイションに違いない。今日の鳴りかたはいかがですかと清水さんに聞いたら、もう一つだけどリハーサルで弾いてくれるだけで鳴るようになるでしょうと言われた。今までこちらでのベヒシュタインコンサートでの録音は3度目だが弾いたら鳴るようになったと耳で聴いて解ったとは言いにくい。少し変わったかなくらい。

 

今回は違ったこの場所でどうしてこんな音が出るのか?ピアニシモはピアニシモなのに音の大きさがリハの何倍も大きな音になっている。へんな表現だが音が小さいのに太くて音量があるのだ。やっぱり変な表現かな?フォルテのほうはこんな音は聴いたことがない。もうまるで大砲みたいな音、と言ってもやかましいのではなく太くで巨大だ。これもおかしな表現だ、難しい。弱音がか細くならないでもっと弱音、強打はやかましくならないで強烈に大きい。一番小さい音と一番大きな音の差、ダイナミックレンジが凄く拡大する。でも録音機のメーターでは異常にダイナミックレンジが拡がっている様子はない。ベヒシュタインでは何度もショックを受けてきたが弾き手が変わるとこんなことが起こるのか。若いときに音大へ行ってたらこの俺だって、という幻想は一瞬にして消え去った。ピアニストのレベル差というものはこんなことにも現れてくるのだな。

 

いつもはピノキオのような鼻で帰宅するのだが、今回はそんなものは微塵もない。とても上手く録音できたところで今日の出来事の何割を捉えられたかは聴いて確認しなくても解っている。でもホールで万全の体制で望めば7割くらいは捉えられるかも知れないと思いながら家に着いた。この人の演奏で、この楽器で録音の準備を整えてやればとんでもないマスタークオリティーが出来上がるのは間違いないと夢見ることにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.5.11


ピアノを弾かれるSさんとはお目にかかったことは有りません。ピアノという話題が一致するためか新製品の感想がいただけないと上手く鳴っていないのかと本当に心配になります。パワーリベラメンテは早々と購入してくださったのにお忙しかったらしくやっと感想文をいただけました。





お世話になっております。

パワーリベラメンテ(ACPL-1.3)の試聴感想です。

 

試聴環境の変化は、トランスポートにあたるPCCDBD)ドライブを積んだこと、SP間にあったテレビを脇に移動させたこと、その代わりではないですが、その位置の後方の壁に某社の音響パネルを入れた位でしょうか。

 

 今回は逸る気持ちが抑えきれず、一つの機器のケーブルを交換して、それを純正に戻さず、1本ずつ追加していく、という流れでした。流れとしては、DACDAC-1)→電源タップ(クリーン電源)→アンプ(L-507u)→トランスポート(PC)です。

 

 電源ケーブルですので、今までのリベラメンテと違う点として、全体的にリベラメンテの特徴と同時に、交換した機器の特性も出てくる感じがしました。

 DAC-1に取り付けた時は、リベラメンテの効果で、音のエネルギー感が強まると同時に、音の彫が深くなるというのでしょうか、音のより細かい襞の部分まで感じ取れるようになりました。

 クリーン電源に入れた時は、全体的に効果が拡散される感じで、正直DAC-1に入れた程の印象は感じられませんでしたが、良くなりこそすれ、悪い部分は感じられません。

 次にアンプですが、このアンプの特徴というか、個人的な主観ですが、低域は強靭な土台があり、安心して音楽を聴ける反面、カサカサして高域の艶があまり感じられないという印象を持っていました。またさほど経験はありませんが、アンプの電源ケーブルを変えると、低音が出るようになったけれど、何だかモコモコする…、ケーブル替えたけど、何が違うの?これなら替えずに純正の方が…、とか一長一短な面や、難しい部分があるなぁ、と思っていました。そんなことを思いつつ、交換しました。まず無難なというか、これだけでも大したものですが、副作用がありません。純正ケーブルの壁をあっさり超えました。さらにここで今まで不満と思っていた高域の艶が出てくるではありませんか!もちろん下品な艶ではなく、上品なもので、さらに全ての音源に出てくるわけではありませんが、これは衝撃でした。今までのものをキープした上で、良い特徴が出てくるのですから。

 そして最後にトランスポートであるPCです。パワーリベラメンテを導入された方の感想でもすごい効果が出たとあったので、美味しい物は最後に…、ではないですが、ちょっとドキドキしながら交換しました。

……。

曲はマイリファレンスの一つの、『川江美奈子「letters」』より「つないで手」。

 

……。

何だこれは!?

 

驚きました。今まで感じられていた同様の効果が、堰を切ったかのように、怒涛のように一気に溢れ出てきました!

 

ピアノとボーカルのシンプルな編成のこの曲で、ここまで変化があった、もといこのような表情の演奏は聴いたことはありませんでした。声が正面に浮き出ており(この浮遊感、分離感も堪らない!)、さらに肉付き感というか臨場感というか、声の成分、成り立ちも変わってしまったかのようです。声の要素となる発生源が今までよりも多くの場所から発生して、幾重にも重なり、立体的なボーカルを構成しています。(何年か前、某オーディオ雑誌のレビューで、このSPのボーカルを聴いて、ひとり二重唱という表現がありましたが、

環境が違うとはいえ、こういうことかと初めて実感することが出来ました。SPの特徴以前に、リベラメンテの特徴であるかとも思いますが)また艶っぽさもより出てきて、より細かい表現が聴き取れるようになりました。ボーカルの声が出る前の溜め、そこから力強く空間に声が放たれる様子(間接音過剰でお色気路線というわけではない)、そして消えていく余韻(トランスポートの強化ということで、情報量の増加の影響もあると思います)。この曲を聴いて間違いなく、ウチのオーディオは次の段階に上がったな、と思いました。主観(好み)の問題を考えても、正々堂々、これがウチの音です、と言い切れます。あまりの現象に、恥ずかしながら鳥肌どころか思わず涙が出てきました。(音だけでなく、ウチのオーディオでこれだけの音が出てくるんだ!という、別な意味での感動も含まれてはいますが)

もちろんこの効果はボーカルものだけではありません。『Trio Bellegarmo』のラフマニノフ(ピアノ、チェロ、バイオリン)を流しながら、別の作業をしていたのですが、1曲目、冒頭のチェロとバイオリンとの切り替わりが無意識に分かりました。今までも良いCD(好演奏、好録音)だなぁ、とは感じてはいましたが、こういったチェロとバイオリンとの違いが分かり易くなったり(単純に私が駄耳なだけかもしれませんが…。だからこそありがたいのですが)、さらに弦楽器が放つ、ぞくぞくするような妖しさや艶やかさの魅力に、今更ながら気付かされ、あまり交響曲には興味が無かったのですが、ちょっと食指が伸びそうです。と、いうか実際その後買いまして、増殖中です。(他にも意外というと失礼ですが、琴という楽器を見直しました。)

同じピアノで同じ曲、音を鳴らしても、演奏者によって音が違います。鍵盤を指で押す力を調整することで強弱がつきますし、押しているタイミングやペダルを加えることでもさらに変わってきます。さらに一つの音符の音が連続に連なり、リズムが加わり曲となると、全く別物となる。同じ曲なのに演奏者によって全く違う曲になるということは分かるかもしれませんが、曲全体どころか、冒頭の音符一つ、例えばただの「ド」だけであったとしても、それはその曲に合った「ド」であり、素人とプロ(熟練者)とでは、雲泥の差が出て来て、これがまたなかなか再現が困難なのです。下手の横好きでピアノを弾いている自分自身が体験しているので分かるのですが、不思議なことに、頭では分かっていても、弾けない。本当に冒頭の「ド」ですら、マネが出来ないし、これが連続して曲となると、なおのこと実現が難しい。(どうしてこんなに柔らかい音が出てくるのだろうと、力を弱めると、今度は音がただ小さくなってしまう…。それをほぼ百発百中で音を出すのだから、プロはすごい)これを曲が曲として成立する(ただ音が出る)のは当たり前で、そこに様々な表現(雰囲気も含む)を付けて演奏可能な人がプロの演奏家という者なのです。

ちょっと横道に逸れてしまいましたが、リベラメンテシリーズは、当然素人ではなく、素晴らしいプロとしての演奏者だと思います。ただし楽譜上にはない表現はせず、忠実にとても高度にそれを再現する。他の下手なケーブルでは、素人でただ音が出るだけとか、ただの「ド」が弾けなかったり、素人ではなくとも、独りよがりな変な解釈をして、曲そのもののバランスを崩してしまうことが多々あるかと思います。

オーディオにとって電源はとても重要、もとい効果があることは分かっていましたが、ここまでとは…。本当に響きや倍音成分がとても気持ちが良いです。

このような作品を世に出して頂き、ありがとうございました。





2015.4.27


録音に関してはとても厳しいKさんからマスタークオリティー運命の感想をいただきました。

いつも冷や汗もので、一番心配なのはこの方のコメントです。





ィガロの結婚」序曲・・・

 

各パートの楽器が十分分離していて、立上がり下がりが「生」に近い

 

特にバックの打楽器「ティンパ二―」の最初の一撃音が充分感じられる、

 

ただ、生の音と比較してエネルギー感がもう少しほしい。

 

 

 

「運命」

 

全体は上記と同様に素晴らしい。

 

各パートの楽器がなまなましく、目前であたかも演奏が行われているよう!

 

注意して聞いていると演奏者の数が脳裏にうかんでくる、特に弟2楽章の

 

「コントラバス」が特になまなましい、

 

立上がり立下がり感、さらに、バックのテッンパ二―も素晴らしい。

 

全員合奏の盛り上がりもほぼ生に近い。

 

でだしで微妙に各パートのずれは、御愛きょうか・・・

 

 

 

総評

 

全体としてほぼ「生」に近く、演奏の切れ目に静けさを感じる。

 

気が付いて見ると、音量を上げて聞ていました。

 

 

 

平成27年4月25日  






2015.4.24

 

 

村井裕弥さんがレコード芸術5月号にパワーリベラメンテの製品解説をしてくださった。

素晴らしい記事に感謝します。有難うございました。

 

記事中で、まるで「楽器のような」稀有なケーブルだと言われている。そして楽器型のオーディオ製品の一例として

キソアコースティクのスピーカーを挙げられた。残念ながらこのスピーカーを聞いたことがないが、非常に

評判がいいし、オーディオフレンドのM博士もいつも良いとおっしゃっているのでいいのだろう。

ギターのような構造で箱を積極的に鳴らしているスピーカーらしい。私が思いつく例としてはタンノイの

GRFがある。村井さんがおっしゃるように単に箱が鳴るようなスピーカーを造れば殆どの場合クセの強いバランスを

崩した音質のスピーカーシステムが出来るのは目に見えている。それなら箱をガチガチの補強していっそうのこと

箱の鳴らないスピーカーを造るほうが成功率は高い。

 

でもここに見逃していることがある。鳴らないからと言っても重いコンクリート板も音色に鈍い重い雰囲気を付け加えるくらいには絶対に鳴っているのだ。薄いペラペラのベニヤ板のバッフルと重いコンクリート板のバッフルを比べてどちらが良いかというのは難しい。しかし薄いペラペラベニヤ板をキソアコースティックさんのスピーカーボックスのようにバスバーを付けたり、形の比率を変えたらすれば腕、耳のいいチューナーならコンクリートバッフルに大差を付けるのだ。ところがコンクリートバッフルに部分的に木材を張るとか耳のいいチューナーが攻めれば箱鳴り代表薄ベニヤ板よりはるかに忠実度の高いスピーカーシステムが出来る。忘れてはいけないことは物理的に優秀なものは劣ったものより優れた製品が出来る可能性が高い。しかし物理的に優秀でないものでもチューニングに優れるなら物理的なマイナス要素をカバーする。また物理的に優秀なものでも造りっぱなしならチューニングに優れた鳴り物?的構造に劣るが、物理的に優れたものにさらに優れたチューニングを行うなら素晴らしいオーディオ製品が誕生するの間違いない。

 

要するに音楽に関係するものは最終的にマイスター的な作業なしには完成しないのである。

単に楽器のような鳴る構造のオーディオ機器が優秀なのではなくて、楽器を最終的に調整するマイスターの

腕と耳なしでは素晴らしいものは出来ない。

 

オーディオ機器でない、ストラディヴァリウスもガルネリデルジェスも魂柱やブリッジの調整、その他

耳による調整無しには銘器の値打ちは発揮されない。ベヒシュタインやベーゼンドルファーもステージ直前の調整が

なければ調整された国産ピアノに劣るというのは当然だ。

 

楽器的発想がオーディオ製品の優秀性を決めるのではなくて、構造、材料はさまざまだが最終段階の

マイスター的チューニングがその価値を決めているのである。キソアコースティックのスピーカーも

工場で組み立てるだけでなく出荷前の段階ですでにギターなどを製作されるレベルのマイスターの耳と腕が

その音を決めておられるのだろう。一度聴いてみたいと思う。

 

最後にパワーリベラメンテは楽器のように鳴り易い材料を使って楽器のように音を増幅しているわけではない。

よく調整された楽器のように、音楽が正しくなるように物理的にも、電子的にも製品ごとに細かくチューニング

して出荷しているのは事実である。

 

メーカーとしてコメントすれば、楽器のように振動させて音を造っているのではないが、楽器のように

演奏前に調整しなければ酷い音質になるのと同じくではあるが、素晴らしい演奏の可能な良く調整された

楽器のように調整された電源ケーブルがパワーリベラメンテである。現行のパワーリベラメンテと全く

同じ材料で同じ構造に作成しても最後の整音がなければコンクリートバッフルスピーカーと同じだろうと

思う。

 

 



 

 

 

 


 

 





2015.4.23

 

山之内正さんが5月号レコード芸術でマスタークオリティー第四弾、宇野功芳指揮 運命の新譜月評を書いてくださった。

確かご本人も現役でコントラバスを弾かれると記憶している。ライブを聴いているような稀有な盤だと誉めてくださった。

もう少し他のCDとどれくらい違うか書いていただきたかったが立場を考えるとよくここまで書いていただいたものだと感謝しなければならない。有難うございました。自分で録音しなくてもマスターさえ借りれたら、ウイーンフィルでもベルリンフィルでもこんな音でCD化できるのに、本当に悔しい。どなたか国内CD業界の重役さんがこのCDをお聴きになってびっくりされて、世界への進出を企ててもらえないものか?

 

 






2015.4.15

 

パワーリベラメンテの試聴感想をJimmy Jazzのサイトに一番に書いてくださったのはAquiraxさんです。

何日にもわたって書いた文をひとつにまとめていただきました。

とくに今までのACケーブルにないパワーリベラメンテのみが持つ特長をよく理解してくださいました。

 

 



パワーリベラメンテを聴いて

リベラメンテシリーズの最終兵器

今までもインフラノイズ社の新製品が出るたびにJimmyJazzさんの掲示板で大騒ぎしてきたので、飽きられているとは思いながらも、パワーリベラメンテの出現によって、またまた騒がざるを得ませんでした。
試聴記の方は、何人もの方々の試聴記が発表された今の段階では、もう意味が薄いと思いますが、その合間で思ったことをちょこちょこと吐露していたので、ここでそれらを振り返ってまとめてみました。

「音楽性」というオーディオ用語の意味が変わった!


「音質」「性能」に対して、ある種の曖昧さや神秘?を伴って使われていた「音楽性」という言葉には、その分、常にいかがわしさがつきまとっていました。
しかし、「音楽性」とは、オーディオにとって最重要課題・・・・否、課題のすべてだったのではないかと思います。
それが「これこそが本来の・・・・」と感じざるを得ないほどの客観性を持つ確固たる再生音としてリアライズしたところに、リベラメンテシリーズの真骨頂があります。
これまで再生音楽が抱えてきたコンプレックスが、リベラメンテの出現で払拭されて、リアルな音楽体験に極めて近いものが得られるようになったのです。

「オーディオセッション in OSAKA」でのデモに思う

一昨年あたりから、インフラノイズさんがミニコンポのアンプとテレビ用フルレンジSPユニットでデモするようになりました。
仲間内では、半ばあきれながらも、機器はどうでもよくなるんじゃないか?って話してました。
これも、もう疑問形で語る必要も無いくらいに現実化しました。
普通のスピーカ、アンプがあれば、とりあえずは充分。
CD
だって、読み出せればよくて、メディアもとりあえずはCDクオリティでかまわない。
マニアックな使いこなしやチューニングでも「激変」するかもしれませんし、技術的にも、いろいろと改善の余地はあって、それなりに良い効果もあるんだろうと思います。
でも、その辺りで一喜一憂していても、ほとんど意味がなかった。
最重要の本質的課題に注力すべきでした。
まあ、今となっては、リベラメンテシリーズで結線すれば、こと足りるわけですが。

「音楽性」を客観的に捉えられれば未来は開ける

マニアの皆さんをはじめ、オーディオ関係者全員を敵にまわしてもいいから、言い切りたい。
「音楽性」以外の要素はどーでもいいです。
問題発言なのは承知ですが、今は、そのくらい言わないと、せっかくの技術革新が、音楽を聴く目的にとっては、逆効果や枝葉末節のままで終わってしまうと思うのです。
偉そうに言ってますが、回り道や寄り道してから、リベラメンテに導かれてここまできて・・・・やっと気がついたんです。
今までは、音楽がちゃんと鳴っていなかったんだと。
今までで一番満足度が高い・・・・とは、これまでも新しいリベラメンテケーブルを導入するたびに感じてきたことです。
しかし、今回の満足度は「以前より段違いに良い」というような比較を突き抜けた、絶対的な満足とも言えるものです。
音をより良くしていくことは今後も可能だと思います。
しかし、そうならなくてもかまわない段階に入ったとも思っています。
この先が、真にマニアックな世界、趣味の世界なのでしょうが、それを極めるほどの情熱は、自分にはないと思い知りました。
願っているのは、今の到達点が、一般人が音楽を聴くための装置としてのオーディオのスタンダードになることです。
それには、インフラノイズ関係者の方が仰る、和音の再生に関する「基準」が確立され、製品開発の上で当たり前になることが最低条件なのでしょう。


機器よりもケーブルに依存している

倒錯しているように聞こえますが、それが我がシステムの偽らざる現実。
現時点では、アンプ類やスピーカは替えがきくけど、リベラメンテ(+インフラノイズ製機器)は替えが効きません。
もちろん、音楽的基準において完成度の高い機器を導入できれば、それに越したことはないですが、それですら結線や電源供給で損なわれるものが大きいとなれば、結局はリベラメンテ頼みとなります。
インフラノイズさんは、当然のことながら、DAC-1GPS-777といった機器にも、リベラメンテ同様の整音を施していたはずです。
それでも、パワーリベラメンテによる給電は効果的でした。
機器側の整音をリセットする必要も感じませんから、やはり相乗効果として改善されたのでしょう。
つまり、リベラメンテシリーズを重ねて使用するのと同じです。
だから、どうしてもすべての結線箇所にリベラメンテを使いたくなる。
実際にやってみると、効果があるわけですし・・・・・
ところが、メーカーさんは、最も効果的と感じるところに最低限度使うことを推奨しておられます。
リベラメンテの目指す改善効果とユーザーの好む音楽ジャンルとの相関、という点で言われているのはよくわかります。
しかし、そこまで商売っ気抜きになるには、他にも何かあるに違いない(笑


結線による悪影響を廃す

上記の考え方を突き詰めると、以前にオーディオセッションのデモで聴いたインフラノイズセレクトのミニマムシステムのようなものに近づくように思います。
つまり、使用機器を減らして、一通りの整音をほどこしておく。
機器構成をシンプルにまとめた分、結線の必要な箇所自体が限定される(私が知っている2013年のデモでは、たしかスピーカ用だけ)。
そこに使われるリベラメンテが最大限に効果を発揮する。
給電や結線による音の変化を、そこで生じているノイズの影響と考えるとします。
リベラメンテの機能は、そうしたノイズの音楽的悪影響を排除することです。
だとすると、その働き所そのものを減らして、使用箇所を追い込んでいけば・・・・・
良さを加えれば加えるほど良くなる、という考え方は、現実的問題を無視しています。
良かれと思って機器を加えれば、その良い機能とは別に、何かしらの悪影響が加わり、それがついて回ります。
リベラメンテはそのマイナス面の多くを除去していると考えられます。
ある意味で、機器以上の働きをケーブルとしてしていると言っても過言ではありません。
ただし、現時点で理想的なケーブルであっても、マイナスを完全に無くせているとも言い切れないわけです。
リベラメンテによる改善効果があれだけ大きいということは、一般の結線による悪影響がいかに大きいかということを現してもいるのです。
その悪影響を上回って余りあるほどの機能と音楽性を持つ機器・アクセサリーを開発するのが、オーディオメーカーの使命となります。
インフラノイズ社がその使命に最も忠実なメーカーであることは間違いありません。

 

 

 

 

ここで改めてインフラノイズとしての見解をまとめてみました。

 

パワーリベラメンテがオーディオ機器の性能を単にうまく引き出すのではなく、そのままでは不足している要素で、音楽を再生、再創造する能力を追加するということが一番の特長です。これはどのようなACケーブルやその他のケーブルにはない特長です。それを自分の装置の現在の再生能力はパワーリベラメンテに依存していると表現なさいました。パワーリベラメンテさえあれば高価なオーディオ機器でなくても充分すぎる音楽再生が出来ると言われているようにも取れます。パワーリベラメンテの開発者としてはそのとおりだと言いたい気持ちもありますが、普通の機器は物凄く変化し、高価なオーディオ機器は能力以上に変化するとしたいです。どんな機器と組み合わせても音楽再生の面では必ず効果がありますのでご安心ください。パワーリベラメンテを一番効果がある部分のみに使うことをメーカーとして薦めるというわけではありません、もし1-2本のパワーリベラメンテだけで大きな効果を得たい場合には選んだ機器にお使いください。分岐コンセントBOXの入り口にのみパワーリベラメンテを使い分岐的にその効果を用いるのはパワーリベラメンテの性能の限られた部分しか引き出していないことになります。むしろ一番効果のある機器にだけ使用した場合のほうがある意味でパワーリベラメンテの性能を充分引き出しているという意味をご理解ください。分岐コンセントBOXで使用する場合はAquiraxさんが特に認めておられる音楽再生での性能は発揮されずむしろ一般的な意味でのオーディオ的音質向上がほぼ発揮されるに過ぎないということです。2本のリベラメンテだけを使用する場合を想定して、もっとも効果のある機器に1本使用して残りの1本は分岐コンセントBOXで使用して効果を複数の機器に分散する使い方はあります。しかし初めから2本とも分岐コンセントBOXを使用して複数の機器に給電する使い方はお勧めできません。一番効果のある機器、例えばメインアンプ、DACなどに一本のパワーリベラメンテを使用してその次に効果のある機器に2本目を使用するか、あるいは分岐コンセントBOXを利用して複数の機器に給電するかはヒアリングしての選択となります。

 

 

 

 

 

 

2015.4.7

 

西野和馬さんが約一月かけてじっくりパワーリベラメンテの音質変化のリポートをまとめられた。

長文なのでそのまま掲載させていただいた。確か美術関係の学校を出られたと記憶しているが、やはり音の捉え方がとても感覚的だ。

 

 

 

 

2015-04-01 17:10:39

パワーリベラメンテはやはり良かった! ①

テーマ:ブログ

インフラノイズの新アイテム、リベラメンテ電源ケーブル(パワーリビラメンテ)は高い評価を受けている。オディオの大先輩である酒仙坊先輩他、音もだちの皆さんも、これはすごい!と大絶賛されている。

そ、いうことならとあたしも都合5本(1.3メートル)を注文、この2週間音慣らしをしていたのだった。

うちのアキュシステムであるA-70、C-3800、DP-900、DC-901全ての電源ケーブルをパワーリベラメンテに交換。すでにインターコネクトケーブル、SPケーブル(バイワイヤ)ともリベラメンテであるので、うちのシステムの全てがリビラメンテで結ばれたということになります。

交換後2週間以上がすぎたのだけど、毎日音が変わる。5本頼んだのだけど、注文殺到ということで、先ず1本到着したので、先ずA-70に使用して音の変化を聞いたのだけど、当初は音が固くなり、線が細くなりすぎ、アキュの一番悪い音になっちまったみたいな感じだったけれど、今までの経験でリベラメンテは時間が絶てば必ず良くなるということが分かっているので、しばらくエージング。

そのうち、後の4本も届いたので、CDP(DACとトラポにそれぞれ1本の計2本)とプリに投入。この段階で音はさらに固く、ぎこちなくなってしまった。でもリベラメンテ、実力が出てくるまで2週間はかかると踏んでいたので、少しもあわてず音の変化を見守ることにしたのでした。

音は毎日変化した、固い音がだんだんとしなやかに、つまっていたような低音が日を追うごとに出てくるようになってきた。おもった通り、少なくともうちのシステムでは2週間以上のエージングが必要なのでした。

そうして約3週間がたって、パワーリベラメンテの実力が十分に出てきたと思う。もちろん、これからも変わっていくと思うのだけど、ともかく現時点での印象を書いておきます。

2015-04-01 17:09:09

パワーリビラメンテ、、やはり良かった! ②

テーマ:ブログ

今までのアキュの音ががらっと変わってしまった。これまではサウンドトレール社の極太スナーケーブル仕様の電源ケーブルを使っていて、その時の音は、エネルギーも十分、ほんのり艶がのって実にスィートな音でした。

一方、パワーリベラメンテを使うと、一言でいうと今までになかった「音楽性」がはっきりと出てきた。つまり、音楽の最も大事な部分、音の重なり、和音、響など、音楽の要素がぐっと見えるように浮き出てくるのです。

耳タコCDも、今のうちのシステムで聞くと、音楽の構造というか音のつらなりというか、それと同時に演奏者の気持ちも伝わってくる感じが濃密になった。

例えば、カラヤン指揮 VPOのチャイコフスキー 交響曲5番。もう、今まで聞いてい音とは「全く違う」。


今までの音はたしかに美しい音ではあってけれど、リベラメンテ導入後の音は、ベールが全てとれて、音楽そのものの微細なうごきが手に取るように見える(聞こえる)。あたかもうちのシステムのSNが(もともとアキュだからとても静かなのだけど)さらにアップしたように静か、、まさにVPOの響はこうなんだろうなあというぐらい美しい響が出てくる。

2楽章などはもうVPOの美の結晶のような音が出てくる。この盤はこんなに素晴らしい演奏と録音だったのかあと驚いてしまう。

 

あたしが大好きなラベルの管弦楽集。ジュリーニー指揮 ACO盤を聞く。弦の音の艶と響が実にすばらしい。音楽がひたひたとせまってくる。こんなに美しい演奏だったのだと再確認。

さらに驚いたのは、クリュタンス指揮のパリ管の大昔のEMI盤。こ、これはすばらしい。古い録音なのにジュリーニのデジタル録音より、すばらしい音! 音全てがみずみずしくてとても、50年近い前の録音とは信じられない!ほど。こんな音でこの盤が鳴ったのは初めてでした。

ジャズは最近良く聞いているウィントン・マルサーリスの何枚かを聞く。これは大変美しく聞こえるのもあるし、少し濁った感じのものもある。なるほど、パワーリベラメンテはCDの録音の良し悪しを無残なぐらいあからさまにさらけ出してくるようです。

 

カラヤン BPOのマーラー9番(ライブ盤)は、やっぱり、音楽の立体構造が精緻に浮き上がり、しかもパワー感も十分なので、まるで初めて聞いたような音にひたってしまったほどでした。同じくカラヤンのニューイヤーコンサートもすばらしい音。なぜかしらないけれどリベラメンテとVPOの相性がとても良い(笑)。

 

2015-04-01 17:06:40

パワーリベラメンテ、、、やはりよかった! ③

テーマ:インフラノイズ 

感じるのは、パワーリベラメンテを導入後は、音全体がアナログのように鳴るということです。なんというか、アナログの針で丁寧に音溝をなぞって出てくるような存在感の濃密な音です。それも、ちょっと前にラジオで聞いた蓄音機の音(電気を通さず針だけででかい音響版を震わすもの)の感じを彷彿とさせるのですね。とても不思議なんだけど、そのような感じがする。

今のシステムでCDを聞いていると、まるでCDを聞いているという感じがしない。音楽だけが立ち上がってくるっていう印象があります。CD独特のクセのようなものが、すべてなくなって録音されている音だけが立ち上がってくるような感じ。しかも、これも書いておきたいのだけど、CDPにクロックを入れたときのように音のピントがぐっとあってくるような印象も強いのです、、

ともかく、今まで使ってきた電源ケーブルとは全く何かが違う。それは多分オールドマークレヴィンソンのアンプのように、レビンソンっていう人が音を聞きながら、納得するまで音を練り上げた結論がML-6やML-2Lであったりしたと同じように、音楽家 秋葉社長が音を聞きながら精魂込めて作り上げたケーブルの音は、普通のケーブルの音と違うのは当然だという気がする。まさに唯一無二のケーブルであります。

まだまだ、音は良くなると思う。うちでは、パワーリベラメンテの実力が十分に発揮されているとは到底言えないと思う。まだまだです。これからにさらに鳴らしこんで、どうなるのか。期待できますね。追ってまた報告しますよ。



2015-04-06 15:29:30

パワーリベラメンテ実力全開! 極上の美音に陶酔しちまう!

テーマ:インフラノイズ 

やっぱり3週間以上必要だった! 約1カ月じっくりエージングの時間が必要だったのでした。 

前回のインプレでは、まだ実力が発揮されていないと言って閉じたのだけど、実際、たしかにかすかなエッジ感が残っていたり、エネルギー感=特に中低音がまだ十分に開けていない感じがあったのだけど、この4日ほどで、そういった点が全て払拭された。

音全体がしなやかかつなめらかになって、気になっていたエッジ感がほぐれて、エネルギーも中低域が十分に出てくるようになって、音全体のバランスが整った。もう完全にケーブル投入時とは違う。はっきり言う今回のパワーケーブルはすばらしい! 音楽を聞くのが楽しい!

耳タコCDでーエージングをかけていたのだけど、こんなに音が変わる(良くなる)とは想像もしなかった。同じCDでも日を追うごとに音がよくなる。

 

例えば、カラヤンBPOのマーラーの9番ライブなどは、、

これが同じCDか思うぐらい音の様相が変わってくる。音のひとつひとつが、はっきりくっきりと見える。音楽のこまかい表情が見える。

ヴァイオリンのボウイングまで見えるような感じ(あくまで感じです)。弦の音、特に高域の透明な輝きはうっとりするぐらい美しい、、 そうして爆発するマーラーのフォルテシモでも、エネルギーを低音から高音まであますところなく表出。しかし音全体が混濁せずに、十分に分離されて出てくるのだから音楽の細かい部分まで聞き取りたいあたしにとっては、たまらない。

しかも音全体が澄んでいる、透明感がましている、そして全体が静かなのです。SN比が格段にあがっている感じがする。なんだろうこれ、再生機器を変えた訳でもないのに、この違いは、、それとひとつひとつの音がしっかりしていて、この間も書いたけど、まるでアナログの針でしっかりトレースして出てきたような音の様相なのです。

SACDの再生もとても良かった。手元にあったブーレーズ VPOのマーラー3番の第1楽章だけれども、カラヤンBPOの9番の音の印象と基本的に変わらないのだけど、細かい部分の表現能力というか、美しさがさらに際立つ。

特に弦の音の透明な美しさにはこころが奪われてします。なんで音がこんなに変わるのか、、、、

ジャズも大変に良い。ピアノもトランペットも、美しい。磨き抜かれた音。一方、ベースやドラムスはエネルギー感十分で、思わず体動いてしまうほど。この低音のエネルギーは、ついこの前までは無かった、、エージングが進むにつれて、ベースがもりもり出てくるようになった。この変化は一体何!

そうして、なにしろ再生が難しいと思われるこの盤を聞いた。

メシアンのトーランガリラ交響曲 ケント・ナガノ指揮 BPO盤


もう、ものすごくよかった。超複雑で、起伏の激しい、このいわば無茶苦茶な曲を実に繊細にそうしてダイナミックに、ああ、もういうことありません。あたしは、思わずウィスキーをロックで持ってきて、このエロティックかつダイナミックなもう何かしら豊穣な音楽にひたってしまったのだった。ああ、これはまさしく極上の音楽! 極上美!

今パワーリベラメンテは、うちのアキュのシステムコンポ(大爆笑)に全段塔投入している状況であります。

すなわちDC-900 DP-901、C-3800、A-70、そしてスピーカーはB&Wの802ダイヤモンド(SPケーブルもリベラメンテをバイワイヤで使用中)。



パワーリベラメンテが全開になって思うことは、このケーブルがアキュの音のベストの状態で出してくれるベストケーブルではないかと思っている。

すみずみまで磨き抜かれた美しい音は、現在のアキュフェーズのサウンドに相違ないと思うのだけど、パワーリベラメンテを使用しなければ、この音は得られなかった、、

やはり約1カ月はかかるのだ。パワーリベラメンテが実力全開となるには、、特にアキュフェーズとか固有の音を持っている機器とフルにコネクトするには時間がかかるのかもしれない。まだまだ音はよくなるはずです。でも、現時点での音には全く満足! 

聞いていて、あんまりいいんで、思わずウィスキー飲んじゃおかあ!って思うぐらい、音楽に陶酔できる音を醸し出してくれるのがパワーリベラメンテ! これはすばらしいケーブルです!

パワーリベラメンテ。まだまだ良くなる!  

 

 

 

 

2015.3.23


移転の真っ只中、毎日大変なのですがそれに加えてまた大変なことが!

ピアノの発表会が4月4日に決まってしまいました。普通なら仕事が忙しくてという理由で欠席なのかもしれませんが今や仕事ではなくて、オーディオではなくて音楽に生きる私ですのでもちろん優先順位は一番。ところが練習が当然充分でない。考えたあげくの策は自己催眠です。世界一のピアノ、ベヒシュタインを暗譜で弾いたぞという記憶を造って当日に備えることにしました。また無理やり恥も知らずショールームへ押しかけようと思っています。

               ショパンのマズルカです。Youtubeで探した演奏を30種くらいCDRにして聴いてみましたが、脳内ではもう上位に入っています。マズルカは普段お馴染みではないのですが、同じくyoutubeでピアノ曲でなくダンス音楽としての伴奏?が見つかりました。50曲以上良いのがあったので同じくCDR化、いいですね。ショパンのマズルカより土着のがもっと色濃くて聴いていて満足。ポーランドに行きたくなってしまってます。心はマズルカで頑張ってきます。




2015.3.20


お詫び


突然ですがインフラノイズは社屋移転のため、本日から約2週間ほど通常業務

がストップします。パワーリベラメンテやマスタークオリティーCDR を早く

聴きたい思いの皆様には大変申し訳有りません。諸事情によりこのように

急な展開になってしまいました。出来る限り早く正常業務に戻るよう努力いた

しますのでお許しください。




2015.2.26


この画像はアムステルダムコンセルトヘボーの舞台である。少々こじつけの感はあるがパワーリベラメンテ製品化がリベラメンテシリーズの後ろのほうにきた理由はオーディオの要である電源装置はこのコンセルトヘボーのステージのようにオーケストラの低音を支えるものであるべきだという思いがあったからだ。そのような低音を電源ケーブルだけで支えられるとは夢にも思っていなかったので電源ケーブルの製作意欲が沸かなかった。リスニングルーム専用の電柱を立てるしか方法が無いということを認めるのもオーディオ開発者としては悔しいものだ。

 

それがやっと夢の製品化となった。自信の製品ではあるが

試作品をインフラノイズから外に持ち出して試聴するというステップは今回はなぜか行わなかった。それが裏目に出たのか親しい販売店でさえ言った、だれ一人試聴したことのない製品を疑いもなしに何セットも真っ先に購入するなんておかしいことだ。自分もまだ聴いてもいない製品なのに、期待に反した場合、お客さんはいったいどうするのだろうと本気で考えて、およそ販売店が書く内容でないはずの疑問を発売前からホームページに掲載されたという因縁付きの販売がやっと始まったわけだ。

 

開発者も誇大妄想そのものとはいえ、相手はお客様だから自分の自由になるわけではない。恐怖心が全くないというわけではなかった。

 

それがである。販売開始して間もないというのに何セットも購入、すぐ感想をくださったのはあのTさんである。

製作者としてこれ以上の喜びと感激はない。

 

 

 

 

2015.2.26

 

お世話になっております。この度も迅速な手配をいただきありがとうございました。

ようやく一段落しましたので、導入の顛末、感想を送らせていただきます。

 

先ずは上流からと言う事でCDトランスポートに入れてみました。最初は低域が大きく膨らんで下に寄りましたが、1時間ほどで落ち着きました。

首尾は上々で、これまでのリベラメンテシリーズの効果がより明確、顕著になって目の覚める思いがしました。効果自体は従来の延長線上にあって同種ですが、全体が根こそぎブラッシュアップされた印象で、新たな効果が付加されたようにすら感じられました。

各楽器の音色はこれまで以上に艶、厚みが増し、肉感的な実体感があります。音にエネルギーが注入されたような感じで、力強く弾力がある上に切れ味が鋭くなりました。音と音との間もぎっしり詰まっているという印象です。

重奏や合奏での音の重なりや分離なども相当に強化され、音階や流れの細部、うねりの様相などがより一層明確に聞き分けられるようになっているにも関わらず、全体の厚みが格段に増しています。

また、空間の感じられ方が以前とは全く違い、演奏している場のエアボリュームがそのままの密度、熱気をもって立体的に自分を包み込むように拡張されて形容しがたい臨場感を感じました。これはUSBリベラメンテでユーチューブの特定音源を聞いた時に感じたリアリティと共通するものがあるようにも思われます。音が前に出て来ると言うような事ではなく、音源と自分との間の空間の量感を実感できる、実在感が在ると言うような感覚です。奏者と同じ会場の空間に居るという強い一体感、ライブ感が感じられたのは非常に不思議な体験でした。

 

次に、周波数が低いのでどの程度の効果があるのか気になっていたサブウーハに入れましたが、音の出だしから目を見開く事になりました。

中域がものの見事に充実し、音の艶、エネルギー、実体感が飛躍的に上がると同時に、演奏のドライブ感、疾走感が驚くほど向上して、音楽の躍動感、楽しさが倍増したように思えました。

気持ちを落ち着かせて聴き進むと、低域の音階、旋律の流れ、リズムの聞き取りやすさが向上している事や、本来聞こえない低い周波数帯の音の拡がりや空間の気配をより強く明確に実感できるようになっている事にも気付きました。高域反射によって空間の拡がりを感じるのに対して、低域には空間自体のボリューム、マスを感じさせる重要な要素が含まれているのでは無いかと言う気がしました。

 

連続の特大ホームランに気を良くしてDACに入れました。前述の効果が確実に上積みされ、より彫りが深く、表情が豊かになって全体の充実感が増しました。もうこれで十分以上と思える程に達し、このまま音に埋もれていたいという思いで体が動きませんでした。

 

この時点で、これまでになく再生音量が上がっており以前では考えられなかった音量で普通に聴いている事に気付きました。あたかもダイナミックレンジが拡大したような印象です。

また、演奏者の意図やニュアンスがこれまでよりも各段に良く汲み取れるようになったためか、無意識に体や脚でリズムを取っている時の動き、振幅が驚くほど大きくなっている事にも気付きました。

余談ですが、家内が言うには、聞いて直ぐに「スモーキー」という言葉が頭に浮かんだそうです。スモーキーとは樽で長期間熟成された年代物の芳醇なウィスキーのイメージらしいです。興味の無い家内でも一聴で明確に音の変化が判ったようでした。

 

勢いに乗じてプリ、パワーと順次追加しました。これまでの様な極めて大きな変化では無いものの、確実に同様の効果が積み上がって一層磨きがかかるといった趣になりました。

私は演奏がゆっくりと感じられるかどうかを機材導入時の判断基準の一つとして重視しておりますが、これまでのリベラメンテでも毎回経験したのと同様に、今回も以前に比べて更にゆったりと感じられるようになりました。

 

その内に興奮も収まって落ち着いてきますと、過去には音が変わっただけで改善されたと錯覚した失敗も多かった事が気になり始めました。特に今回は様々な機器に入れたにも関わらず悪くなる部分は全くありませんでしたので、あまりに出来過ぎで良いこと尽くめと言うのもどうかと思い直し、同時にリベラメンテという名称から来る思い込みバイアスも考慮する必要があるとも考え、元のケーブルと差し替えながら比較する事にしました。

電源ケーブルはいろいろ試しましたが一長一短で、当初は良くなったと思っても結果的には不満が出る事が多かったため、十分ではないにしてもメーカーが音決めに使用した物が無難であるという事で全て添付品を使用していました。

比較してみると元に戻した方が良いと感じるケースが複数出てきました。一瞬、これは失敗したかとも思いましたが、再度リベラメンテに替えるとやはりこちらの方が圧倒的に良いのです。

更に納得が行くまで回数を重ねて試しましたが結果は変わりませんでした。交換直後には凄く力感が出たりして元の方が良いと思ったりもするのですが、リベラメンテに戻した後ではそれほど悪いとも思えない添付ケーブルが癖のあるケーブルのように思えて来ました。何の根拠もありませんし言い方もおかしいのですが、自分にとってはリベラメンテの方が好ましく、正しい音だと直感的に判断しているわけです。元のケーブルが一瞬でも良く聞こえたのは長年慣れ親しんだ音だからかもしれません。

 

全交換で満足しているのだから余計な事ではあるのですが、少なくとも信号系リベラメンテを入れた時点では添付品で十分満足していたのにどうしてパワーリベラメンテを入れた後では癖があるように感じてしまうのか、何故異なる装置に使用しても従来のケーブルのような問題が起こらないのかなどいろいろと考えてしまいました。

 

このケーブルには機器との相性が感じられず、複数を使用しても弊害が無いばかりか入れた分だけ効果が確実に上積みされると言う優れた特徴があります。どの機器に追加しても非常にバランスが良く、電力消費の多寡などの個々の装置の差異を意識する事は全くありませんでした。

ただ、入れ替えの順序や当方の機器特性のためにそう思うだけかもしれませんので当てにはなりませんが、アナログ機器よりもデジタル機器の方が効果は大きいような気がしております。

 

今回の導入を総じて振り返ってみますと、このケーブルは音響の基礎を拡大、強化し、その揺るぎない土台の上で信号系リベラメンテの効果が十全に発揮されているという印象があります。以前にリベラメンテで統一した場合の相乗効果の話が出ていたと思いますが、今回も同様にラインと電源の両方のリベラメンテが相俟って画期的な改善が得られたものと考えております。

パワーリベラメンテ自体が非常に優秀である事は勿論ではありますが、見逃してはならないのは、その真価は相互強化によりシリーズ全体の効果を底上げし、深化させる役割を果たしている点にあるのではないでしょうか。

 

上記以外にも改善点が沢山ありましたが書ききれませんでした。深く印象に残った部分だけに絞ったつもりでしたが、図らずも長々と駄文を連ねてしまいました。冗長になってしまい申し訳ないのですが、これでも言い尽くせない程喜んでおります。

 

この度も大変お世話になりまして有り難うございました。篤く御礼を申し上げます。

秋葉社長様によろしくお伝え下さい。

 

 

 

 


2015.2.5

 

今朝はMt.T2さんのブログを拝見してとてもうれしかった。Mt.T2さんのブログの内容はなぜかおよそ二ヶ月遅れで記載される、タイムマシンに乗っていくような不思議なタイムディレイの感覚がある。

 

今日はPrototerraを聴かれた感想だった。この内容が私にとっては最大の喜びだ。初めてウイーン国立歌劇の歌手の声をスチューダーアナログレコーダー,96cm/sec.録音した悪夢のような経験以来ずっと言い続けたきたことを完全に理解してくださったと確認したからだ。

 

音ではなくて、音楽演奏を再生する限り最新のハイレゾ録音再生を持ってしてもずいぶん前のスチューダーアナログレコーダーで録音再生するのとは勝負にならないくらいの実力差がある不思議な現実だ。

 

DSD,ハイレゾとCDなどのローレゾの両方ともデジタルの音なのだとひとくくり出来る音楽録音再生の欠陥がある。アナログレコーダーやアナログレコードで体験できる良質の音楽再生と比べデジタル録音再生はいくらハイレゾで周波数帯域に優れ、分解能が素晴らしくなったところでその大事な部分には変化はない。

 

どうしてオーディオマニアの方はこんな大事なことがわからないのだろうか?

 


Mt.T2さんは大変活動的な方、全国のとことんやられているモンスタークラスのオーディオフレンドがたくさんおられるのでオーディオ体験が半端ではない。そのMt.T2さんが最近ではアナログレコーダーに魅惑され、最新のハイレゾ、DSDにはあまり興味を示されていない。この意味は私がこの30年言い続けたきたデジタル再生録音の欠陥と完全に一致する。

 

こんなMt.T2さんが今朝Prototerraの熟成期間を経た感想をアップしてくださった。マスタークオリティーシリーズは一般のデジタル再生とは違う極めてアナログ再生に近いものを持っていると初めて証言してくださったのだ。

 

たくさんのオーディオマニアの方がこの事実に目覚められることを祈ります。

 

 

2015.2.6  追記:

 

上記はかなり過激な発言と取られるかも知れない。しかしオーディオ業界の足をひっぱるわけではない、スーパーオーディオが何十年も前のオーディオ装置に負けるのがおかしいと気づいた若いオーディオ技術者に頑張って欲しいからだ。DVDやハイレゾがだめだと言うつもりは全くない。単に未完成であるだけだ。広帯域や分解能の優秀性とドレミファの再現は違うことを理解して欲しい。何十年も前の機器にあって最新機器のないものは物理的性能を考えているだけでは見つけられない。いくら上質の材料を使っても本に書いてあるレシピでは最高の料理が出来ないのと同じことだ。

 

現状のDVD,ハイレゾは決してアナログレコーダーの音質に劣ることはないと主張される方は以下のようなことが起こる理由をどう説明されるのだろうか?

 

最新、最高のDVD,ハイレゾ再生でわざと高音ユニットの接続をはずし、おまけにアンプのトーンコントロールで高音を絞りきることで高域の出ないオーディオ装置で聴いてみる?

 

今度はその演奏に極めて近い内容のアナログソースをアナログレコーダーで再生して聴き比べる。

 

この条件ではDVD,ハイレゾの優位性は目立たなくなるはずだ。このモコッとした音、コンサートを扉の外で聴くような音質でアナログとハイレゾの差が解るのだろうか?

 

 

2015.2.9  追記:

 

答えは?

 

差は必ず残ります。低音楽器で高音の少ない領域でもドレミファはあります。

いくらスピーカーから高音は出ていなくても音程は解ります。

ハイファイとドレミファは違うのです。

ハイレゾやDSDが音程と倍音、和音の再現能力でアナログ以上の結果が出れば

アナログ録音再生は過去のことになることでしょう。

期待できないが期待します。近づける努力だけでいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.1.23

 

Outletで倉庫に眠っていた2個の砂入り防振Boxを売りに出したらその日の内に売り切れてしまった。

 

再生産しようにもコストが合わないので無理。自作しか方法はないと手造りを始めた方も何人かおられるのが解った。このままではと心配になったので製作上の注意を思い出しながら書いてみようと思う。

 

以前にオーディオマニアの間でジルコンサンドという高価だが美しい砂をオーディオの防振に使うことが流行った。

私もこの効能を信じておろかにも録音用ダミーヘッドの中にジルコンサンドを詰め込んだ。これで録音した演奏を聴いた指揮者それ以来私の耳を信じていない。

 

このくらいとんでもない弊害があるのである。防振のはずが使いようによっては恐ろしいことが起こる。実は振動を熱に変える効果というのはどうじに砂同士がこすれる音を発生している。歩くとサクサク,キュッキュッ音が鳴る鳴き砂ということでも有名である。

 

単に砂そのまま使うとそのままの状態で無音であってもオーディオ的には具合の悪いことが起こる。逆にこの音が有利に働くこともある。ジャズのシンバルやピアノの倍音に

あたかも生演奏で聴こえるジャズの香りとなるのである。しかしオーディオ装置が進化するとこの音が必要ではなく、録音にあるわずかな香りで充分ということになる。クラシックの場合にはまずこの香りは要らない、むしろ弦にはとても有害な匂いとなってしまう。それに気づかなかった頃の私はその指揮者の信頼を失ってしまったのだ。

 

では砂はオーディオ装置にどのように使えばいいのか?

 

1)ジルコンサンドなど単一のものでは個性が強くなるのでブレンドする。他の産地の砂だけでなく、鉄粉や鉛粉、その他の材料とブレンドする。これは勘と粘りが勝負だ。

 

2)砂同士が擦れ合うキシミ音を軽減するために音質の良いオイル、例えばスクアランをごく少量使ってみる。

あるいは硬化しない樹脂成分を使うなどの手法がある。

 

3))砂の鳴きを封じ込める手法、フェルトでくるんだり、鉛シートで包んだりする。砂の防振効果とフェルトの音、鉛の音とのトレードオフが難しい。

 

4)磁石の反発や、音質の優れたインシュレーターで砂の鳴きを軽減する。

 

高いレベルの再生を目指すには以上のような難しさを伴う。

これが解ってくるとオーディオアクセサリーの多くがいかに思いつきだけで製品化されているか聴かなくても解るようになる。木の箱に針金を張ってチューニングすればちゃんと演奏可能な楽器となる。それをヴァイオリンの構造にすれば1万円で販売可能なmade in ○○のヴァイオリンとなる。このヴァイオリンと10億円のガルネリデルジェスを音楽にも、骨董品にも興味ない人に見せたらどう思うのだろうか?

 

皮肉っぽい表現になってしまったが、オーディオの最終目的は音の違いを楽しむことではない、偉大な演奏家の記録を聴いて感激することが目的なのである。もちろん音の違いを楽しむことも目的であるオーディオマニアもオーディオメーカーもあるがあくまでインフラノイズの目的は最高の演奏表現の再現なのだ。

 

 

 

 

 

 

2015.1.22


パワーリベラメンテ、電源ケーブルの開発がほぼ終了しました。

これまでの電源ケーブルでは考えられないくらいの音質向上をお約束します。

アンプその他の機器はもちろん、パソコン本体への使用でも大きな効果を認めました。電源ケーブルとなるとリベラメンテの総決算とも言える大切な部分ですので

思い切った求めやすい価格設定にする予定です。もうすぐ正式発表します。


取り合えず急いでのお知らせです。




2015.1.15

 


 

マスタークオリティーの第四弾ですが、オーケストラを検討中です。

詳細はまだ発表できる段階ではありませんが、少しだけ。

 

昨夜、自分をなんとか第三者的にして宇野功芳さん指揮の市販CDとこちらでマスターを仮マスタリングしたCDRを比較して聴いてみました。既に販売された一般売りCDもなかなか良く出来てはいますが今回仮でリマスターしたものと比較すると大きく違いました。

 

 

http://www.lummox.net/celestial/20030914.htm

 

 

いくつもの楽器が重なって演奏されているところを中心に比較してみて、下手な表現力ですがなんとか文章にしてみました。

 

景色を写真にすると空気感や立体感が無くなってしまいます。

どうも音楽も一緒みたいで空気感や立体感の喪失が生との違いのようです。

 

いくつもの楽器が重なって一つの音色、オーケストラ全体の音色となりますが一般CDの音はすでに重なった音がひとつの音色になって聴こえます。リマスターはいくつもの音が分かれて聴こえながら、同時に重なって聴こえる不思議さが有ります。生の演奏ではそれが当たり前なのですがいつも意識してそれを感じてはいません。ひとつひとつの分かれた音が互いに干渉してひとつひとつが出してはいないはずの新たな音が生まれて全体の音色となる。これが生の音楽演奏なのですが一般CDではこのように聴こえません。今流行のハイレゾですが今までオーディオで聴いた経験では今回の体験は有りません。市販CDではなくてDSDやハイレゾ再生ではひとつひとつの音がより細かく、しっかり形を持ってニュアンスを失わず一般CDより遥かに精緻な再生であるのは間違い有りません。しかしスピーカーから出た音のひとつひとつが空間で重なるあの生演奏の不思議は体験していません。

 

音のひとつひとつが干渉しながら新しい音が生まれて、もとの楽器の音と重なりながらも分かれて聴こえる。いわば虹が三原色の干渉で色が分かれるように音と音が干渉しながら重なって総合的な音色となる。市販CDの音はそのようにはならず、重なって一つの音色になってしまった後の状態で音が入っている。自然の景色でいろんな色の光が互いに波動として干渉しながら全体の色となった後でその映像を固定するのが写真であるように、全体の音を写真のように固定したのが一般CDの音であると思いました。

 

リマスターCDRには干渉する前の状態で個々の音として入っています、再生するとスピーカーから音になって出てから空間で干渉して全体の音になるという感じです。一方市販CDを再生すると最初からひとつの音としてスピーカーから音が出ています。

 

要するに記録されたひとつ、ひとつの音が空間で干渉して全体の音になるのと、初めから全体をひとつに固定記録した音の違いであると思います。

 

内容も発表していない第四弾ですが昨夜の印象があまりにも強烈で書かずにはおられませんでした。

 

 

 

2015.1.13

 

 

 

Prototerra CDRの表紙をデザインしてくださったデザイナー松石さんがCDRを聴いた第一印象をくださった。

演奏者がこのような録音を行ったという情報だけでよくもまあこれほどに曲想とマッチした絵を画かれたものだと驚いていたのだが以下の試聴感想を読んで納得できた。ダヴィンチがいろいろな分野で才を発揮したのと同じで天から二物を与えられた方はおられるものだ。2日かけて3回聴かれたとのことです。

 

 

 

 

一枚のCDから 沢山のイメージ 言葉が湧き どうメールを送ろうかととまどう。

 

 最初の音を聴きたくてエアコンOFF 耳をスピーカーに押し付けるように聞きました。

 

 うーん 一本の映画やね。海浜(ひん)もしくは水辺(ひん)の街に 二人の辻音楽師が

 現れるというのが ファースト シーン。

 

 いきなりパゾリーニですが 占者の託宣を受けたオディプスが荒野にさまよいでる・。

 風呂屋のペンキ絵そっくりの毒々しい青空のもと 青年が野外祝宴の超長テーブルの

 白いクロスをずるずると松並木の間を引きずっていくシーン以外は、雪もしくは曇天

 夜の室内しか映さなかっテオアンゲロプロス、地中海のギリシアなのに。

 

 電子音氾濫のなかで、奇を衒うわけではなく 原音の再生を目指す姿勢に

 好感を抱き、むしろ地味(姿勢として)である行為として 地道(地味)という言葉が出ました。

 

 ファイナル 4楽章 二人のVarious(多様性のある)な熱演で、4曲一隻の屏風もしくは

 映画はしずかに幕を降ろします。見事です。

 

 PS:良いCDができましたね!わたしの絵も表紙としての役割を果たせたようです。

 

・・・・2通目

 

今三度目 聞き終わりました。言い忘れたこと書きます。

 

 フィナーレは 風 やと思ったことです。木の葉が揺れている。

 

 そうやねー ぶらさがったものが 風にただ揺れている

 

 しずかにかすかに 揺れて震えて いる 田中さんの 乾ききった音

 

 がいい。大竹さんのフレーズもいい。映画のラストシーンです。

 

 水が出て欲しかった。一楽章 水 です。

 

 火は4楽章のはじまりの 雷鳴 で充分。土 打楽器が地響きです。

 

 音は祝祭的ですね。ビバルディを聞いて そう思った。

 

 アタリという仏の哲学者は 暴力だとも言う そのとおりです。

 

 表現が咀嚼されない間は 暴力ですね。でも 慣用句となった表現は

 

 

 時としてうんざりさせられます。






 

 


 

2015.1.6

 

 

予想外に出足好調なマスタークオリティーCDR3弾、Prototerraですが、演奏内容についての告知が無かったせいか、アヴァンギャルドという内容について驚かれた方もおられたようです。申し訳有りませんでした。

 

CDに付属のライナーノートは以下の内容となっています。

 

 

CDRの内容について

ロックバンド出身の田中康之とプロのクラシックオーケストラを経験してきた大竹徹とがなぜ今回の即興セッションをすることになったのか?それは大竹はすでに15年前からダンサーなどとの即興演奏にのめり込んでおり、田中は新しい演奏境地を打楽器に見いだそうとしていた2001年に遡る。デカルコマリィというユニークな男性ダンサーを中心にした大道芸で初めて顔を合わせたふたりは、その後も大道芸やライブハウスなどで色々な人たちと即興セッションをする日々が続いた。しかし、二人きりでお互いの世界をぶつけ合う機会はなく、今回大竹の学生時代の友人である秋葉良彦の勧めもあってそれが実現することとなったわけである。今回は、事前に何の打ち合わせも準備もしない本当の「即興演奏」がそのままのかたちで採録された。秋葉の録音手法は、後からエコーをかけたり、つぎはぎをしたりという処理を一切しないものであることはすでに知っていたが、不思議とふたりにはリラックスした気持ちで録音に望むことができた。それは、ふたりだけの空間でおもいきり自由に表現できるという悦びのほうが勝っていたからだと思う。演奏は一度限りのもので、その場に居合せたひとたちだけと共有すべきであると考える大竹は録音に対して否定的な姿勢であったが、試聴盤でその原音に忠実な世界が眼前に繰り広げられるのを聴いて、驚嘆し、そして第三者として楽しんでいる自分を発見したのである。

   

大竹徹

 

 

2001年大阪天満宮でイベントとの折、踊り家デカルコマリィ氏率いるアチャラカオールスターズへ参加する機会を頂き既にメンバーだった今回のDUOのお相手violist大竹と出会いました。以来不定期ながらも活動は続き彼とは5年ほど前からユニットを組み定期的に即興演奏を行っております。今回の企画、制作頂きました秋葉とは2005年の今は無きフェスティバルゲートにあったライブハウスでレコーディングの声をかけて頂き漸く実現の運びとなりました。予めの内容のリクエストがありませんでしたので倍音が特徴的な楽器と響きの少ないタイトな楽器を組み合わせ立体的な音色を意識しました。其々の曲を20~30分位との制約の中で大まかな流れの見当をつけて演り始めましたが敢えてお互いにイメージを持たないように事前の打ち合わせ無く本番に入りました。ザックリした言い方ですが音をフォワード、フォロー、ブレイクしながら構築して行くわけですがDUOでのプレイは特に集中しないと崩れてしまうので息が抜けませんでした。勿論即興演奏も音楽を奏でてゆく手法の一つに過ぎませんが予定調和を外しハプニングや発見があり意図していない自分の演奏が現れたりするところが即興演奏の醍醐味かもしれません。短時間でのレコーディングでしたが適度な緊張感が保たれて其々の音景色が展開出来たのではないかと思います。

                                田中康之     


 

 


ヴィオラとパーカッションのDUOというとても珍しい組み合わせです。クラシックの楽器とジャズで多用される打楽器の組み合わせというだけでも珍しいのに、どちらかというとクラシックの楽器の中でも特に地味な感じのするヴィオラの録音、なんと不思議な世界でしょうか?ヴィオラはオーディオ的には生音に近い音で再生するのが難しい楽器の一つと言えます。二つの楽器がアヴァンギャルド演奏の中で対話します、弱音と強音の差はとても大きいのでオーディオチェックソースとしては持ってこいの録音になりました。まるで男性の声のようにヴィオラが歌うか?シンバルが濁りなく虹のように空中に拡がるか?相反する性格の音、どちらもを問題なく再生出来るようになればオーディオ装置はあらゆるジャンルを万遍にこなす適応性に優れたものになることでしょう。オーディオソースとしてはお馴染みのないジャンル、アヴァンギャルドですが音楽への既成概念を捨て受身に徹することでお二人の意図されているものを楽しみながら理解していただけるかもしれません。

 

ご注意:

4楽章の冒頭部にはヴィオラのチューニング音が入っていますが、その後突然にシンバルが最大音量で演奏されます、通常の試聴音量より上げての再生を行うと聴覚への悪影響だけでなく、高音ユニットを破壊しないとも限りませんのでご注意ください。

                         

                             

 

 

 

以上のような内容ですが、もう少し付け加えてみます。

 

 

楽譜はありません。またどんなことをやろう、どんなテーマでやろうという前もっての打ち合わせも

全くありません。あえて言えばなんとなくどちらかとも無く、演奏が始まって一人が機織り機の縦糸をおれば、相手が横糸を織る。様子をみながら布を二人がかりで創り上げていくというようなものらしいです。世界の音楽シリーズCDでピグミーが音楽なんてだれにも習っていないのに森の中で合唱をしているのが有りますが、だれともなくテーマのリズム、旋律を歌うとそれを変奏曲のように合唱にしていく、これは今回の演奏者に言わせると全く同じことらしいです。アヴァンギャルド、前衛音楽は名前を聴いただけでこちらが難しい世界と思い込んでしまう。本当はピグミーのような単純な世界かもしれないと私は思っています。録音しただけの私は理解しているとは言えないでしょうが、彼らと付き合っているうちに違和感が無くなってきているのは確かです。でも全くアヴァンギャルドなんて聞かなかった以前からエリックドルフィーがやってたのを聴いて抵抗が全くなかったので下地はあるのかも知れません。

 

 

また一楽徒さんが2015.1.6にご自分のサイトにディスコグラフィー欄Prototerraを取り上げていただきました。内容について的確な感想となっていますのでここにご紹介させていただきます。

 

 

 

 

What's New

 

 

2024.11.5

 

KさんからCDアンチスタチックのCDプレーヤーでの試聴感想は頂いておりますのでblog15に掲載済です。

改めてリッピングでの試聴感想を頂きましたのでblog16にご紹介しました。

 

 

 

2024.10.3

 

Mさんからアンチスタティックの試聴感想その2を頂きましたので

blog15にご紹介します。

 

 

2024.7.20

 

昨日のフェライトブロックの記事への反応が予想外に大きいのでblog14に追記します。

 

 

2024.7.19

 

まだまだ暑くなるだろうとうんざりの皆様にプレゼント。

 

少し遊んでみたくなってジャンク箱の中から大きなフェライトのブロックを見つけた。ネットワークオーディオのハブの上下に重りにして挟んでみた。電気回路に不用意に入れると怖いフェライト固有音色は余り感じられずノイズが減り低音がしまる。ジャンク屋さん除けばフェライトのブロックが見つかると思う。

 

ハブは音質対策無しでノイズまき放題の一般用での話だが、上等オーディオ用のハブの場合でもケースの外側だから害は無いと思う。

 

 

2024.6.1

 

2024.4.28のSさんからのアースアキュライザー試聴感想の記事に後編を付け加えました。後編は二本目のEA-1を追加、二本を使った感想です。最後にドーナツが食べたいとの記入が有りました。景品のWTPドーナッツは予想以上の人気で困りました。追加製造は材料、企画数の関係で不可能です。変わる製品を考えましたがこの製品の存在価値は手ごろな価格で他に変えられる製品は無しということで悩みましたがまずは試作と考え、今朝試作材料を注文しました。上手く運べばWTPモノリスとか、WTPキューブとして世に出せそうですが?手ごろな価格でたくさん使ってもらえるかも?

 

 

2024.5.27

 

2024.5.14の記事、Tさんのアースアキュライザー試聴感想にTさんからの続編を追記しました。オマケのWTPドーナツの使用感想も有ります。WTPドーナツは思いの他ゲットなさった皆さんに喜んで頂いてるようで、面倒なWTP化も楽しくなりました。まだ少し在庫が有りますのでリクエストお待ちします。

 

 

2024.5.12

 

上新電機さんのサイトで担当厳選、オーディオアクセサリーにてアースアキュライザー EA-1を推薦して頂きました、有難うございます。

 

 

 

2024.5.12

 

試聴感想をくださった方に差し上げる非売品アクセサリーを追加しました。これも倉庫の隅で発見したものです。AVドーナツと言ってLANアキュライザーみたいな形状でデジタル、アナログケーブルに通して使います。古い製品をそのままお渡ししても面白くないので、木製品で個体差が有るのを生かして、一つ一つWTPしてお渡しします。お一人様一個ですのでステレオアナログケーブルの場合はケーブルを二本通して使う必要が有ります。穴の直径は15mmですのでプラグの直径はそれ以下で無いと使えません。無くなり次第終了です。WTPの結果は素晴らしく

LANアキュを製品化して無かったら幅広く使えるWTPシリーズとして販売したいくらいの出来になってしまいました。 

 

 

 

2024.5.1

 

アースアキュライザー EA-1

使用上のご注意

 

EA-1は使い方のヴァリエーションが

多く、方向性などの判断は全て使用者におまかせしています。特にアナログプレーヤーでのご使用で気を付けて頂きたいこと。元のアースケーブルと交換するのが好ましいのです。付属のアースケーブルに継ぎ足す場合はケーブル長の増加だけで無く、全体の長さが変わるため整音が狂います。もちろん効果は残りますが最高音質を得るためには面倒ですが交換しか有りません。同様の現象は仮想アース本体から出る付属ケーブルでも起こりますのでご注意ください。トーンアーム、仮想アース本体とEA-1が直接接続出来ない場合は継ぎ足しより、金属部にEA-1を接続して元のケーブルは無接続でぶら下げておく方が継ぎ足しよりは良いとお考えください。

 

 

 

2024.4.5

 

ファイルウエッブオーディオさんに

掲載頂きました。

 

アースアキュライザーの記事です。音元出版さんも時代の流れなのか若返ってます。

 

 

2024.3.13

 

ネットワークオーディオその後:

使用中のWTPモニターSPの能力が上がったので気づいた事を報告します。

 

接続されていないLAN端子は全て下の写真のようなフェルトダンプLAN端子で埋める必要有りと思います。ショートアイプや抵抗ショートタイプは効果は大きくとも音色があるのでオープン端子が無難と思います。付けて悪くなることはこちらでは無かったです。NASから再生中でも関係無いはずのルーターの空き端子でも効果が有ります。ネットワーク全体で相互作用があるもののようです。

安い部品ですのでぜひお試しください。(2023.8.3のWhats newをご覧ください)

 

 

 

2024.2.29

 

常用のスピーカーが満点になったので謎が解けそうな気配になってきた。GEのカートリッジについてである。GEのバリレラカートリッジの評価は揺るぎがたいものがある。しかしジャズを主に聴く方達に偏る感じは否定出来ない。GEがShureに代わったのはモノからステレオにマーケットが移り変わったこともあるがそれだけでは無いと思っていた。GEにステレオカートリッジがあるとは全く知らなかった。GEのステレオカートリッジ愛好者の声にはステレオが全く登場しなかったからだ。しかしステレオがあると知って入手してモノと比べて驚いた。同じ音がするのである。こんなに高いレベルの再生がどうしてシュアーに敗れたのか?常用のWTPスピーカーが満点になった今だからその謎が解けるのは間も無くだと思う。

 

 

2024.2.28

 

タンノイオートグラフ、シルバーユニット、オリジナルBOXの完成度の高さに刺激を受けて常用のモニターのネットワークをみなおしました。

結果気になっていた部分は一年ぶりに一挙に解決、自己採点は満点です。それでネットワークオーディオをさらに煮詰めたくスイッチの接続をやり直しました。結果今まで特に

必要無しとそのままにしていた接続も、LANアキュライザー無しでは駄目だと解りました。直接働いていない経路にも必要です。ネットワークオーディオの音質はアナログに比較するのが苦痛で無い、どちらもの残る差が入口の音源の差であると断言出来るレベルです。

 

決してLANアキュライザーの複数使いを勧める意図は有りません。あくまで我が家の改善の報告です、知らせずにはおけないレベルの改善なので書かずにはおられなかったのです。

 

 

2024.1.26

 

いずれ詳しく書くつもりだが去年から親しい友人の新しいリスニングルームでのタンノイオートグラフ、初期シルバーユニットの調整を繰り返してきたが、この名器の能力には驚かされ続けている。本日書いたブログのようなピアノの音色をなり分けるのは簡単である。それ以上なのは、日本盤と外盤を鳴らしわけるのはBBC LS3-5Aクラスのスピーカーならそう難しいことでは無いのだが、このオートグラフがそれどころか、米盤と蘭盤の差を楽々と出すのには昨日驚いた。悔しいことだが我が家で鳴らすよりその差が大きく聴こえる。それもクラシックの生に精通した人に限らず誰でも解かるくらいにその差を表現する。レコード会社のプレス専門家に聴いて頂きたいとその時思った。もしこのレベルのモニタースピーカーがあれば日本盤の歴史は変わっていたかも知れない。

 

 

2023.12.5

 

Mt.T2さんがLACU-1の試聴感想を書いておられる。リアルタイムからおよそ一カ月半の遅れらしいが、それでも普段と比べると超スピードアップらしい。有難うございます。

 

T2さんのシステムではLACU-1採用のAmazon musicのリッピング再生と高級CDプレーヤーでのオリジナルCD再生がほぼ同じレベルでの再生音とのこと。

 

有難い感想です。

 

 

2023.11.19

 

マユツバという極めて自虐的なキャッチでスタートした新製品、LANアキュライザー LACU-1であるがマユツバには非ずということになったみたいで一安心である。

 

全く商売熱心で無いのでオーディオに関する新しい情報にはうとい。Sさんが昨日、JJの掲示板に書かれて初めて知った。上新電機の通販サイトでLANアキュライザーを担当の方が自宅で試聴された結果、「自宅のネットワーク機器で試してみると驚くほど大きな改善が認められました」と書いておられる。オーディオ誌関係者、インフラノイズ製品愛好者では無く大手量販店の方が書いて下さったということで第三者的に見ればもはやマユツバでは無いということになる。有難うございました。

 

 

 

 

 

2023.9.2

 

 

半信半疑だったデジタルオーディオの謎?コピーを繰り返してもデーターさえ変わらなければ音質は維持されるという理屈。

 

100%肯定することになってしまった。これがアナログコピーより優れた点であったはずなのだが、今では話題にされることは無い。

 

しかし現実は全く違って、コピーを繰り返すほど音質が劣化するデジタルオーディオ!

 

理屈はあっているのだが、残念ながら現実のデジタルオーディオではデーターは同じでもデーターを扱う時点で音質に与える環境をコントロールする技術が全く欠けている。

 

データーの変化が無ければ音質の劣化は無いという盲信、本当は確信なのだが音楽を聴かない技術者には理解出来無い謎だ?

 

私にも盲信であって90%位はそうかも知れないかな位だった。しかし昨夜、盲信を前提に試みたデジタルレコーダーの改造で残りの疑心10%は崩れ去った。

 

データーが変化しなければ100%音質劣化は無い。ただしデーターを扱う環境により音質はいくらでも変化する。この表現が適切だと考え、インフラノイズとしてはデジタルオーディオの優秀さを認めざるを得ない。誤解なきように、現状のデジタルオーディオがこれ迄のアナログオーディオより優れた音質を約束するという意味では全く無い。残念ながら現実はその正反対なのだ。一部のオーディオ関係者でもデジタルが完全に優位と言う方もおられる、しかしその方と私が同じ装置で同じソースを聴いた場合には、その考えを改めないとは思えない。

 

一般オーディオ界より遥かに音楽のセンスに優れたレコード業界でもデジタルマスタリングされたレコードがある。残念ながら成功しているとは思えない。いつまでたっても素晴らしい演奏のオリジナル初期プレスを越えるリマスター盤は出て来ない。日本プレス盤がオリジナルプレスを越えることは無い。スタンパーのへたりやマスターテープの質だけが理由では無いのだ。殆どの場合はオリジナル盤の音質的メリットだけでは無くてマトリックス番号での判断とコレクタープライスが価値を決めているのだが。これはレコードの世界だけで無いから仕方が無い。

 

この事実にオーディオの秘密が潜んでいるのは間違い無い。

 

 

 

2023.8.11

 

下の写真であるが三種類を比較すると一番上のショートピンが一番となりそうだが、魔界LANワールドでは簡単に正解は無い。オーディオでは何をしても音が変わる。その中でも激しく何をしても変わるのがLANで一つの空き端子で結果が良いからと言って残りも良くならない、音は変わるのだが。

 

ノンショートの端子部品そのままだと機器空き端子のダンプ効果はあれども端子の樹脂材、形状の音が追加される。

 

どうしてもノンショートを使いたい時はフェルトか紙ダンプ無しでは採用しないほうが良い場合が多いと想像する。

 

空き端子全部やるならフェルトか

紙ダンプは必須で、ショートの場合はいくつも使うのは慎重に。

 

無駄な遊び方を書いてしまったが、

LANアキュライザーをお待ち頂くしか現状の大きな改善は無いと思う。

スイッチや他のLAN機器の交換や

ケーブル選択、電気をやめて一部光に変えて良くなることはある。

 

でも忘れないで欲しいのは、LANはオーディオ魔界である。何をしても大きく変わる、激しく変わる、交換して比べて良いと思う方を選択する、良い方を重ねていくと他の場所、例えばUSBなど、普通はそんなに悪くならないはずがLANワールドでは悪くなることは珍しく無い。

 

自信のある方はチャレンジするのも

ゲーム感覚で。苦手な方は手を出さないのが良いと思う。近づくなLANワールドが結論である。完成間近のLANアキュはコア材の焼きなまし温度が30度変わったり、線材の位置やテンションで極端に音質が変わる。

LANワールドでどんな装置でも同じ改善結果を得るには製造品質の管理という一番難しい製品になってしまったようだ。ターンテーブルアキュライザーは品質管理が不可能で結果製品のバラツキがある。これは楽器と同じで良いものほど同じものは無い。真空管やカートリッジも同じだ。

 

LANアキュも同じと言いたいが残念ながらバラツキのあるままに出荷すると効果のあるのと無いのとになってしまう。

 

こんな製品が出来るとは全く予想していなかった。オーディオに魔界が有るとは!恐ろしい場所、LANワールドだ。

 

 

 

 

2023.8.3

2023.8.3

 

LANアキュの開発が遅れているのに発売までは他の方法でLAN遊びしといてなんて、なんと!

 

まだしんどいのだけど、余りにも無責任と感じて少しやりました。

 

まだNASなんて無い頃にLANの空き端子に付けるアダプターを造ったのを思いだして、探しだしました。これはショートタイプですが、ネットでの情報では不要なLANケーブルを端子の根本で切断しただけの

オープンタイプも良いとのこと。8/1に書いた空き端子にボール紙を差し込むだけで良くなるとの件とつながってきました。電気的なノイズ云々はあるがLAN端子が振動して

音質を劣化させてることが大きいな!

 

早速実験、LANケーブル壊さずに端子だけ購入(とても安価に流通してます)してケーブル無しでもやはり効果有り、それならとボール紙からフェルトに変えてやればなお良い。

何個作っても懐は大丈夫。ただし端子を圧着する圧着工具無しでは造るのが大変ですので工具は買って下さい。これも驚くプライス、1000円位から有り。

 

2023.8.1

 

LANアキュライザーに関連するので

調べたことを書いておく。LANケーブルの種類、値段クラスについてはどれが良いのかは言えない。技術的にはおかしなシールド付の高いカテゴリーが音質に優れる?とも言えない。まあ比べて何種類もあるのを聞き比べてみたら採用、不採用はあるだろう。最初から言うようにLANは劣悪なノイズ環境だからスイッチの空き端子に紙を詰め込むだけで良くなる。無接続のLANフィルターを差し込んだり、無接続のケーブルを繋いでも音が変わる。音が変わるのと良くなる、悪くなるは別だからどうか深入りせずLANアキュを待って欲しい。ようするに音とが大きく変わる場所はオーディオにはたくさんあるのだがなにをしてもトンでも無く変わるのがLAN接続みたいだ。

 

初めからこの話を聞いて辞めておこうと思う方は100均の短いのがお勧めである。

 

どうしても何かやりたい方はLANのプラグだけ入手、ショートプラグを自作されたら良い。ネットで検索したら多分作成方法は出ると思う。

オーディオ用の他のか所のショートピンより遥かに効果有り。

 

 

2023.7.11

 

ネットワーク環境も把握しておかなければ、とLANケーブルをCAT7,8で硬いのから柔らかいのまで何種類か注文した。またLANからUSBに変換するアダプターもついでに。メリットのある使用方法があるかも知れない。LAN環境は物理的な優劣が正直に出るところには間違い無い。でも

音楽的な音質と物理的能力は別だから確認の結果はまた報告する。

 

 

2023.7.11

 

LANアキュは試作機直前です。LPからCDRレコーダーで作成したCDR,

同一音源の市販CD,LPと比較すれば

もちろんLP>CDR>CDだがこちらの環境でCDR,CDをNASに入れてNAS出力端子にLANアキュ設置して

それぞれ聴き比べるとLP>CDR>CDであるがNAS再生でLANアキュを使うとLPとCDRの音殆ど差が無い,もちろんイコールでは無いがこれ迄経験したハイレゾ、DSD、CDなどのデジタル再生とは違い,限りなくアナログに近い、装置の条件を整えてABブラインドテストで区別の出来ない方はたくさんおられるだろう。また有難いことにCDRとCDの差もかなり少なくなっている、期待を越える進展である。どうかお楽しみに!

 

 

 

023.6.24

 

よくよく考えてみたら、何とか生きてる間にやらなくてはならない妄想の実現と今開発中のLANアキュライザーはかなりクロスオーバーする。

妄想とはミュージックフェニクソロジー、すなわち音楽の錬金術という魔法である。

 

具体的に言うとデジタルファイルやその他のデジタル音源をマイクロフォン時点の音(アナログ波形)に修正する電子装置である。もちろんマイクでは無くてマイク時点の音に限りなく近いアナログマスターから復刻されたCDやハイレゾ音源をマスターの音に戻す魔法の電子機器である。

 

入力する電気信号、アナログ信号やデジタル信号をマイク時点のアナログ信号によみがえらす電子回路を内蔵したフェニクスライザーだ。

ちなみに勝手にいただいたネーミングは不死鳥のフェニックスからだ。焼かれて死んだのに生き返るあれだ。キリストの復活のような大変なものでは無い。

 

少しづつ実験しているのだが電子回路だけでなく、どうしてもメカニカルな部分、スピーカーやカートリッジのように音波と電気信号のやり取りを行う新しいデヴァイスが必要だ。超精密なもので本気で、開発費をかけないと実現しない。

 

もし完成したら業務用機器なのでかなりな高額になってしまう。だから既にインフラノイズを応援して頂いている皆さんにはどうするかは考えている。

 

例え何十万円の値段になろうと、これまでのお世話になった皆さんには

デモ機としてお渡しする、無償では無くて製造原価くらいでお譲りしたい。

 

妄想夢の実現を楽しみにどうかフォースを送って下さいね。

 

いつもの餅よりさらなるスーパー妄想餅です。超難題かつ制限された時間のダブルバインド、どうなることか?

 

 

 

 

 

 

このミュージックフェニクソロジーのわずかな部分を利用するのがLANアキュライザーです。餅の試食は済んでますのでこの秋くらいには登場させたいです。

 

 

 

2023.2.20

 

ステレオ誌2023.3月号に出した久しぶりの広告である。おかげ様でアキュライザーも今回発売のSPA-7を含め7種類にもなった。この先10種類越えるかも知れない、温めているテーマがまだ幾つかあるからだが、寿命がある内に何とか?最終はアコースティックアキュライザー、吸音材や木製反射材には非ず。ストラデヴァリウスやガルネリデルジェスなどクレモナの秘密に迫るので、オーディオ界から飛び出してまともに演奏の世界に入る。夢に終わるかどうか?若い皆様フォース送ってくださいね。

 

 

 

 

2023.2.19

 

製品の試聴感想を頂いた場合にお送りする非売品アクセサリーについてですが、非売品アクセサリーについての欄を作成しましたのでご覧ください。

 

 

2022.2.7

 

2022.2.7現在でインフラノイズ製品は直接販売は行っておりません。製品の購入はオーディオ販売店、ネット通販サイトでのご購入をお願いします。新製品スピーカーアキュライザー SPA-7のご購入については、部品材料の入手が不安定なため、販売ルートに対しても確実な納期を案内することが困難な状況です。極力最新の情報を販売ルートに知らせるように致しますが現在は確実な納期が決定されていません。供給が安定するまでは販売店での納期回答もはっきりしないもどかしさでご迷惑をおかけしておりますが、製造が安定するまでどうかお待ち頂くようお願いします。申し訳有りません。

 

 

 

2023.1.27

 

詳細の発表もまだで、物事の順序も支離滅裂で申し訳有りません。スピーカーアキュライザーはこれまでの製品以上に手作り要素が多く注文頂いて納品まで御迷惑をおかけするのは目に見えています。致し方無く本日から受注開始します。

 

スピーカーアキュライザー。SPA-7,

左右2セット。価格は¥108,000(税込み)です。また試聴感想頂けた方には非売品アクセサリーの中からご希望のものを一つお送りします。御迷惑の連続で申し訳有りません。よろしくお願いします。

 

 

2023.1.13

 

オーディオこれで辞めると言う人が出てきたらどうしよう、経済への逆風だ。心配になってきたが、自分を間違えてはいけない。超マイナーなのにアホな発想が出る。それだけ自信があるのに悔しい。

 

 

20223.1.13

 

やれやれの気持ちで報告です。大体新製品は音に良いソースでテストするのが人情。驚いたことに何でも鳴る?日頃ソースは鮮度が大事、マスターテープやプロモ盤、CDやハイレゾ、DSDなどのデジタルはあきらめて話題にしない私がこんなことを言うと人格が疑われる。どんなソースでも内容が音楽?なら何でも不満無しに鳴るでは無いか!

 

もちろん鮮度やその他は良質盤と❔盤とが同じになのでは無い、今まで以上に差が聞える。でも?盤は?なりに音楽が聞こえる、それが不満無しに。一流の演奏だからとは言わない、三流でもそこに音楽がある。ライブなら演奏が?でも音楽は楽しい。

 

こんなことになってしまった。スピアキュが起こした奇跡?

 

 

2023.1.13

 

ご心配おかけしていますスピアキュのパーツ未入荷分は発送されたそうで来週には入ります。

 

 

2023.1.7

 

いろいろのスピーカーでヒアリングテストはやったが、出荷前にしなければならないことが残っている。BBCモニターとか国産の定評あるモデル、海外の過去の名のあるモデル、これらはとんでも無い音の再生は無い。だからSPアキュでビックリするような素晴らしい再生音に変化する。しかし?マークの音のスピーカーに効果があると言えるのか?これは検証しておかないといけない。

 

まず著名なスピーカーユニットメーカーの小口径シングルコーン。何度もマイナーチェンジされているモデル。SPアキュ無しで鳴らして驚いた。耳をつんざく音とはこのことだ。ただし長い間鳴らしていないのでシングルコーンに有る現象、紙コーンの歪音が激しく出る、しばらく鳴らしたらある程度治ると思うが?

もう一台は国産SP大手のブックシェルフ多数の中で最も酷い音がした2WAYのモデルである。見かけはとても綺麗だが。わざとSPアキュのテストの為に処分せず残しておいた。

 

この2機種にSPアキュを繋ぐ。シングルコーンの音は耳をつんざく程では無い。しかし荒い音、歪んだ音色ではある。先ほどずっとそれが聞えたがSPアキュ付きではかなりコーンの歪みは聞こえるのだがやかましさが軽減されるので口径が増したような感じもする。まあ我慢できる音にはなるようだ。2wayはSPアキュ無しではシングルコーンほど歪まないが安物丸出し、ツイータは存在するなという音。BGM的な音で時々ヒステリックになる。さてSPアキュを繋ぐと、これは激しく変化した。ヒステリックまではいかないがやはり和音は破壊されるところがある。救済率としては80%くらいと思えるが素性までは治らないようだ。しかし不思議なことに時折美しい音も出だした。常にでは無く楽器や場所によるが美しいフレーズが時折聞こえる。

 

結論としては言える、どうにもならないスピーカーでも音楽的には救済能力はあるようで安心した。

 

そこそこのスピーカーなら確実に素晴らしい音を出すことを約束出来る、まだ発売して無いけど大丈夫です。ご安心ください。

 

 

 

 

2023.1.7

 

お待たせしているSPアキュライザーだが相変わらず部品の入荷待ちの状態である。だが今月中にはなんとかなりそう。手元にあるプロトタイプだがこれまでの製品の中では満足度100%,出てくる音に不満は全く無い。そして製品版でもバラツクこと無くこの音が出るお約束は出来る。

ターンアキュのような当たり外れは無い。

 

 

 

2022.12.14

 

SPアキュの販売開始は年内にと努力してきましたが悔しいことに部品の一部の入荷が遅れて無理になりました。申し訳有りません。詳細は近々発表でしたが少し遅らせます。

 

 

 

2022.11.24

 

発売は年内にと頑張ってはおりますが?電子パーツの仕入れ値は3-5割アップで信じられないものになりましたので、とても心配したのが価格設定でした。なんとか10万円以内にどうしてもと思い、かなり大変でしたが大丈夫です。詳細は近々発表できそうです。

 

 

2022.11.24

 

お待たせしておりますスピーカーアキュライザーですが、製品化の為のプロトタイプの出来上がりは、自分では満足過ぎる製品になりました。

BBCモニター、ロジャースLS3/5Aはどうしてもトップクラスのレーベルで使われるスタジオモニターの音楽再生能力には及びませんでした。BBCは放送局なのでレーベルのような要求が無いからか?と考えておりました。

 

しかしスピーカーアキュライザーにより、世界トップクラスのスタジオモニターに匹敵する再生音をLS3/5Aが出したのにはびっくりしました。

こうなると鳴らすのがとても難しいスピーカー、ローサーやAXIOM80はもちろん、ジミージャズさんのエベレストが楽々と鳴るのは間違い無いです。

 

 

2022.9.6

 

WTPspeakerはすっかり諦めて、WTPcartridgeの方が現実的だと勇気がわいている。実はWTPspeakerが無くても、その本質は他の方法で近づくことが出来るかな?と構想を練ってきた。スピーカーアキュライザーだ、スピーカーに一番近い部分でWTPをやればWTPspeakerの再生音になる?これは無理に決まってる、でも現実のスピーカーの音質が問題無いクラスなら、スピーカーアキュライザーでWTPspeakerの再生の9割近似の音が出るかも??ラッキーだ、昨夜出た。製品化のスタートを切った、今年中に製品化したいと考えている。

 

speakerの変更無しでWTPspeakerの音が出る?やっと責任感から解放されてあの世に行けるかな?

 

 

 

2022.9.6

 

カートリッジのWTP化を目指してここ半年手持ちから、新規購入までおよそ100種類の古今東西のMCからMM,IMその他を聴きまくり、分解、改造ざんまいでした。結果はWTPspeakerと同じくどうしても世の中に出したい思いになった。もちろん目標はノイマンやウエストレックスの音質、音楽再生能力以上のものを目指した。そして自信が出来た。どうするか?スピーカーと同じく今さら事業として展開など考えられない。現在のアナログオーディオマーケットで新発売されているもの、何十万円が普通だ。オルトフォンやEMTを愛してこられたアナログマニアの方がこれらを入手されて楽しまれてるとはどうしても思えない。

 

カートリッジの新製品を発売しなくても、WTPcartridgeを本当に音楽命の方に楽しんでもらえる可能性を見つけた。もちろんトンでも無い何十万円で無くアナログ全盛時代でのMCカートリッジくらいのプライスで!

ノイマンやウエストレックスの音も夢では無いようにする使命感がある。WTPspeaker販売はすっかりあきらめたが、WTPcartridgeは夢が続いている。

 

2022.8.10

 

非売品アクセサリープレゼントについてのお知らせをブログ8に掲載しました。新製品の試聴感想はこれまで通りブログ欄に掲載しますが、新製品以外の現行製品の試聴感想はUsers impression欄に掲載します。

 

 

 

2022.7.7

 

超弩級ヴィンテージのターンテーブル、しかもSPレコード再生でもお役にたっているみたいです。もうこれ以上は望めないオーディオの世界が有ります。TKさんのリスニングルーム専用の建物はもうすぐ完成、この3年は遠くに出かけないので旅行とかは完全に過去のことになってますが生きてる内にお尋ねしないといけない。

 

https://tkeuropa6.exblog.jp/30001440/

 

 

2022.5.12

 

いくら優秀なMMでもMCより優れたものは無いのか?Shure後期モデルも残念ながらMCの能力を超えることは無かった。音楽的にはMMの方が優れていいるところも有る。カートリッジで物理的に考えれば針、カンチレバーの重量は軽いほど良い、磁力は強いほど良いのは間違いないだろう。だからMC以外でも振動系の質量が少ないほど良い。スタックスのコンデンサー型、光電型などは物理的に軽く造れる。光電型も最近復活したらしい。メリットはあるのは間違いない。しかし肝心の音楽再生の完成度が低い。最新のは聴いて無いので知らない。

 

MM型でもADCのは振動系が凄く軽い。厳密にはIM型と言って磁石をもたずパイプ状の磁性体を外部磁石で磁化させる。磁石が無いのでMM型の中では振動系が最も軽かった。確かに他のMM型と違いニュアンスがあるが馬力が無い。替え針を4本くらい持っていたので聴いたがそれぞれ違う音だ。でも共通した特徴、振動系の軽い音がする。この時代にはまだ協力なネオジュウムとか無かったが今はある。それで手持ちの磁石を針の裏に付けてみた。やはり発電が上がるのか音圧はかなり上がる。馬力も出てくる、しかしネオジュウムの音、これはだめだ。思い付いて今回のプレゼント品、ダンパーフレークが丸磁石と同じ大きさ。貼り付けたら不満が消えた。これはシュアーより上だ、しばらく使ってみよう。アナログは反応が早くて楽しい。

 

 

 

 

2022.5.2

 

こうやってMMばかり、また国産のMMもいくつか聴くといろいろの音があるがTACU-1を使うと殆どが許せる音となる。安価な国産のMMと国産のベルトドライブ、プレーヤー付属のアームとTACU-1で充分な音が出る、いや充分というより出来るだけの対策をしたデジタルシステムよい遥かに上の音が出る。今頃、何を言い出すのか?GPSクロックやアキュライザー、ケーブルとデジタル製品ばかり開発したくせにと言われそうですが、アナログとデジタルとに2極化したオーディオの時代がきたのでしょうか?

 

アナログを辞めてしまった皆さん、

安価なプレーヤーとカートリッジで

また始められたらショックを受けられるのは間違い無いです。でもこれで音のツボが確認出来るので、腕が上がるからデジタルもアナログにさらに近づいてきますから問題有りません。

 

 

2022.5.2

 

ターンテーブルアキュライザーの

出荷が落ち着いたのでやっと自分の時間が出来ました。今まで使ってきたカートリッジは主に、SPU,EMTとMCタイプばかりでした。何が最高かと考えると所有してはいないで欲しいだけだが、もちろんノイマンです。

 

なぜMCばかりかの理由は主に、MMでは弦の音が鳴りきらないからのようにも思えます。MMに入るのか?解りませんがデッカは唯一許せますが。

 

手持ちのMMはたくさんあるので引っ張りだして何十年ぶりで聴いてみました。楽しいです、いろんな音がして。

 

エンパイヤ、グラド、ADC,シュアー、エラックその他聴くとシュアーがやはりクセの少ない普通の音に聞えます。ジャズ専門の方が好まれる

M-44は最も標準的ですが、私には少し荒い音でレガートしません。V-15になるとこの荒さが無くなりレガートしますが無難で魅力がなくなる、

くせの無い美人でしょうか?ところがシュアー初期のM-7は良いですね。音色もバランスも良く、ピアノも良い、だけど振動系が重いのか高域が無くなる、ツイーターの無いシングルコーンに似たバランスか?なので弦に問題が?という感じで楽しんでおります。

 

でも私がジャズだけ聴くならこのM-7だけ残して後は要らないかな?

素晴らしいカートリッジですね、MMもやはり最初期が一番良いのかな?

 

 

 

 

 

2022.5.1

 

EP盤を聴かれる時にターンテーブルアキュライザーを使うにはEPアダプターを外して使って欲しいと取説に書きました。手持ちの樹脂製やアルミのアダプターの音質的害が大きいからです。しかもTACU-1の直径はEP盤の穴よりわずか小さいのでEPアダプターの代用にはなりません。アダプター無しでEP盤をかける場合は

盤がセンターからズレてカートリッジを痛める可能性が有りますのでご注意下さい。ボール紙をカッターコンパスを使用して薄いEPアダプターを自作するのが音質を損なわない方法でしょう。

 

 

 

 

2022.4.14

 

ターンテーブルアキュライザーの受注は来週月曜からお願いしますとマーケットに連絡したのだが、昨夜第一ロット全数が最終ヒアリングで不合格、手作りなんで全て廃棄。5月早々には出荷しますというのが不安になってきた。原因は材料のわずかな純度不足。ワイン原料のブドウ栽培で農薬や肥料の味があるとなぜか解かる、その経験が重なると野菜や日本酒まで同じだなと解ってくる。それと同じだ。音も同じで問題のある音があるとそれは消すことは出来ない。

 

幸いなことにカートリッジなんかだったら、大変。第一ロットの廃棄で

これは廃業の運命だったかもしれない。

 

気を取り直して再スタートします。

 

 

2022.4.6

 

これまでのインフラノイズ製品の中でも最も小さなマーケット用と感じる新製品、ターンテーブルアキュライザーなのだが、娘からヤフーニュースに載ってるよと電話があった。

 

驚いたわけでは無いが、なにか資源の無駄使いをしたようで、かなり後ろめたいです。

 

https://www.phileweb.com/news/audio/202204/01/23228.html

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/df1c0e5d570d2f9951b4f6dc76cd0aed7bb16c81

 

https://www.excite.co.jp/news/article/phileweb_882597691599060992/

 

https://news.goo.ne.jp/article/phileweb/trend/phileweb-news__audio__23228.html

 

 

2022.4.1

 

とてもお待たせしてしまった、ターンテーブルアキュライザーですがいろいろの問題を解決!新発売が可能となりました。4月下旬予定です。

エイプリルフールでの発表になりましたが本当です。間も無く詳細は発表します。オマケのダンパーフレークも間に合いますのでお楽しみにどうぞ。先日ヤリスに標準装備のカーステレオでUSBメモリーに入れたパルティータが心地よく聴けたので?考えてみたらメモリーにダンパーフレーク貼ってたのを忘れてました。剥がしたら途端に安物カーオーディオに戻りました。我ながら凄い差にビックリ。不思議としか言いようないなー

 

 

2022.2.16

 

来月早々に私の友人のヴィオリストの大竹徹演奏のCDがコジマ録音から新発売されます。共演は世界的に有名な歌手奈良ゆみ、田中康之パーカッションです。入手方法、詳細はおって掲載します。お楽しみに!

 

2022.4.1 追記

エイプリルフールの追記ですが、本当に売れてるらしい?正規の販売ルートで売れてるとちょっとびっくり、奈良ゆみさんは有名なのですね、でもゆみさんがこんなアヤシイコラボを発売するとは!とアカデミッククラシック仲間から非難の声もあるらしい。私のピアノ先生もあまり関心無く、夜中に聴いたら恐山の

イタコが頭に浮かび、怖くなって一楽章でストップとのこと。ジャズを聴かれる方なら怖く無いのでは?

 

 

 

 

 

2022.2.3

 

新製品はもう少しお待ちください。

不要品お譲りします。VRA-7効果確認の為に入手したクラシックプロの小型ミクサー、MX-EZ6です。音質は業務用としては普通、可も無く不可でも無い?かな。でも一般オーディオ機としてならこれが基準で後はどう音質を上げるのが正解か?ということ?運賃着払い、代金後払い

\4,000-,新品同様です。ご自分の装置のレベル確認のために使えます、メールで連絡してください。不要な物が増えすぎたのでこれから少しづつ紹介しますのでよろしく。

 

2022.2.8 追記

今日の時点で欲しい方はおられませんので、希望者に無料で差し上げます。ただし今お使いのアンプとVRA-7を装着したこのミクサーと比較試聴されて試聴感想を頂けるという条件付きにします。サブシステムでお使いくださるならミキサーも無駄になりませんので。高額なアンプで無くても標準的な音質のアンプならVRA-7があれば充分だということになれば喜ばれる方はたくさんおられることでしょう。

 

2022.2.18

 

皆さんただでも要らんものか?それとも遠慮されているのか解りませんが希望者おられませんので終了します。いずれ暇な時にインフラノイズチューン版にしてみるかな?

 

 

 

 

 

 

2021.12.22

 

今年ももう少し、新製品の発売の告知は出来ませんでした。物事が反対ですが新製品の試聴感想のお礼の非売品アクセサリー、良いものが出来ました。前回のUSBダンパーは応用範囲は広いが固定するのに工夫が必要でした。今回は昔オ-ディオで大流行した○○チップのようにそこら中に貼りまくることが出来る楽しいグッズです。ダンパーフレークです。

 

USBダンパーと同じく使い過ぎは厳禁、ヒアリングのみで採用、不採用を判定と同じような感じですが、カートリッジシェルやパイプアームに貼る、CD盤、レコード盤に貼る、スピーカーユニットの止めネジの頭に貼る、ケーブルチューナーみたいに使う、RCAコネクターの金属部に貼るとか、もう応用は無限です。両面テープの粘着力はとても弱いので貼ったり、剥がしたりが簡単で思い切り遊べます。決まれば強い両面テープで貼りなおせば安心!

 

まだ新製品も決まらないのに情報先出でした。製品よりオマケを楽しみにしていただくグリコと同じです?

 

 

 

 

2021.11.30

 

ノードストCDのテストはまるでいろいろ真剣にテストされている方をばかにしたようないい加減な試聴で終わったので反省しています。ピンクノイズでの試聴は自分には無理とすねてしまったのかも知れません。お詫びとして、ピンクノイズは諦めてシャカシャカについてはもう一度追試してみました。やはり球形のスピーカーでは殆ど上方には行かないです。シングルコーンの小型では2wayモニターより上がりが少ないです、少しは上がります。それでちゃんと上がる2wayモニターを上下逆さに、ツイーターが下になるようにしたら上がり方が少なくなりました。でも音楽を聴くとホールでの聴こえ方がシャカシャカと同じように変化することは耳が悪いのか確認出来ません。結論としてこのテストでの左右スピーカー、リスニングルームのチューニングが実際どのような効果をもたらすのか私には想像するのは難しいです。多分シャカシャカにもピンクノイズにも耳の感度が悪すぎるのかも?聴力検査も高音はもはやどうしようも無く、おまけに左右感度差はかなりあります。モノ音源でヘッドフォン左右入替もこれは耳が悪いと自覚できる音質差が有ります。皆さんすみませんでした。

 

 

 

2021.11.27

 

以前から感じているがクレーター錯視というのは耳にもあるかも?JBLのウーハーの写真を何枚も見るとセンタードームが凹んでるのか凸なのかどちらもあるように見える。脳が戸惑うからだろう、音も騒音にはこれがあるのでは?AC電源の耳による判別に自信が持てない時はこれがあるのと違うかな?専門家のご意見ってあるのかな?

 

 

2021.11.27

 

音友達の間でノードストのTESTCDによるリスニングルームチェックが話題である。音源入手したがテストで自分の耳に自信が無いのでこれは難しい。ピンクノイズやホワイトノイズを聴いてスピーカーセッティングを見直すのだが、肝心の耳が左右で音が違う。ヘッドフォンやイヤフォンで左右の耳で片Ch聴くと情けないくらいに違う。耳あてを左右変えても余計に混乱する。スピーカーや暗騒音で首を動かすと大きく変わる。耳たぶに手を近づけて動かすところころ変わる。フォルマントが変化するからだ。測定なら使えるがノイズのスペクトラム分布を耳で判断するのは無理と結論した、で無いとオーディオの自信が崩れてしまうからがホントの理由!でもipadの音が出る穴に手を近づけて動かすとチェロの音なんてもう何が本当か解らないほど変化する。音のバランスなんてこんなものだ。

 

 

 

2021.11.19

 

2021.9.28の記事、Hさんの試聴感想に追記しました。

 

 

2021.11.5

 

次の新製品だが、いくつか温めている、一つはもちろんなかなか出てこなかった?スピーカーアキュライザーだ。でもこれより先に出したいものが出来てしまった。ターンテーブル用のアキュライザーだ。カートリッジはいろいろ各人の好みがある。スピーカーより音源に近いせいか、スピーカーはいろいろな音色や鳴り方があるのは困るのだが、カートリッジはマイクロフォンとよく似た感じで音楽のジャンルや演奏にあったものは必要かも知れない。

 

だからカートリッジアキュライザーやMCトランスアキュライザーは製作する気は無い。しかしターンテーブルは主役では無いように思えるので

ターンテープル専用のアキュライザーを作ってみた。

 

先ほど音が出た。モーツアルト第36番、クーベリック、バイエルンだけを鳴らしたが椅子から落ちかけた。

いろいろの音源を聴く必要無し。これまでのアキュライザーの効果を有る、無しで言うのとはまるで違う表現になってしまう。言わばオケが変わってしまう感じ、○響がバイエルンや(当然だが)ウイーンフィルに

変わる感じというのが適切では?

一緒に聴いた奥方も同感みたいだった。これを先に製品化する義務感が出来てしまった。どうしよう?

 

当たり前だけどアナログとデジタルを比べても仕方が無い、マイクロフォンから出る出力はアナログだから

増幅さえすればスピーカーが鳴る。

いくら情報量、帯域、低歪であろうとデジタル変化がある限りデジタルは音楽的劣化を起こす。それをデジタルと気が付かないレベルまでに持って行く希望があるだけでデジタルがアナログに優れることは永遠に無い。日頃の思いがターンテーブルアキュライザーの体験でさらに、さらに強くなった。ターンテーブルだけでLPがこんなに良くなるとは?引き出せていないだけで一般LPとラッカー盤、マスターテープの音質差は物理的にはそんなに差が無いのかも?と思ってしまった。だって鳴らしたLPは国内盤だったのです。

 

 

 

 

2021.9.30

 

2021.9.22のブログ記事に追記しました。ブルガリアンボイスの試聴です。ブルガリアンボイスは美しいです!

 

 

2021.9.27

 

驚きました。真っ黒なCDってあるのですね。記録面が銀色、金色は普通でCDRでは緑とか青色。しかし記録面は真っ黒で光沢有り。何かの間違いかなと思いトレーに入れたら普通に再生できる。ブザンソンのD.リパッティの録音、ピアノはベヒシュタインと思ってたのが間違いでガヴォーだとプログラムに書いてあるとレコ芸の記事に有り。あわててget!届いたCDがこれです。新たにマスターテープから起こしたとのこと、世の中進んでいるのですね。もう何年も前からまっ黒CDはあったらしい。音は素晴らしい、真っ黒CDファンになりました。オーディオ田舎者と自覚すべし。

 

 

 

2021.9.23

 

西野和馬さんがヘッドフォン環境でVRA-7の試聴を始められた。注目して欲しいのはこのヘッドフォンアンプ?のツマミである。間違い無くベークライトの削り出しのようだ。以前からメーカーとしては材質を特長として謳っていなかったが、興味深かった。ヴォリュームだけで無くツマミをわざわざベーク材から削りだしたのは音の本質を良くお解りだからだ。バクーンという九州にあるメーカーだが、以前オーディオのお友達と熊本に遊びに行って、オーディオ道場で開発者にお会いしたことがある。このような素晴らしい発想をお持ちなのだが私のように自慢たらしくベラベラやらない寡黙な上品な方だったと記憶している。

 

西野さんは確かゼンハイザーHD-800をお使いだと思うが、WTPヘッドフォンはほぼ完成しているから、スピーカーのようにかさばらないからお送りして聴いてもらうのも有りかな?アキュライザーお使いのヘッドフォン環境の方もけっこう増えて来られているのでWTPSP製品化発売への登竜門かな?後日VRA-7をヘッドフォンアンプに使用した結果を報告頂けるとは思うが、HD-800とVRA-7を組み合わせた再生音はWTPヘッドフォンだけの場合と比べ、VRA-7の効果でWTPヘッドフォンの3割くらいの再生音となると思う。WTPSPとWTPヘッドフォンを比べるとヘッドフォンはこれは良いと感じるが、

WTPSPではこれは生演奏だと感じる。生音では無い、生演奏である。生音に近い再生音は高級オーディオではほぼ可能となっている。生音再生を目指す方は投資が必要だが現代のオーディオ技術では簡単なことだ。生音再生と生演奏再生は全く異なると理解して欲しい。オーディオの黎明時代でも、またその後何度も生演奏とオーディオ装置のすり替え実験を成功している。大手メーカーではストラディヴァリウスの生演奏と再生音を比べてスピーカーを開発していた。これらが成功していても

オーディオ装置から生演奏が再生出来るということには成らない。

 

高いレベルの演奏者による生演奏とその録音が再生して同じように鳴るにはWTPSPあるいは同様レベルのスピーカー無しには不可能である。

 

 

 

2021.9.22

 

Jimmy Jazzさんがオーディオ機器のテストに使われたブルガリアンボイスですがAquiraxさんも試されたようです。音源をお持ちでない方はYoutubeで探せばあると思いますが?オーディオ機器が高性能であればあるほどよけいに不具合な再生音となる傾向が有ります。既にヴォリュームアキュライザーをお持ちの方は外してみてお試しになられたら面白いと思います。

 

 

 

2021.8.31

 

100円ショップで発掘。iPhoneからの接続に使います。プロ用のものより良いです。品切れにならない内何本か買いに行きます。布被覆がミソかな?

 

製造元:丸七株式会社

 

WTPSPになるとiPhoneとこれで充分?オーディオ装置が家の中から消えそうで寂しい感じも、反面まだ疑ってます、本人が。ホンマかいな?

 

(2021.9.8)

売り切れて有りませんでした。ここに書いたからとは思いませんが、そこまでビョーキは進行してません。

 

 

2021.8.26

 

VRA-7を既にお求め頂いた方でUSBダンパーは欲しいのだが試聴感想を書くのが嫌だ、また使用中の機器をあきらかにするのが嫌だと思われる方はおられるでしょう。

 

使用中の機器は真空管式、TR式、国産、外国製、自作などとぼんやりの記載でもかまいませんが、ご覧になられる皆さんのために詳しい方が良いのは確かです。でもぼんやりでかつとても短くも良いです。ブログに掲載出来ない場合でも送ります。もちろん効果が無かった、こんなもの販売するなとか、デザインが酷すぎてこれでも商品か!というのでも我慢して送ります。

 

どうぞコメントをお願いします。

 

 

2021.8.26

 

USBダンパーについては皆さんから

予想以上に良い結果を頂いております。有難うございます。たくさんある貼物、置き物、重りのアクセサリーなどとは違い音色を付け加える物では無いので使い過ぎに注意と警告を重ねてます。皆さん慎重で気を付けては頂いてますが判断に迷われることもあるようです。

 

まずはやってみて自分の理想の方向に向かうかどうか、ダメだったらここで撤退します。次に良くはなったが?の部分有りの場合。

 

この場合、良くても悪くても音色の変化が大きい時は要注意です。一日ほど様子みて変化なければ撤退。

 

自分の装置の良いところ、自由さ、

空間感、元気さ、野放図さ、グルービーなど日頃から認めていれば、それが整理されすぎておとなしくなるのはダメ。それらが損なわれず音楽的?に鳴れば合格。

 

自由さ、躍動感などのダイナミックな部分がスポイルされることなく、最終的に奏者の動き、表現力がアップすれば良しとしましょう。

 

同じ系列、LAN、USBなどで複数に重ねて使用する場合に有りがちです。USBダンパーには使わない勇気が必要です。複数同じ経路での使用は整理され過ぎたり、音色が付き過ぎて表現力がスポイルされる場合が有りがちです。

 

 

 

 

 

 

 

2021.8.17-20

 

プラシーボぎりぎりの音に関しては

あれこれ言う自信は全く無いのだが。今回は昨日書いたPA用スピーカーのホーンのドライバーの音、ホーン無しでITTのドームツイーター(これはスーパーツイーターとしてセレッションやBBCモニター、スペンダーなどに使われた優れたものだ、しかし本当にデリケートで5KHz以上で無いと壊れるから、2wayの高音では無理で3wayの高音として良く利用された)と比較のため右CHに使い、左はPA用のホーンドライバーのホーン無しとして切り替えた比較していたのだが24時間慣らしぱなしで置くと随分差が無くなってきた。PA用はエッジは触ったが振動板はノータッチ、エージングというのはやはり凄い改善効果がある。ただし自分の大切な音楽でやらないとダメ。考えて見れば簡単なことだ、楽器は全てエージングで入手してすぐは鳴らない。また下手な人に貸すととんでも無いことになる。これとスピーカーは同じ。振動部で必要なところが動きやすくなるからだと思う。

 

勘違いしてはいけないのはホワイトノイズとか、エージング用のオカルト的な触れ込みのエージング音源、変わるのだが自分の思う音にはならない、大事なのは自分が大切にする

音楽でエージングすること!これが一番大事だ。

 

良く似た話、ウエスタンのトランスがオルトフォンのカートリッジに良くあって気に入ってたのだが誘惑に負けて消磁した、オーディオ魔はウエスタンの音を国産高級トランスに変えてしまった。2度と元の音には戻らなかった。大切な機器は誘惑に負けてより改善しようと思うべからず。

 

エージングは自分の理想の音を手に入れる最良の方法なのかも知れない。

 

2021.8.18  P.S.

 

エージングしっぱなしのその後。

これ以上続けてもそう変わらないかな?という感じでエージングは終了。しかし荒いキャラはあれどもおかしな音では無くなっている。それではとホーン取り付け、音圧は上がるがホーンの固有帯域とクセが加わる。当然か?まてよとホーン部分だけを耳にあてて振動板の音を聴く。

なんや!同じ音や!

もしホーン部造るなら(面倒なのでこれはやらないと思うが)耳に当てながら音楽を聴いて細工するのが近道かな?ホーン部を曲がる材料、粘度やプラスティクパテで形を変えながらヒアリングする。まるで粘度でモデルを作品化するロダンみたいな気分になれるかも?コロナが治まったら日本平の美術館に行こう!

 

2021.8.20

 

思い出してみればTKさんところでオイロッパジュニアを聴くまでは一度もヴァイオリンの鳴る音をホーンから聴いたことが無い。ウエスタン16Aや15Aは聴いて良いとは思ったがやはりシアター用なので問題は多く満足は出来なかった。そして生まれて初めてヴァイオリンが鳴ったオイロッパジュニアはショッキングだった。だからホーンアレルギーなのだがホーンの良さは理解していた。

ホーンを分解して振動板だけの音を聴けたので一挙にこの謎が解けた。

ホーンは言わば、拡大鏡なので振動板が完全で無いと不具合は増幅される。ダイレクトラジエーターの何倍もやかましい。形状をいくら改良しよう、音響レンズでごまかしても拡大鏡だから扱いは難しい。

 

良さはあるのだから挑戦してみたいが目の前に置くシステムなら軽い振動板のドームで充分な気がする。

 

振動板の問題が出にくい、ソフトドームでホーンといえるか?浅いお皿みたいな形状のホーンの組み合わせが高域の主流なのはうなずける。でもホーンも捨て、ハードドームも捨てた理由は完成が無理だったからとも思える。

 

ハードドームの理想型は聴いてないが、多分シュルツTH-315アルミドームだと思える。見た目は凸凹で手作りのドーム?いくら分厚く、能率は低くともエックミラーの血筋だからマイナスファクターはかすむ。

 

シュルツとオイロッパジュニアを目標にして開発すれば世界最高が出来るが、これは夢の話、現実に戻り頑張りたい、WTPSPの販売だ!

 

 

 

2021.8.16

 

リボンツイーターのリボン改造はまだ手を付けていないが、2KHzくらいから上だけ鳴らしても音質が判断出来るようになってきた。こんなことはやはり、訓練と経験なのだと解った。オリジナルのリボンを少々改造して聴いているが手ごたえは100%有り。リボンツイーターの修理屋と改良屋兼初めても大丈夫だという位になってきた。いつもの過信だけど。

 

PA用の中級?ブランドの2WAYを入手した。高域はかなり大きな中高域兼用?ホーンなので大分荒い音質だ。早速ホーンを分解してホーン無しで鳴らした。振動板だけでも暴れまくってる。これをWTP化するつもりだ。振動板触る以前にエッジが固く鳴いている。ホーンドライバーでもこんなに硬いのはどうか?エッジだけ少し触ってみたら、かなり問題は片付いてきた。振動板を改造するのが楽しみになってきた。ホーンでもやはり一番大事なのは振動板に間違い無し。

 

以前TKさんに自慢のオイロッパジュニアを聞かせて頂いたのを思いだした。ヴィオリンの鳴るホーンを聴いたのがその時初めてだったので、驚いた。そしてそのことが頭から外れず、ドライバー振動板が長方形と極めて珍しく、この優れた音質はそれに有りと考えていた。今聴かして頂いたら、そう考えるのでなく長方形の方が思った音質にコントロールしやすかった?でもそれが出来る人なら円形でも楕円形でも同じ音が出せるだろうと想像する。フィールドタイプだが、磁気回路や振動板形状が音質を決めるので無く、このシステムの開発者のセンスが95%だったと今なら思う。

 

音を出すもの、楽器、スピーカーあるレベル以上は殆どセンスによるものだと思う。材料や方式では無かったのだ。

 

 

2021.8.12

 

パイオニアリボンツイーターのアルミ箔の厚さは9μとカタログに有る。

先日届いた中国製の箔は3μくらいかな。へにゃへにゃ崩れて全く無理。

もう一度ミクロン単位調べて11μの髪染め用?のアマゾン発注、すぐに品切れと言ってきた。さて困った、しかし家庭用アルミホイルは12μが標準らしい。少し厚いが使えるかな?拙宅の台所しらべたら2種類有り、片方は少し薄いみたいな感じ、コストコで買った?なるほど安物の方が薄くて丁度良い。コストコのアルミホイルで検索、やった、11μだ。もともと家にあったとは。

 

スピーカーはズブの素人とバレてしまった。ああこれでWTPSPとか言っても信用されないだろうな?

 

 

2021.8.12

 

VRA-7の試聴感想を頂いた方にUSBダンパー、非売品をお送りした。非売品だからこそ言える?のだが、オーディオ史上初めての出来るだけ使わない方が良いアクセサリーである。これまでオーディオ市場が元気な頃は貼る、置く、敷くアクセサリーが氾濫した。音楽再生として改悪な音色激変アクセサリー。オーディオは何をしても音が変わる。アンプのボンネットに金づちを置いたら良くなった。ケーブルをちり紙で浮かせたら良くなった。電源コンセントのカバーを変えたら良くなった。本当に何を変えても音が良くなる。

 

変化することを良くなると思い込むからだ。悲しいことに音色が大きく変わったら音が良くなったと思うオーディオマニアがおられるから、音色激変アクセサリーが溢れたのである。

 

昔インシュレーターをかなり販売した。その効果について競合メーカーや販売店からクレームの電話が何度もあった。ぜんぜん効果が無い!音が何も変わらん!もっと使ったととたんに音が変わる製品を造れ!情けなかったが今になって音が変わらんから値打ち有りと理解頂けるお客様が増えた。有難う御座います、長くかかりましたが、ついに。

 

USBダンパーは市場初めての使ってはいけないアクセサリーです。音色を変えるためのアクセサリーで無く、有害な揺れを軽減して再生音楽の濁りを押さえるためのダンパーです。

 

音が変わるだけの接点には使わないようにしましょう!

 

では何が売り物のアクセサリーなのか?そんなもの送っていらんわ。そうです、似たような紙でもダンプの効果は有ります、ただし、ただの紙ではクルトミューラー製のコーン紙みたいな良い音?には絶対ならないです。でもUSBダンパーもどきの

ただの紙ダンパーが流行するかも?

 

 

 

 

 

 

 

2021.8.10

 

大失敗、ネットでリボンツイーターのリボンを作るアルミ箔を探して

アマゾンで注文、やっと着いた。さあ作るぞと開封したら、薄すぎる、指で持っただけでバラバラになるくらい薄い。正月の黒豆にかける金箔と同じ。

 

どうも十倍位単位を間違えたみたい。ミクロンは難しいな、アーチェリーも難しい単位、グレインで慣れていたのに。また探してやりなおし。初めからたばこのピースの銀紙を使うべきだったかな?

 

ヴォリュアキュがとんとん拍子で発売出来たことのしっぺ返しかな?

 

 

 

 

2021.8.9

 

以前はシングルコーンスピーカーが一般的な2way,3wayスピーカーに比べ音楽的?素直な良い音が多い理由はネットワーク素子が無いことだと思っていた。今はそれもある程度あるがもっと大きな原因が高音ユニットと低音、中音ユニットの倍音構成の違いだと解ってきた。音質に優れた伝統あるヨーロッパのシングルコーン、ダブルコーンの音質と並ぶ

マルチウエイスピーカーを創ろうとすると個々のユニット単体の音、ネットワーク設定、レベルととても複雑で難しいことだ。逆にコーン紙だけ?まあ磁気回路やエッジ、ボディも多少は関係するが、大変なのはコーン紙の音造りなのだ。なにしろピアノから管楽器、擦弦楽器まで発声するのだからシングルコーンは楽器以上に難しいものだったのかも知れない。今やあらゆるジャンルを再生するオーディオマーケットだから有利なマルチウェイが主流なのは当然。限られたジャンルを聴く方はスピーカーをシングルコーンに戻すことで幸せがまた訪れると思う。

 

 

2021.8.7

 

WTPSPが世に出せないとなると、何とかこの再生音の持つ正しさを生きている内に皆さん共有して頂く方法は無いのか?が一番の動機で販売までこぎつけたヴォリュアキュだった。販売開始してまだ一月足らず?試聴感想を頂いて、参考にする限り目的は達成出来ているようだ。

 

アンプでアナログ回路の音量調整用可変抵抗器に取り付けることで音楽再生をレベルアップ出来るのは確実になった。今のところ効果無いという例外は無い。

 

音の出口のスピーカーが理想的なもので無い限りだめだと最近は言っているのだがヴォリュアキュで理想の再生音に皆さんが近づけたことも確かだ。

 

日本のオーディオ全盛時代にヒットした大手メーカーの有名中型スピーカー、外国製に負けないとコーン紙を著名なメーカーに特注?前向きな姿勢だった。その努力の結果を検証しておきたかったので入手した。やっぱりこんな音だったのか?ピアノでパルティータを聴いた。日本製のピアノの音になってしまう。日本では楽器もスピーカーも同じなのか?、技術者が優れた楽器の音質というものが理解出来ていない。2-3分だが弦も鳴らした、同じことだった、上質の楽器の音が全く出ない。

前面にアッテネーターのツマミがあった。待てよとヴォリュアキュを貼り付けた。とたんに上質の楽器の音が出だした。

 

アッテネーターに取り付けることで効果があることを確かめた。発売した後で、今頃こんなことを言って申し訳無い。外部アッテネーター付きのスピーカーシステムをお使いの方には幸運な結果だった。

 

 

 

P.S.21:15

 

 夕食済ませて鳴らしておいた、ヴォリュアキュ付き国産有名スピーカーだが素晴らしいじゃないの?せっかくのコーン紙が生き返ってきたのか?最近のコーンの材質、ケブラーやポリプロピレン、カーボンそんなもの寄せ付け無い美しさで鳴っている、これは驚いた。まあ当然と言えばそうなのだが情けないなー。さすがのOOOコーン紙、さすがだった。和紙、天然つき板、柿渋含侵ではとてもこんな音で無い、着眼は正解だが使いこなせない時代だったのか、残念だ。

 

東独が貧乏で無かったら金に糸目付けずこの紙を使ってたらどうだったか?今回はちょっとビビリました。ボール紙製のトーレスより木目の通ったスプルースが良い結果を出すのと同じ、このレベルになるとポリプロピレンが○○○コーン材料より良い結果を出すのは腕があれば仕方無いのかな?悔しい感じがする。カーボンのヴァイオリンがクレモナ以上になるわけ無い。でもこの美音は○○○コーン紙の音なのだろう。悔しいとしか言いようなし。RCAの硫酸で表面を溶かしたコーン紙も逃げ出すだろう。その意味では○○rの技術者も音楽解からず音色だけは解っていたのだな?生きておられたら会いたいものだ。

 

P.S. 2021.8.8

 

アッテネーターのツマミにもVRA-7の効果が有ると言っても、システムの振動板やその他を触る訳では無いからスピーカーがWTPSPに成長するのでは無い。またアッテネーターは高域の回路だからプリアンプやパワーアンプの使用のように全域対応では無いので効果は充分とは言えない。しかし高域のアッテネーターでの使用だけで国産の特徴、西洋音楽の鳴らない不思議な日本製スピーカーが学んだことは確かだ。

 

賛否はあるだろうがスピーカー入力にわざとわずかな減衰のアッテネーター(固定値)を設けてRA-7を使用する手はあるかも?しかしこの方法がアンプへの使用より効果が高まるかどうかは?やってみる価値はあるかも?

 

2021.8.8

 

OOOコーンだが、何となくそのままにしておくのが?という感じで検索してみた。考えて見ると批判してるので無く良いものと認めたのだからこれを売り物にしている方に害は無いので伏字にする必要は無い。検索したらたくさん出てきた。クルトミューラー社製造のコーン紙だ。ドイツの自社で加工、それもスプルースらしい。良い音するのは当然だ、びっくりした。ヴァイオリンやギターは多用している。歴史が認めた基本の音なのだ。だから紙にしてもその特徴はちゃんと残る。

 

でも勘違いしている。材料の音が鳴り方を決めるわけではない。アンプでコンデンサーの音質は重要なのだが、それがアンプの音を決める訳ではないのと同じ。コーン紙がスプルース紙になったからスピーカーの出音が決まる訳ではない。安物アンプでコンデンサーを最高にしたも最高のアンプにはならない。

 

 

 

 

2021.7.31

 

パイオニアの

リボンツイーターを低域カットだけでツイーターのみ鳴らして聴いているが高域だけで特長が掴めてきた。元のリボンで無改造だがホーン部分が簡単に外したり、付けたり出来るのでホーン無しのダイレクトラジエーターとしてしばらく聴いていたが芯の無い?ペラペラした音でしかも倍音がとても不協和だ。まあオリジナルでホーンを付けて聴いてみようとオリジナルにしたら、なるほど音圧は上がるが欠点がよけいに聴こえた。どうしようもない音だ。

 

さあアルミ箔が入手出来たらこれがどうなるのか?しかしデッカリボンではこんな音はしていない。見た限りでは振動板=アルミ箔の強度を上げて分割振動を減らそうとした努力、複雑なエンボスで箔の強度を上げようとした浅はかな発想が全てをダメにしたのだろうな?よく似た発想のコーン紙は今も良く見る。どうしてこんな発想になるのか?スチールドラムでオケと合わせるなんて無理だと気付かないの?

 

 

2021.7.29

 

今週からVRA-7 ヴォリュームアキュライザーの出荷が始まっています。ぜひ試聴感想をメールでお送りください。試聴結果が良くなくても大丈夫です、こんなもの効かない、無駄な出費だったとの感想でもプレゼントはお送りします。

 

今回の非売品アクセサリーはUSBダンパーです。USBと名付けていますが応用は無限?電気接点のある部分には全て応用出来ますが効くか効かないかは無責任ですが解かりません。

 

例えばブレーカースイッチに応用したら音が悪くなってしまったとか?

冷蔵庫の電源プラグに使用したら

真空管の音で無くなってただのTRアンプの音になったとかでも責任は持てません。こちらで結果良かったのはUSB端子、LAN端子でした。考えてみればこんなペコペコの透明樹脂のソケットのケーブルで接続したら

自慢のDACが泣くと思われていたのでは?

 

いま一生懸命に説明書を準備しています。また遅くなって嫌がられないようにしないと!

 

 

 

2021.7.25

 

久しぶりでヘッドフォンを聴いた。

なんと寂しい音なのか、ハーモニーを忘れ去ったと言うか?音の形だけが聞えるというのか?こんな印象を持ったのは初めての経験だ。あわててWTP化改造を含め最高クラスを聴いてみたが印象は変わらず。ショックだったが逆に喜ぶべきことだ。なにしろBBC,DECCAモニターがはみ出してしまっている現在の再生環境。落ち着いたらヘッドフォンも頑張って世界一クラスに引き上げないとヘッドフォンオンリーの皆様に申し訳ないことだ。今のところ大きな差は現実だ。しかしこの現実感も慣れてしまえば、ヘッドフォンを聴き続ければひとつの現実とまた認識するだろう。これと同じで自分のスピーカーの音に慣れているから、いつも生音を思い出して聴いてはいないのが普通。日常が現実となる。

 

しかし気が付いた時はとてもショックだろう。

 

 

 

2021.7.19

 

優れた演奏に順位は無いけれど、最初DECCAでティボーを聴いた時その美しさに驚いた。そしてその直後、WTPSP、東独とは表現力で差が付いた。具体的には重音でのハーモニーの再現性で劣った。今ヌヴーを聴いた、ヌヴーのメッセージと表現力ではDECCAはWTPSP、東独に引き離された。

 

ティボーとヌヴーでは順位は無いが

ひょっとして格が違うのだろうか?

まあ品行と芸術が一致しないのは現実としても若くして亡くなった天才と女たらしのダンディでは格が違うと思うのはこちらの色眼鏡なのだろうか?

 

一年前のオーディオ環境ならこんなことは全く感じなかっただろう。

 

 

2021.7.18

 

DECCA モニターはWTPSP,東独スタジオモニターに並んだと言ったばかりですが、確かに一般スピーカーでは鳴らないレベルにはきていますが、WTPSP,東独スタジオモニターとは決定的に違う部分が有ります。BBCモニターも同じくそうですが

アンサンブルの能力に大きな差が有ります。カルテットの重奏で特にフォルテになると楽器が分離してハーモニーとなって鳴るはずがBBCもDECCAも分離しない、分離しないので場合によってはキーキー音になります。生では起こらない現象です。

また多くの敵を作るのを覚悟でいうと今のところWTPSPと東独スタジオモニター以外の聴いたことがある、あらゆるスピーカー、もちろん蓄音機は含まないはこれが分離しないのです。

 

これからもDECCAでこの部分がエージングにより改善されるかは楽しみでもあるのですが、多分無理だと思います。

 

ちなみにヴォリュアキュはこの部分を、殆どのスピーカーが抱える問題!をかなり強力に助っ人します。

名前はVRアキュライザーですが、

別な機能ではスピーカーヘルパーとしても良いと思います。

 

 

 

2021.7.17

 

今晩はとてつも無く嬉しい報告。

あまりにも嬉しくて夕食での一杯、いや数杯?が効いてソファーで寝てしまった。寝る前に一言どうしても書かなければ!日本が音楽で大英帝国に勝ったのだ、まさか?

 

WTPSPが世界一だとか?戯言は書きなれてはいるのだが。月曜からヴォリュアキュの受注開始のつもり。前から気になっていたスピーカーシステム。デッカのケリーというリボンツイーターがあるが最高を狙うトンでもホーンマニアが好む味付け用のあれだ。それの倍くらいの大きさのリボンホーンが本家のDECCAにある。それを使ったデッカのスタジオモニターを入手していたのだが直ぐには鳴らせない、重いから。デコラの実力から想像はしていたが、確かに凄い。ティボーを聴いただけだがでもう美しさは!スピーカーで無くて演奏家なのだが?しかしWTPSPと比べたらだれでも解るだろうな、ティボーの本当の音がどちらなのかが!

 

やっとこさ音楽でも日本が大英帝国に劣等感を持つ必要は無くなった、

 

今からですよ、若い音楽家達!!!

 

 

 

 追記:21/7/18 AM10:05

 

DECCAの名誉のためにすぐ書かないといけない。

 

夜中にDECCA monitor を鳴らして、慣らして?おいたら、完全に変身していた。昨夜感じた不満は消えてリボンの良さはそのままで不思議なことに音圧が上がり力が出た。こんなに変わるスピーカーは初めてだ。まるで高価なヴィンテージワインを開栓した時のような?

 

WTPSP,東独モニター、DECCAモニターは同クラスにならんだ、個性?

が違うだけ。やはり優れた音楽には

優劣は無かった、勝ち負けを口にした浅はかさが残ったが、それは今から忘れることにする。

 

リボンツイーターは山ほどあるがどれも力感に欠ける、マイクも同じだ。優れたところはあれど欠点もある。リボンツイーターも同じ、ところがこのリボンツイーター?はホーンが馬鹿でかい。リボンの弱点をホーンでカバーした素晴らしい作品だった。さすがDECCAだ。勝ち負け言った人は馬鹿だ。

 

 

 

 

 

2021.7.15

 

WTPSPのおかげでオーディオの可能性の上限?を学んだ、そのまたおかげでVRアキュが生まれたのだが。

まだWTPSPの販売を諦めたわけでは

無い。

 

ここ2年でヘッドフォンは100セット以上?スピーカーの方はリボンから平面まで見直しとなったので、とうとう200セットは越えるほどに溢れかえった。終活もあるが、出来るものはWTPSP化してご希望の方に適価でお譲りするのも方法の一つかな?小型のパソコン用からスタジオクラスまであるので梱包が一番大変。まあ、ボランティアと考えると嫌では無いし。評判になればビジネスの道も?  開けないだろうな、パワーが無くなってるだろうし。後継者探して置かなかったことが悔やまれるなー。

 

 

 

 

2021.7.14

 

7月末くらいからVRアキュライザーの出荷が出来そうな感じである。

出来るだけ早くご希望の方にお届けしたい。オーディオ界から外れた、はみ出し者?なので皆さんの試聴感想だけが頼りである。いつも通り、VRアキュを聴かれた方に試聴感想をお願いをしたいのだが、お礼に差し上げる非売品、今回はUSBダンパーである。USBと名前は付けているが

オーディオ機器のあらゆる接点、SW,コネクターに効果が有る、使い方は皆さんにお考え頂きたい。例えばアンプのプッシュ電源SWの隙間、電源コネクターの隙間、LAN端子の隙間、とにかく電気接点のある部品のグラグラに効くから使い方を考えて頂きたい。

 

試聴感想頂くと同時に試されたアンプのメーカー名、型番をお願いしたい、これを公表されるのを事情が有り好まれない方はアンプの種類、管球式か半導体式、ワット数とかある程度のアンプ情報を試聴感想に記載して頂くことをプレゼント発送の条件にお願いします。

 

 

 

 

2021.7.14

 

使用中のアンプにVRアキュが使えるかどうかの問い合わせが有ります。

ここ10年くらい前?から製造のアンプでリモコンを使えるものでは回路がどのようになっているかで変わります。今日問い合わせのあったアンプですがリモコンで音量調整が可能な機器、マランツ PM-5005プリメインアンプはフロントパネルのVRツマミは可変抵抗器でモーターが付属されていて?リモコンでモーターを回転させて音量調整が可能になっているらしいです。このようなタイプのリモコン音量調整が可能なアンプではVRアキュは使用可能ということです。リモコン付きでフロントパネルの音量調整ツマミは可変抵抗器でゲインを調整するのでなく回路に指令を与えるだけのものはリモコンもツマミも同じなのでVRアキュは使えないことになります。

 

 

 

2021.7.6

 

今日やっと雑誌社への広告原稿とか

新製品ニュースが出来た。こうゆうのは本当に苦手。なのに販売店には予約が何件も入っているという。順序間違えて、あまりにマユツバなもの造って、売れるかどうか心配になって、準備も出来てないのに情報を小出しするからこんなことになった。どのように使うどんな形のものか解らない段階で注文もらえることに感謝しないといけない。本当に、すみません、すみません。

 

 

2021.7.3

 

まだ正式に発表してないVRアキュライザーですが、試聴リポート下さった方へのプレゼントが決まりました。USBダンパーです。USB接続の音質アップアクセサリーですが、あらゆる接点への応用が可能です。LAN端子、電源ソケット、電源SW,ヘッドフォン端子、オーディオでのあらゆる接点への応用が可能!

もちろん非売品です。

 

どうしてこんなに順序逆で発表するのか?コロナの罹患が心配でオーディオ活動が止まるのも無いことは無いですが、今回の新製品はトンでも

無く怪しい、ヴォリュームノブに取り付けるだけでハイエンドアンプが逃げ出すという超マユツバ!オーディオ誌では無視のレベルの製品です。皆さんの試聴感想無しには世に出られないのは間違い無し。ならば

いち早く餌を公表すべきでは無いか?失礼お許しください。老人の浅知恵が!焦りました。すみません。

 

 

021.7.02

 

結果として皆さんをじらしたことになってしまった新製品だが発売可能となりました。7月下旬位に出荷出来そう。ヴォリュームアキュライザーVRA-7,価格は\20,000以下。もちろん改造無しで簡単に設置出来ます。只今資料作成中なので7月半ばまでに詳細は発表出来そうです。

 

廉価版プリメインアンプでもこれだけでFMアコースティックやマランツ7と比較しようかな?と思って頂けるくらいの効果が有ります。これまで

のアキュライザーの効果とはダブリませんのでご期待ください。アナログオンリーの方も喜んで頂けます。

ノイマン、シーメンス、エックミラーのプロ用フェーダーとの比較はすませました!

 

 

  

2021.6.3

 

本日書いたブログであるが納得いかない方はおられると思う。スピーカーで装置の音質が決まってると私は言った。それならスピーカーを同じものにしない限りスピーカーに接続されるソース側ではスピーカーの音質を左右出来ないと思うと言われるだろう。私もかなりそのように感じながらWTPSPを開発してきた。しかし開発中の新製品がまさかWTPSP無しでWTPSPが無いと出ない音を出せるとは気づかなかったのだ。今は有るレベル以上のスピーカーならWTPSPでの再生音にかなり近づくことは確認しているから安心して欲しい。WTPSPが無いと出せない音の要素とは1)生音にあるのだが録音、再生でどこかへ消えてしまうもの。2)レベルの低い演奏では最初からあまり存在しないなにか。3)殆どのレベルの高い演奏家だけがなぜか共通に持つもの。4)上質な蓄音機が持つ、電気再生では失われてしまうもの。5)ごく一部のコンシューマー用では無いスタジオモニタースピーカーが持つもの。6)もちろんWTPSP開発でスピーカーに求めた能力がこなせるもの。

 

とてつも無く抽象的表現になったが

読んだだけですぐ理解くださる方が

たくさんおられるのは知っているから怖くない。

 

 

 

実はスピーカーの販売には絶望的な私がこのおかげでとても心が落ち着いた。何とか早く発売したい。

 

 

2021.5.31

 

こちらに少しづつ書いている新製品について問い合わせが大変多い。情報をじらせてるとかは全く無く、製品化の為の材料入手がコロナのせいか?大変な時代になってしまった。もし製品化出来ないで終わったらそれこそ本物の〇〇になってしまう。それでなくても、これまで他社の使わないテクで成果を出しているから、一部ではオカルトやプラシーボ製品のカテゴリーに分類されているようだ。時々ネット検索で目に留まることがある。文句は言わない!行っていることからしてそう判断する人もあるだろう。とても傷ついた、だから今回はよけいに慎重になってしまった。

 

スピーカーアキュライザー製品化と間違えておられる方が殆どなので仕方なく少しだけの情報で許していただきたい。アナログラインには音量を調節する機能が必ず必要だ。わざと信号のエネルギーをロスさせて音量をさげるあの機能だ。そのために必要なパーツや回路で電気オーディオは悩んできた、もちろん現状では技術者でもいまだに頭痛のタネ!で回路でカバーしようとするが?ヴォリュームを交換無しに最高の状態に出来ないか?プロ用のフェーダーがあるよとか、オリジナルマランツ7を入手したらなんて回答は出来ないので長い間悩んできたのが今回の開発のきっかけだった。

 

 

 

2021.5.28

 

新製品の情報が遅れて申し訳有りませんが、材料入手が何とかなりそうです。皆様の装置でほんのわずかな

アクセサリー追加で10クラス以上にランクアップお約束します。効果はアキュライザーやリベラメンテでは

手の届かなかった部分、スピーカーの変更以外に無理だった改善がスピーカー以外の部分で可能になります。

 

作曲家による調の選び方がどう違うのなんて?大変な世界だなと思っていたのが極めて当然に曲による調性の差が手に取るように聞こえます。ウエスタンシステム、ドイツモニターシステム、オールドマランツ等の超弩級でも調性感を正直に表現するなんてことは普通は有りません。お楽しみに!

 

 

2021.3.30

 

コロナに負けず新製品を発表しようと思っている。WTPSPのおかげで常用システムの音楽再現力?が桁違いになってしまった。なんとかこの状態を皆さんにも共有して欲しい気持ちしか無い。スピーカーまで行かなくても少しでも、いやかなりなんとかしたい。それで世界で初めての〇〇アキュライザーを創るぞ。ヒントはアンプの最重要部をアキュライズすること。目処が立った時点で発表しようと思う。しばらくお待ちください。

 

 

2021.3.12

 

WTPSPですっかり変わった日常システム。どうか自慢話と取らないで欲しい。現象の正直な報告と思って欲しい。驚きを早く報告したかっただけと思って。

 

オーディオ誌の付録の高音質録音とのCD,以前と殆ど変わらない、少し演奏の程度が解りやすいかも?

モノーラルからステレオ録音時代の

神様レベル演奏、録音の良し、悪しなんてまあ大した問題では無いのか?CDの録音やって思い上がった私が今頃こんなこと言うのは許されないだろうな?もう強烈に再生音が変わってしまった。ホロヴィッツのタッチが目の前で!名人は神様になって再登場だ。凡庸な演奏家は何も変わらないが誠実さはかなりアップ。

聴かれる音楽によってはWTPSPは全く必要では無いなんてことにはなって欲しくは無い。歴史に残ったオーディオスピーカー名器はWTPSPなのだから!WTPSPの否定は音楽再生である限り有りえない!

 

でも音楽ではWTPに流儀や種類があるし、もちろん腕があるのでWTPすればそれで良いということでは無い。ややこしい話ですみません。

 

音楽の世界では名人はWTPにはこだわらない人もいる。調律のされていないピアノで驚くような演奏する神様もおられたから。カザルスはストラディヴァリのチェロの寄贈を断ったらしいし。

 

でも演奏家でないオーディオマニアが使うスピーカーならWTPはちょっと違うような気がする。演奏は創造、再生は忠実再現だから!

 

WTP=Well Tempered

 

 

 

2021.2.25

 

先日は遅くなったがバランス伝送と

アンバランス伝送のどちらが優れるかの結論は出した。結論は出していないが、ヘッドフォンとスピーカーは最高レベルではどちらが優れるかの答えが出た。

 

既に数種類ある東独製のスタジオモニターとスピーカーユニット、これらの中でも特に優秀なものはこれまで聴いた最高の再生音だった。そして半月の遅れでWTPSPはあらゆる点で手持ち東独製の全てを追い越した。今はヘッドフォンVSスピーカーの優位を自信を持って言える。一応最高クラスのゼンハイザー、グラドなどの経験で限度は解っていた。音質という点ではかなり優位なヘッドフォンだが音楽という点ではスピーカーだと今日、確信した。音楽ということはいくつもの音源からの音が絡んで耳にやってくる。スピーカーで一つの振動板から出るのはどうなのかという質問は後回しだ。だから生と同じくスピーカーから耳までの距離の途中で音が絡みハーモニーを生み出す。ヘッドフォンでは振動板と鼓膜の距離が絡むには短過ぎる。

 

ただしスピーカーから出る音は普通は絡まない、だからヘッドフォン最高クラスくらいの再生しか出来ない。生音とは程遠いのはあたりまえ、最高クラスヘッドフォンの音質まで行かないのが現実のスピーカーシステムだと言ってしまえばオーディオマニアの100%を敵に回すのか?そうは考えないで欲しい、WTPSPに興味を持って、この音で音楽を聴きたいと思って頂きたい。もはや高価なスピーカーを売りつけようなんて考えていない、音楽命の方の楽しみに協力するだけだ。

 

ヘッドフォンのWTP化も未完成だが

上記の理由で完成してもスピーカーの音楽再生を上回ることは無いと判断している。しかし努力は続ける。二者を比べてうんぬんするのはこれを最後にする。

 

 

 

2021.2.22

 

1月末に見事に鼻を折ってくださった

東独スタジオモニターですが、今夜早くも巻き返しました。鳴るはずが無いと新品のままだったチェリビダッケのブルックナー9番が眼前に!

チェリビダッケがこれを聴いたらきっと録音嫌いを改めてくださると思います。

 

いくらこれほどの仕上がりになったWTPSPでも世に出すには時間がと体力が不足。実現出来ないなら体が動く間に音楽命の方のスピーカーをボランティアで改造するしか無いかな?それで評判になれば弟子入り希望の方に次世代お任せするしか方法が無いかな?

 

ほったらかしにしていたメインシステムも復活させてWTPSP試聴の環境を整えないとどうにもならない。同時に簡単に送れるブックシェルフWTPSPなら遠方の方にも聴いて頂けるだろう。今年はビジネス半分、(出ないと食べていけない)残りはボランティアか?コロナであの世に行ったと思えばはるかに幸せなことだ。

 

 

 

 

2021.2.21

 

言い訳が済んだので出費無しの音を良くする方法をもう一つ。この方が書いておられるセッティングは有っていると思う。だからこのあたりを済ませた後の仕上げ! 広告の紙などで2cm角くらいに紙を重ねたものを何枚か作る。厚さを2mmくらいから10mmくらいまで用意する。それをスピーカーボックスのフロント下に入れてヒアリングする。ボックスが後ろに少しそっくり返ったあたりにベストポジションが現れる。感覚ではほんの少しフロントバッフルが後ろに傾斜するくらいかな?

 

ユニットの位相を合わせるというより僅かな時間差を耳で調整しているのかなと思う。微妙に調整しないと

ベストを見つけられなくて終わってしまう。頭で考えないで、振動板の位置を揃えるなんて忘れてやってみて下さい。

 

 

2021.2.21

 

昨日ステレオ見本誌が届いてびっくり、マスタリングエンジニアの方が

スピーカーセッティングでウーハーのネジの締め具合を書いておられた。

 

公にこの方法を書いたのは2.19のwhat`s Newの私が最初と思って書いたのにこの方の原稿のほうが先になる。嘘と言い訳は我が人生には無しにしたいと考えてきたのだが、言い訳?しないとプライドに係わる。

まあ考えて見れば私のをタイミング的にフォローして頂いたと思うことにしよう。

 

 

 

2021.2.19

 

出費無しで再生音を良くする方法。

これから思い付く度にupしていこうと思ってます。

 

まずはスピーカーばかり触っているこの頃ですのでこれを。ご使用中のスピーカーユニットを固定されているビスが簡単に触ることが出来る場合に限られますが。音に命をかけておられるならBOXの裏板を外す覚悟が要ります。ユニットのネジの締め付け具合ですが、一般に言われているトルクドライバーによる一定した締め付けなんて、自動車屋さんにおまかせしてください。知ったかぶりのオーディオ豆知識に騙されてはいけません。

 

ご自分で判りやすいテストソースを

聴きながら固定ビスを外れない直前に緩めたところから手先で少しづつ締めていきます。始めは一本から慎重にさぼらずに音を優先。一番だめなのはしっかりキツメに締めることです。これはカートリッジのネジでも全く同じですが!

 

再生音のレベルが上がるほど大事だとお考えください。AC電源の方向、

インシュレーターの設置、そんなレベルでは無い重要なことです。でも

音楽を聴かなくて、音だけを聴くオーディオ耳ではキュッとキツク締めるのが良いと判断される可能性はかなり有ります。音楽を聴いてやってください。

 

 

2021.1.29

 

WTPSPの開発は懲りずに進んでいます。 うれしいことに夢の再生音目標が完全に一致するヴィンテージスピーカーが見つかりました。知らぬ間にピノキオ鼻になっていたのでその陰に隠れて見えなかったのでしょう。それはテレフンケンやオイロダインなどの有名なユニットでは無くて同じドイツでも東独、それもその中でもセレクトされたスタジオ用モニタースピーカーでした。少ない中の一つを鳴らしてびっくり、なんとWTPSPが完成した時の頭の中の目標が眼前に現れたのです。正直言って現状のWTPSPはこれに負けています。もちろんその他の性能はWTPSPはヴィンテージでは無いので充分勝っています。しかし一番大事な部分、音楽は東独が歴史の中で懸命に造り上げた文化の中だからこそでしょう。理屈では無く感覚で練り上げられたコーン紙の素材と形状が理想を可能としていました。WTPSPは今は理屈で市販品コーンを改造しています。コーンの材料を一から見直したWTPSP開発にこれを機会に切り替えます。ますます大変なことになってきました。東独文化はとんでもない素晴らしいものでした。芸術は暮らしの豊かさと反比例するのかな?

 

 

 

2020.11.20

 

ジャズの解からない人が聴いてどう感じたか?

 

Blues -EtteのCD,オマケのtakeが入ってる盤。5トラックのLove your

spell is everywhereが大好きなんだがFive spot after dark も良い。なんとなくクラシックの雰囲気もある。今まで聴いてきてオマケのtake4が採用されない理由はノリの違いだけかなと思ってきた。今回はびっくり、明らかに何が違うかジャズ素人の私でも指摘出来た。これはWTPSPのおかげなのは毎違い無い。Curtis  FullerとBenny Golsonのアンサンブルの乱れの差が全体のグルーブに影響して出来が悪くなったのだ。正式のtakeはジャズらしくない神様レベルのアンサンブルである。

 

 

2020.11.6

 

今まで録音悪いのか、調律のせいか、歳のせいか?と勘違い、アラウの晩年録音、1991?、@Philips,バッハ、パルティータがWTPSPで初めて鳴りました、名人に不味いもの無しだったのですね、恥ずかしい!

 

 

 

20.11.5

 

トンデモ無い思い違い。WTPSPになって赤面することがかなりある。スークのヴァイオリンは他の同レベルのヴァイオリニストと比べ少し細身の鳴らさない人だと思ってたのがトンでも無い思い違いだと知った。素晴らしい重音表現もさらに凄いと解かった。BBCモニターLS3/5Aに変えて確認したら、やっぱり勘違いしてきたのがスピーカーのせいだったのは間違い無し。情けないことだなー

 

 

2020.10.31

 

インフラノイズファンの方でも最近書いているWTPSP,上手く調律整音されたスピーカーについては懐疑的な方が多い。はっきり言って世界のスピーカーの歴史から言って飛躍的に良いものが出来るはずが無い。このように思っておられるに違いない。

ではこう言いたい、ピアノは最高のものと家庭用?のものはコストが違う。自動車と似たコストパーフォーマンスがある。しかし弦楽器は違う、億単位のストラディヴァリやガルネリと中国製のオモチャは一般の人が見ても外観は変わらない、材料の違いも物理的に大きな差は無い。

値段の結果は音だけだ。スピーカーと似ている、写真や雑誌の世界を離れたら中音スピーカーも同じである。

 

WTPSPは弦楽器と同じである。外観は変わらずとも音が違う。どう違うのか?億の名器は音楽のために必要な音が出る。不必要な音が出にくい。出そうと思えばでるのだが。写真的高級スピーカーどんな音でも出る、高忠実度スピーカーだからだ。しかし音楽に不必要な音が出る。名器の楽器は奏者により不必要な音も出せるが、高忠実度スピーカーはいつも不必要な音が出ている。これは

レコード演奏家?にもどうすることも出来ない。だからレコード演奏家なんてものは存在しない。演奏家が嘆くだけの造語である。

 

WTPSPは分割振動を無くしたスピーカーでは無い、音楽に不必要な音を出さないスピーカーなのである。オブリコーンや楕円コーン、平板コーン、分割振動の無いコーンなどと同じでは無い。似て非なる考え方である。分割振動は音楽の基本なのでもある。

 

 

 

 

 

 

 

2020.10.31

 

最近、WTPSPの進行具合についてちょくちょく書いているが、大型高級スピーカーは触らず小型の安価なものばかり研究しているのですね、インフラノイズはローエンドマーケット?をターゲットにされているのですねとご指摘があった。スピーカーはどんな高価な大型でも最も大事なのはピアノの左手から右手の何オクターブかで周波数の範囲は知れている。いわゆる中音ユニットが基本なのだ。重低音や超高音は補佐役である。ホーン、コーン形式はいくつかあれど基本の形はラジオもハイエンドもそれほど違わない。安物も上物もかたちはそれほど違わない。マグネットや見かけだけでごまかされているのがオーディオマーケット。内部写真や綺麗な広告写真が値段を決めている。まだフェラーリやランボルギーニの方がエンジンがあるので

少しはマシかも知れないが、似た世界ではある。今はテストがやりやすいから小型を触るだけである。なら小型の最上級とサブウーハーが有れば大型はいらないということには残念ながらならない。理由はサブウーハーの扱いが難しい、というよりは使い物になるサブウーハーが無いからである。WTPSP開発ついでにサブウーハーも調べてみたが有名なサブウーハー名人メーカー?のを分解、驚いた。たかが100Hzくらいまでの範囲の受け持ちなのにドライバーは普通のコーン型である。ピュアーな100Hzサインウエーブでゆすったら太鼓と同じでコーンの分割振動による倍音がガンガン出る。コーンを叩いた音がそのまま鳴るのである。も使う前からこれはダメだとなる。ハイエンド大型にかなわない大きな理由のひとつだろう。

 

 

2020.10.21(P.S.またまた)

 

WTPSPを一般スピーカーと切り替えて検証するために、小型のスピーカーを数台入手した。セレッション、ロジャース、ハーベス、スペンダーなどである。国産のものも参考に手配した。セレッションには関心した、BBCモニターには当然及ばないがたいしたもので、謂わばゼンハイザーの一番安いランクに近づくくらいの音質であった。ところが国産の

有名大手メーカー、見かけも、重さも安物ではない、立派な値段のもの。鳴らして驚いた、弦もかたちそれなりに鳴るのだが、セレッションが安物で鳴らないヴァイオリンだとしたら国産のはもうノコギリのヴァイオリンでまるで一万円の中国製玩具クラスの音だった。国産のヘッドフォンより遥かに低いレベルだ。オーディオ全盛期はこんなスピーカーが氾濫していたのだった。当然こんなスピーカーではアンプやCDの音質を聴き分けるのは黄金の耳の持ち主でも難しいだろうな。BBCモニターやドイツ製モニターと、NHKのモニターが全く違うのと音楽文化は完全に関係がある。以前私の音楽の先生にDL-103を聴いてもらった瞬間にNHKの検聴室の音だと叫ばれた。三菱のモニターの音を思いだされたのかも知れない。今はもう確かめることは出来ない。

 

P.S.その国産の小型スピーカーであるが、一応エージングしておこうと

しばらく鳴らして結線を外してWTPSPに繋ぎ変えた、それで他のテストでWTPSP鳴らしたらどうも曇って上手くない。当然なのだがうっかり、国産スピーカーを上に載せたままだった。こりゃだめと国産スピーカーをのけたら元の音に戻った。究極を目指す皆さん、手を抜いたらいけません、スピーカーの回り、上部は片付けましょう。特に上部はいけませんね。

 

P.S.(2020.10.23) 

 

またまた同様の経験。先日と同じくらいの有名オーディオ専業メーカーの小型スピーカーを入手、聴いてみようかと結線せず置いてWTPSPを鳴らした。あれっ、今日は機嫌悪いなと思ったら先日と同じくトンでも無く邪魔をしている。こんな小型のスピーカーは確かGoodmanのMaxim?だったか?その後似たような小型スピーカーが溢れた。本家Goodmanを聴いたらずっとましだろうと想像する。

 

考えてみたらオーディオで綱渡りして音を整えているのだが、凄い演奏家はこんなどころでは無くて瞬間に自分の音を聴いてタッチを変えるわけだからやっぱり神様なんだと思う。だから再生装置のレベルが低いと神様レベルの演奏は鳴らないのは当たり前なのだろう。演奏家と比べオーディオは時間がたっぷりだし、何度も繰り返せるから演奏とくらべりゃ楽なものだ。神様演奏家に感謝!(はっきり言ってこのような音質のスピーカーでは演奏家のタッチの差の細かい違いや音律なんて聞き分けるのは無理だ。音律の差で出る音楽的な差や演奏のやさしさやフレーズの鳴り分けが溢れる偽倍音でカバーされて絶対でてこない。まあ言えば上品に弾いても乱暴なタッチに成ってしまうのだ。)

 

P.S.

自家録音のCDを聴いてみたが、今気づいた。ブリュートナーのピアノが

小型スピーカーではヤマハみたいに

鳴るが、考えて見れば理屈はあってるな!有山麻衣子に声はポピュラー歌手のような馬力が出てきた。WTPSPのおかげで耳の基準が上がってしまった。

 

 

 

2020.10.17

 

スピーカーがトンデモクラスになったので仕事せずに、サブシステムの電源、ケーブル、DAC内部などをヒアリングしながら出来る限り手直しした。私の音楽の先生が良くおっしゃていた。演奏会聴きにいくより自宅での再生の方が良い。その時はその辺の装置より遥かに良い音だったがまだまだと感じていた。だから今まではどんな装置であろうと、自宅で再生するほうが満足出来るなんてアリエナイと思ってきた。しかし同じことを言われるオーディオフレンドを裏切ることになるが、サブシステムの今の鳴り方を聴くと正反対の発言をしなければならない。

 

出かけてコンサートに行くより、遥かに自宅再生が良い。名演奏の凄さは神様レベルのものだ。それが目の前で鳴る、今までのオーディオの音は眼前に浮かんではいたが、空間は3次元的であっても、楽器、発音体の回りは2次元だった。オーケスト全体は確かに3次元にあるのだが、個々の楽器の空間は無かった。名演奏と現在演奏で聴ける並レベルの演奏の差が強烈に広がってしまった。神様レベルの演奏はCDやメモリーに保存されているのだ。それが生き返ったのだ。WTPが鳴る前は蓄音機だけ狭い範囲に限られて生命を再現していたのだった。

 

今は断言できる。オーディオはウェウエスタン、テレフンケンなどの高価なシステムアに手を出さなくても、そこそこのシステムなら、ツボさえ押さえればトンでもレベルになる。お気軽に音が良くなるアクセサリーで皆さんをお助けしている今なのだが、それを進化させ本気で音楽を鳴らしたい方にはノーハウ、WTPテクニックを直接お教えするシステムというのはどうだろうか?コンサルタントでは無くて?マンツーマンWTP構築機関なんて、だれか手伝ってくれないと無理。さて外国はどうするの?希望者の耳さえあればリモートシステムなんか簡単に出来るし。ただしが付く、希望者の耳が

ある音楽的レベルで無いとリモートは出来ないからだ。

 

 

2020.10.8

 

自分の好きなオーディオ機器の鳴り方があるという方か?あるいはオーディオ機器固有の音がお好きな方が法外に高価な機器やケーブルを組み合わせるのがハイエンドオーディオだと理解しています。しかし強い自己主張を持ってハイエンドオーディオを構築されておられる方のシステムならアキュライザーも共存出来るみたいだと少し驚きました。それが解ったけれど、〇〇サウンドには広告だすまではいきません。というよりインフラノイズにはカラー広告が出来る予算は有りません。Mt-t2さんがハイエンドらしくない? 音作りをされておられるリスニングルームでBACU-2000をテストされました。

 

有難うございました。

 

 

2020.10.8

2020.10.10追記有り。

 

Well Tempered スピーカーの試作第一号テスト機が音を出した。ゼンハイザーHD800を付けたり外したりの比較でも違和感は無い。ロジャースBBCモニターではかなり違和感を感じるのだが。驚いたのはケンプの実力が初めて解ったこと、これまで経験したオーディオではタッチが出てなかったのか?マルボーロのカザルスのバッハがなんと柔らかい音だったとは?少しキツイ音だと思っていていた。カザルスを慕って集まった超一流の演奏家達なのに、どうしてきつくなるのか不思議でしかたが

無かった。レコードでもCDで全く同じ印象だった。まさか音の出口のせいだったとは!皆さん超一流の演奏はこれまでの経験では判断出来ないと言い切ります。

 

追記:

ビリーホリディの声が可愛いところがこんなにあるなんて!もうびっくり、どんな表現も出来る人だ。スピーカーが良くなると こんなことまで聴こえてくる。ゼンハイザー最高のヘッドフォンでも聴こえない。もちろんBBCモニターでもさらに聴こえない。EMG蓄音機でもこんな細かい表現までは無理!やっと電気オーディオの値打ちが解ったとは、まさか。

 

追記:

カルミノーラの弾いている四季が現代的でパワフルなので良く聴く。小編成でリュートが入っている。このリュートが単独に鳴る時は聴こえるが、他の楽器に混じってしまうと存在が?しかしWTPスピーカーで埋もれることなくいつも聴こえる。小さな音の唯一の撥弦楽器、気の毒に思っていたのだが気の毒なのは生を知らないこちらの方だった。生きてる間に蓄音機の音を少しでも凌ぐ電気再生を聴くのは無理だと思ってきたが、少しでも優れた電気再生が出来たとは幸運だった。最新のハイレゾ、トンデモクラスのピュアーアナログでも音楽の部分では最高の蓄音機より優れるものは皆無だった。音量、S/N,歪、周波数特性では比較にならないとの反論はあるだろう。それを言う人は音楽の本質部分を理解しない方達だから無視するしか方法は無い。ハイレゾ再生で1000万円クラスの分解能世界一のスピーカーで鳴らしても聴こえないだろう。生ならいつも聴こえる、WTPスピーカーでYoutube再生でも聴こえる。再生音をマイクで拾ってスペアナ、コンピューター解析すれば、生のスペクトラムに近いのは1000万円スピーカーに決まってる。音楽の不思議がここにある。世に出すのは自分だけのためで無いと健康に気をつけて、コロナにかからないよう生きていこう。凄く元気が出てきた。

 

 

2020.10.1

 

久しぶりで注文をこなす忙しさから

少し離れた。バランス、アンバランス接続の比較テストは一応CDプレーヤー出力からミキサー、ヘッドフォンバランス接続までの環境は出来た。オーディオ的にはかなり違いがあるが音楽的には大きな差は感じられない。スピーカーとメインアンプまで行って無いので結論は出せないがアンバランス環境の方あわてることは無いように思える。バラアキュの瓢箪駒はバランス接続とバラアキュ整音能力の相乗作用による奇跡だったのに間違い無いだろう。

 

バランス接続が必要無しという意味では無いので結論はまだ先だ。

 

 

2020.9.22

 

上新電機さんのサイトにバランスアキュライザーが紹介された。怪しい製品なのに?いつも取り上げてくださる、担当のライターさんは上新電機のデモではお世話になった旧知の方だがいつもびっくりするのは全くバイアスのかからない試聴感想だ。忖度フリーの方が販売店のライターでおられるとは信じられないことだ。日本の新聞や、TVと違っての本来のマスコミ精神?がオーディオ界にあるとは!本当に不思議なことだが、販売店だからこその強さなのかな?

 

 

2020.9.22

 

親しい音友さんからちょっとショッキングなことを言われた。その方のこれまた音友さんで何人かがインフラノイズというメーカーはあやしい?と結構言われてるらしいとの情報。うーむ!そんなに不思議では無いのだがインフラノイズ愛用の方には聴き捨てならぬ言葉だろうと思う。弁解すればよけいにあやしくなるのでどのようにあやしいのかしばらく考えてからコメントしてみたい。

 

オーディオであやしいというとまず頭に浮かぶのはオカルトオーディオ、次はパクリオーディオ、そして超高額製品専門オーディオくらいか?でもそれには全く当てはまらないのだが?

 

 

 

2020.9.8

 

Mt-T2さんがブログでバランスアキュライザーの試聴観想を掲載しておられます。Mt-T2さんのブログはリアルタイムで無く約一月の時間遅れが有りますのでちょうど出荷が落ち着いた頃、いつもお世話になっています。

 

 

2020.9.4

 

バランス接続、バランス回路は理論上で無くて一般的な場合にアンバランスより優位かどうかのインフラノイズなりの見解を出す必要がある。そのためにプロ用の器材がそろってきた。世界的にかなり有名なブランドの小型ミキサーを手始めに常用システムに入れて聴いてみた。想像以上に良い、普通の音、素っ気無い音だ。悪く言えば魅力の無い音、そうだ一般的なCDの音。これがスチューダーになれば普通の音だけど魅力もあり音楽になってくる。ここがスチューダーとその他の業務用機器の違いなのだ。ゼンハイザーと日本製ヘッドフォン、プロ御用達の違いと似ている。日本製ヘッドフォンもいわゆるCDの音なのである。やはり一般的にスタジオで使用される機器はCDの音なのだなあと再度納得した。良質の球アンプに半導体アンプはかなわない、河口無線でデモの時よくお借りしたアンプ、FMアコースティックは例外的に使える半導体アンプだったのを思いだした。半導体アンプの中でもスチューダークラスがこのアンプだったのか?FMアコースティクのプリアンプは通常レベルのヴォリューム位置の音が悪くて困ったのを思いだした。やっぱりいくら最高級クラスでも民生用はこんな欠点があるのだなと思いながら使った。

 

前にも書いたがスタジオ機器は極めて当たり前の音で、普通に使えるものには間違いないかな?

 

 

2020.8.26

 

最近は全く聴いていないメインシステム、CDプレーヤーは業務用ばかり、タスカム、ソニー、スチューダー、全てAES/EBUバランスアウト有り。でも使っているのはスチューダーA-727のバランスアウトだけで、後は全部アンバランス接続。とは言ってもA-727は出力はバランスのホットだけ、アンバランスで繋いでる。理由は単にバランスアウト出力の方が音が良かったからだった。接続するプリアンプはM7と自作真空管アンプなのでバランス受けが無いのでバランス出力は宝の持ち腐れ。まさか今頃気になるなんて?

 

 

 

 

2020.8.9

 

西野和馬さんがバラアキュを入手されて絶賛の感想をご自分のブログに書かれている。既に多くのインフラノイズアクセアリーをお使いの方、無責任な言い方になりますが、どうか使いすぎに気を付けてください。

毒にも薬にもなるレベル、ギリギリのところに来てしまった感じは有りますので。

 

 

2020.8.7

 

この8月でまた一つ歳をとった。残りがだんだん少なくなるのでやりたいことをやっておく必要が有る。コロナのおかげで残りがもっと少なくなる可能もある。今回のバラアキュだがここまでくるとは全く予想していなかった。マスターテープの音、近い音を目指してきたのだが、今回はマイクの振動板の音というのがあるというのが解ったと言ったら大げさか?現実に聴けなくてもかまわない。ブラックホールと同じことだから。周りにいっぱいある電源ノイズとかデジタルノイズとかで無くて、アナログ信号に伝送系で同相でのるノイズと言う宿敵の正体が見えたと言っても良い。

 

アナログアキュライザーで満足されている皆さんに安易にバランス接続

の出来る機器に変更しなさいとは言えない。何か策は無いだろうか?

すぐ考え付くのはアンバラ/バランス変換の機器である。トランスか電子回路内蔵のバランスアキュライザーである。あるいは高音質の変換機単体(変換アダプターではない)。今は相手のおしっぽを見たので、これに拘らず、アナログライン最終、パワーアンプ入力端子に接続すれば

バランス接続+バラアキュの効果以上の音質となる機器を開発すれば良い。さてどうするかは今は全くアイデアは無い。

 

ウエルテンパードスピーカー、ヘッドフォンの前にやらないと!焦るなー。いっそうのことパワーアンプの後ろ、スピーカーの前でバラアキュ効果機器を考えだすか!また誇大妄想が始まった。困った。

 

 

 

 

2020.8.7

 

アナアキュも発売前から定例のマユツバ、自画自賛、誇大妄想をやってしまったので皆さんの検証?が公になるまで冷や汗状態でした。やっと?早くも?Jimmy Jazzさんの

掲示板に書いて頂いています。こちらでも感想が届いており掲載しようと思っております。今回もお礼のケーブルチューナーをお届けしますのでぜひご感想を頂きたいです。皆さんが褒められるほど効果無し、まあ1割くらいの効果だったというのも歓迎しますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

2020.7.27

 

追記:

 

いくつかの自分の録音CDの内、有山麻衣子の歌がある。彼女はアマチュアでプロとはいろいろな点で比較出来ないのだが、優れた点はプロの悪い面、スレているところが無いのと、声が殆どノンビブラートで良く伸びる。フレージングは?なので一人では難しく、ヒットしたキングインターナショナルのCDは歌手一人なのに宇野さんが指揮したのである。ということは彼女自信のフレージングとは言えず宇野さんのフレージングなのだ。まあそれは良いとしてプロと比べ声自体はやはりアマなのだ。

 

ところが今日体験したバラアキュでの再生。マイクを上等にしたと例えたが。もう一つ頭に浮かんだことがある。昔ウイーン国立歌劇所属のベテラン歌手の声を録音した。その時生の声には何度も驚いた。声の出し方違う、でも情けないことにいくら

スチューダーのテープ、倍速の76cm、ノイマンのマイクで録音したのに驚いた声が入らなかった?録音のせい、腕のせい、電気再生の限界か?ともかく彼女の声は流石の国立歌劇という感じだった。今日の有山麻衣子はなぜかその力強い声を思い出させた。バラアキュはカラーを付けていないのに生より良くなればそれはカラーなのだろうか?それとも

物理的な変化でなくて感覚的なニュアンスの変化なのだろうか?そこまで製作者としては解って作ったのでないので、皆さんの検証を待つしかない。

 

 

 2020.7.27

 

間も無くバラアキュを出荷しないといけないのだが、仕事しながら隣室から聞こえる音楽をBGMにしている。今日は自分で録音したCDを聴いていたのだが、現場で生音を知っている。再生機器が良くなれば自ずとマスターの音に近づく。このマスターの音はデジタルでもアナログでも一度コピーすれば大きく劣化する。だからアナログの時代にいくら海外からきたマスターテープでカッティングしたディスクであってもマスターの音から程とおいものだった。

 

今日は驚いた、バラアキュで聴いていたBGMがマスターに近づいたなんて思わなくて、それ以上の感じがした。録音現場で使用するマイクを

より素晴らしいマイクに交換したような気がした。マイクはピンキリで

あるのでとても入手出来ないようなものの中には驚くようなものがあるのだけは知っているのだが。どうなったのだろう???

 

 

2020.7.21

 

録音されたLPの多くで録音時の位相(バランス伝送のホットとコールドが反転しているとの意味)が間違っているのが多くあると主張するザンデンさん、これについては真剣に検証してはいないのでコメントを避けてきた。とは言うもののサブシステムではいつもスイッチひとつで位相が反転出来る。デジタルでのバランス伝送も同じく反転出来る。まあ目くじら立てるほどの現象で無いので騒がずにきたが、今回バランスアキュが入ると少々問題が?今までこの

逆相と正相の音の差はどういう差であるか?私もはっきり言葉に出来ずいたし、ザンデンさんのコメントにも具体的な表現は無かったように思う。ところが今回は才能あるピアニストのタッチに大きな差が出ている。バラアキュが別世界を生み出しているのは眉唾では無いみたいだ。

製品が出来たというより、ピアノを聴く事が多いので本人がうれしい。

ハラショヴィッチやフランソワの

凄さが目に見えだした!

 

P.S.

誤解されるといけないので。過去のLP録音が位相が逆のが多いということを認めた訳では無い。再生時にわざと逆相にするのと、しないのとで

バラアキュのおかげで大きな差が今回初めてあったということが言いたかった。

 

実はLPの検証についてはこの主張がされた時期に交流があったのだが面倒なのでやらなかった。その後LPで無くてCDやデジタルについて再生側でわざと逆相にしたりしてやってみたが残念ながら逆相にした方が良いCDは発見出来なかった。録音時に逆相になる可能性は充分あるのでいくつかは間違いが出る可能性はある。しかしたくさんあるというのは?どうなんだろうか?バラアキュという武器が出来たのでその内ザンデンさんの見つけられたLPについてやってみたい。多分大きな差が出るだろうと期待?

 

 

 

 

 

 

2020.7.4

 

もうすぐバランス・アナログアキュライザーの発売開始です。AACU-1000は組み立て、調整に時間がかかるとボヤキましたが、今度のバランスはこれ以上に大変なので、お待たせすることになりそうです。申し訳有りません。アナアキュと同じく

試聴感想を頂けたらケーブルチューナー1セットお送りします。よろしくお願いします。

 

 

2020.6.12

 

それで音は?

 

書かずに我慢するのは、コロナで

我慢以上に体に悪い。一瞬聴いた印象は?常用のMCカートリッジから清水の舞台から飛び降りて、一桁上のをはりこんだらこうなるのかな?

口は下手なほうでは無いが、これは考えず頭に浮かんだ言葉なので、お許しください。

 

 

 

2020.6.12

 

バランスアキュライザーのプロトタイプ最終モデルが決まった。チューンドXLR端子は予想以上の完成度で

バラアキュの音質に大きく係わっている。アナログリベラメンテもXLRがあるので進化させたいと思い始めた。需要は多くないので特注品にするしかないかな?バランス端子を備える機器はプロ用を含めて、左右端子の間が大きく開いているものがある。このために本体から出るリード線は約20cmと長くする必要があったので音質調整に苦労した。片CHづつ別れた構造にしたらよさそうなものだが、ステレオの場合は左右の振動を揃えないと音楽にならない。ステレオでアンプ、その他を左右別にすれば良くなると錯覚しがちだが、

ステレオよりモノーラルの方が音楽的には優れているのと同じで、ステレオ左右の音楽信号以外の振動が左右バラバラでは音質ではセパレーションで多少の向上が有っても音楽はスポイルされるのだ。

 

 

2020.6.12

 

https://www.marantz7.com/

 

マランツ7だけでビジネスが出来るとは!驚きましたが、喜ぶべきことです。7の価値を認める方がたくさんおられるという事実です。オーディオの黄金時代には、いろいろなアンプが発売され、ハイクラス専門のオーディオライターの方が次々現れる世界中のアンプを称賛します。しかしなぜか称賛したアンプを使うこと無くご自分では7を離さなかったという

話は今やレジェンドです。その後キットやレプリカが発売されたが、本物とは比較にならなかった。BBCモニタースピーカー、ロジャースのLS-3/5Aと似ています。初期のモデルに

かなうものは決して出てきません。なぜ?答えは簡単、音楽的レベルの高いものは比較するものではないからです。7やロジャースの価値を認める技術者ならコピーでなく、オリジナルを造ればレジェンドになる可能性は有ります。演奏も音楽も超一流になれば比較は無意味となるのです。ウエスタンやジャーマンヴィンテージは市販品では有りません。市販品で最高峰は未だにマランツ7だと

認めざるを得ません。7製造に係わった個人、個人のセンスのなせる技なのだと考えます。

 

2020.6.5

 

先ほど、バランスアナログアキュライザーの音決めが終わった。伝送形態が違うのでアンバランスのAACU-1000とは比較出来ないが、やはり

バランスの優位性ははっきりと感じられる。ともかく静かで音の伸び方が異次元である。アナログディスクではマスターテープと比べこの音の伸び方が劣るのだが、不思議なことにディスク再生でもバラアキュを使うとマスターの伸びに近くなる。アンバラアキュでは感じられない部分での改善があることは確かだ。7月中旬には発売出来そうだ。

 

やれやれでこの一週間頑張った成果が出た。

 

 

 

 

2020.5.11

 

お待たせしているバランスアナログアキュライザーだが、夏までにはなんとか発売出来そうである。バランスとアンバランスのどちらが優れているか?ケーブルの種類、コネクター、トランス有り無しなどの条件を同じにしないと比較にならないので

オーディオの世界では優劣は決めていないようだ。だが?プロの世界では昔からバランスが当たり前で、上記の話で条件を同じに出来たらバランスが勝利するのは間違い無いと思う。なぜなら物理的にバランス伝送が優れているからだ。現在ではバランス回路を仕方なくデチューン?してアンバランスのアナアキュを使ってアンバランスでも好結果を出している方もおられる。しかしである、バランスアキュライザーが出来れば理屈どおりにバランスが好結果を出すだろう。バランス派の皆さん、ご安心ください。本日改造したノイトリックXLRプラグはメス、オス共に素晴らしい結果を出してくれました!後はバランスタイプのアナアキュコイル素子にかかります。バランス伝送のアナログアキュライザーでまた新しい世界が開けるのは間違い無いでしょうね。

 

 

2020.3.28

 

外出を控える日々、酒仙坊さんが教えてくださった、ウイーン国立歌劇ベルリンフィルの無料試聴番組。おかげで3月に入って家内と一緒に3日間もトスカの収録を3本も鑑賞。今夜はベルリンに飛ぶ、もちろん体は自宅で。パソコン、アキュライザー、改造ヘッドフォンアンプ、開発中㊙ヘ〇〇〇〇〇アキュと最高クラスゼンハイザーヘッドフォン、家内はHD800,私はHD650で素晴らしい体験となりました。来年も無事生きていられたらWTPヘッドフォンと

㊙で皆さんにも味わってもらえるのだ。

 

 

 

 

2020.3.17

 

AXIOM80の使い手として有名な方、Kさんから電話があった。友人からアナアキュを借りて聴いて驚いたとのこと。初期シリアルのM7と初期マッキンプリを使い分けておられるとのこと。初期マッキンにアナアキュを組み合わせたら今までないことが起こった、マッキンがM7に勝ったとのこと。先日のアナアキュのノイズ音といい、こんな話が聞けるのはものつくりの醍醐味だ!

 

 

2020.2.21

 

約2カ月のタイムディレイにて

Mt.-T2さんのアナアキュ試聴感想が出始めました。さてアナアキュの音質改善をどのようにオーディオ的分析で解説頂けるのか楽しみです。

 

 

2020.2.20

 

2.5のブログ2に掲載のKさんからのケーブルチューナー感想に追記が有ります。

 

 

2020.2.5

 

Well tempered ヘッドフォン、スピーカーと言いたい放題言ってきたが、世界最高級と言われるヘッドフォンと比べてどうなどうなのかが一番大事なところだ。それでWTPヘッドフォンが世界一かどうか検証するには現物の世界一クラスが手元に無いとハッタリで終わる。グラド、ベイヤーは大分前に手元にあったが、ゼンハイザーは中級は入手していたが最高クラスはまだだった。やっと昨日入手、まあ予想したくらいと判断して一日エージング、驚いた。今までの中で一番学習能力有り、すっかり変身してグリューミョーのパルティータが鳴っている。しばらく聞き込んでから、ベイヤーT-1,ゼンハイザーHD-800,HD-650,グラド中級クラスの印象を報告する。WTPとの比較はまだまだ先だ。進化中ですから。

 

 

 

2020.2.5

 

皆様のアナログアキュライザーへの印象だが、開発者としてとてもうれしいことに何人かの方が気づかれている。若い頃SONYの新製品発表会でマランツ7とSONYセパレート高級プリの比較があった。この時マランツ7の実力を知った。音の出て無い時?でも7は圧倒的に良かった。後日、オリジナル7のphono無信号時の雑音の素晴らしさに気づいた。それ以来優れたアンプは雑音が良いのは自覚しているが,7のような経験はその後皆無だった。でもアナログアキュライザーにその雑音が乗り移ったかのように、入手なさった方が気づかれた。Mr.S.MarantzがAt last you did!と言ってくれるような気がする。

 

 

 

 

2020.1.28

 

昨日ケーブルチューナープレゼント品を発送してやれやれのところ早Hさんから感想メールが届いた。第一号で掲載と思ったら、既にAquiraxさんがJimmy Jazzの掲示板に書いてくださっていた!頑張って送って良かった。https://6016.teacup.com/jimmy/bbs/974

 

 

2020.1.24

 

ケーブルチューナーに関して早速質問有り。インフラノイズ製のケーブルにも効果有るのか?残念ながら?

日々進化しているインフラノイズなので幸か不幸か、もちろん効果大です。

 

 

2020.1.24

 

試聴感想を送れ、送れと強要して忙しいからという理由でプレゼント品をなかなか送らないのは詐欺やないかと猛反省、昨日は取り扱い説明書造ったし、今日は朝からケーブルチューナー、最後の音質チューニングを済ませた。自己満足度またまた90点、世界中探してもこのような効果のあるアクセサリーは皆無と断言。

どんな名器のスピーカーであろうと(オイロダイン、ウエスタン、ドイツスタジオモニターから始まりダイアトーン、ヤマハまでと、ヘッドフォーンはゼンハイザーHD800から始まりSONYまで、ご希望ならゼンハイザーイヤホンIE800ももちろんです。)スピーカーケーブルが有る限り涙の出る改善効果有りと断言!

近日中に作成、発送します。詳しいテストリポートを下さった方には効果有り、無しにかかわらずもう1セット追加で差し上げます。ケーブルチューナーの試聴感想応募中。

 

 

 

 

 

2019.12.24

 

西野和馬さんのアナアキュ試聴感想が始まった。オーディオ誌には絶対載らないコメント、ネット時代だから自分のブログには書ける??

 

(アナアキュを入れるだけで最高級のセパレートアンプを導入したような音の改善は、、もしかしたらこれは「革命」なのか(笑)。昨日、上のポーランドのピアノトリオ盤を聞きながら、この音の出方はどこかで聞いた感じだなあと、つらつら考えたら、、、ハイレゾですわ! はいれぞ! ちょっと前にいろいろ聞いていた192Kとかのハイレゾの音の様子に近い! ふつ~のCDがハイレゾみたく聞こえる、、う~ん言った何んだろう、、)  

 

 

2019.12.19

 

アナログアキュライザーには興味があるのだが、そんなコイルを巻いたチョークコイルみたいなものを愛用中の?十万円のMCカートリッジ出力に入れる気はしない。せっかくの信号のハイが落ちてどうしようもなくなるに違い無い。聴く前から音質が劣化するに決まっていると解る。超アナログマニアのベテランがおっしゃっているそうだ。そのように思われるのは不思議では無い。しかしコイルと言っても鉛筆に単線を数回巻いたくらいでL成分はわずかなもの、おまけにそのターンにはシールドがあるディレイラインなのでL成分はゼロである。だからカートリッジ出力ピンから出るリード線と同程度。リード線を貴金属線やヴィンテージものに交換して大きく音質が変化するのと同じである。まあリード線の場合は音色が変わるのであって改善されるのでは無いが、アナログアキュライザーはカートリッジが取り出した信号にのる高周波成分の害を無くすことが出来る。これまでは無かったアクセサリーであるので試してから言って欲しかったが、発想としては当然なので仕方無し。

 

 

2019.12.17

 

ケーブルチューナーの追加説明。

調律してないピアノと調律後のピアノなんて解りにくい表現だったが。

ケーブルチューナーをセットしても何も変わらない、解りにくい時、

音色は余り変わらない、では何が変わったのが解りやすいか?ベースラインの音階である、コントラバスが

ただブーブー鳴っていると思っていたヴィバルディやバッハ、音階がはっきりしてドレミファが聞こえる。同じくジャズのベースがこれほどメロディーを表現していたのか?

ケーブル交換やアンプ交換ではこうはならない。ケーブルチューナーだけが可能とする技だ!

 

 

2019.12.17

 

ステレオ誌1月号で広告を出したので

見本誌を昼に見た。今回はライターによる試聴記事は断った。アナアキュの実力をすんなり書いてもらえるとは思えなかったからである。もし私がライターなら他社のことを考えると無理なことだ。これまでのアクセサリーと違いアナログラインに入れるだけでシステム全体の音が完成することは超高価なアンプが不要になるという意味でもあるからだ。他の記事を見てびっくりした。バンデンハルのカートリッジ、180万円!

 

 

 

2019.12.11

 

念願のグラドヘッドフォンを入手、早速聴いた。第一印象は極めてまともである。ネット情報ではロック向きだとか?そんなことは無い、偏った音では無いので期待はずれ?いや安心した。これまでゼンハイザー、ベイヤー、AKG,KOSS,ウルトラゾーネ、PHLIPSは安物から極上までとんでも無いものは皆無だった。ところがである。日本製有名メーカーのは

これらと比べて壊れているのではないかと思うのばかりだった。極上は聴いて無いので中級まででの話だ、たまたま入手したのが故障していた?そんなことは無い、それらの振動板とエンクロージャーを苦労して触れば上記の外国製とおなじ当たり前の音になったから設計者の思う音質だったのだ。日本製スピーカーがおかしな音だとは私だけじゃ無くて海外マーケットの一般人なら知っていること、そのスピーカーよりヘッドフォンの方がもっと日本の音だったとは皮肉というより悲しさに近い。

 

 

 

2019.12.11

 

これもまだ、スピーカーオーディオの方全てに理解出来る言葉では無いのだが、ケーブルチューナーの効果はステージで一流ピアニストが弾くピアノの演奏音で、リハで未調律のピアノで弾いて、その後本番で調律されて弾いた音の違いと似ている。

ピアノの音はそれほどの変化は無いが演奏が違ってくる現象。

 

 

 

 

2019.12.11

 

プレゼント品に選んだケーブルチューナーについて。一般的なインシュレーター等の効果は音色変化だが、ケーブルチューナーは音色変化が極めて少ない、結果、音楽内容変化より音色変化(もちろん良い音になることも音色変化だから悪い意味では無い、要するに元より変わる変化である。)を求める人には効果が無いということだ。言葉で表すのは難しいがゼンハイザーヘッドフォンHD-598に付けるとHD-650に化けるというような変化だ。取り合えずヘッドフォンに詳しい方にしか分からない説明。すみませんスピーカー中心の方に上手く説明する言葉も思い浮かんだらまた書きます。

 

 

 

 

2019.12.9

 

試聴感想ですが、アナアキュを使っても効果が無かったとか、期待どおりで無いとかでも残念ですが、頂きたいです。これまでの経験で音の変化が全く分からない方がおられるのでもし購入に失敗されるのがとてもつらい。もちろん返品とか手段はあっても会いたく無い。だからメーカーとしても載せたくない感想でも頂けたらボツにしないつもりです。

ケーブルチューナーだけでもゲットしてください。でもこれも無理かな?販売ルートと返品調整しますが

出来るだけ購入しないでください。

 

こんな変なこと書くオーディオメーカーあるかな?

 

 

2019.12.9

 

ケーブルチューナー、1ペア!

スピーカーケーブル、ヘッドフォンケーブルなどに挟むだけ、ケーブルの交換だけでは得られないところが

改善される。試作は前から出来てるが最後のつめを毎日やっているので

お楽しみに!

 

 

2019.12.9

 

経営規模が小さくなっていくので、宣伝の予算がゼロに等しいから、当然だが他のメーカーのような媒体への対策は出来ない。やっぱり今回も

皆様の試聴感想がとても大切となる。製品化もあるかと考えていたケーブルチューナーだが、他社では?の価格と構成でなんとなく、うさん臭いのがケーブルのインシュレーター?音はどんなことをしても変わる、材料の種類で音色は変わる、ダンプしたり押し付けたりで大きく変わる。材料、重さによる音色付加機なのである。それらと一緒にされるのが嫌で世に出せなかったアクセサリーを試聴感想を頂いた方にプレゼントしたいと考えている。

 

 

2019.12.9

 

アナログアキュライザーは随分お待たせしたがとりあえず12/10から受注開始するのだが、さて年内にどれだけ出荷出来るのだろうか?お待ちいただく方のことを考えるとつらいのだが、どうか現状をご理解いただきたい。あまりにこちらで手作りを書くものだから、量産やめて直販に切り替えるのかと勘違いなさる方がおられる。入手はこれまでどおり、オーディオ販売店からお願いしたい。

 

 

2019.11.28

 

アナログアキュライザーのバランスタイプの発売予定はあるかとの問い合わせが多い。アナログラインは全てバランス接続なのでどうするかということである。バランスタイプも

開発予定にあるがXLRプラグの音質が問題でこれをどう解決するかという難題もある。まあ半年位でなんとかするつもりである。アンバランスでもアナアキュがあればバランス接続の比では無いのだが、アンバランスに変更してくださいとは言えない。半年位お待ちください。

 

 

 

 

2019.11.28

 

アキュライザーが落ち着けばサンプルを何台か造って最高クラスのヘッドフォン再生、あるいはこの夢の

演奏家ご招待クラスの再生に興味をお持ちの方に試聴していただくつもりだ。

 

 

2019.11.28

 

アナアキュ発売にむけて全力投球中なのでヘッドフォンその後を報告していない。しかし結論は出た、世界最高クラス、値段最高クラスのヘッドフォンとWell Temperdヘッドフォンを比較して、どうしても世に出したいと思い始めた。一から造るのも

OEMでやってもらうのも私の力?

というより製造、販売への気力が無いし、利益への興味も無いからだ。

残る方法はモデルを指定して、チューンドモデルを造ることかな?まあ言えばAMGのようにベンツのチューンアップショップをやることと同じかな?面倒だが世界中に希望の方がおられるのは間違い無いだろうし、オーディオで費用をかけず、最良の再生音を得るにはこの方法しか無い。Well Tempered ヘッドフォンは神様クラスの演奏をどんなオーディオシステムより身近に感じられるのだから!

 

 

2019.11.28

 

お待たせしているアナアキュは12月に入ってから販売出来そうである。

製造の困難さと価格設定に悩んだが

インフラノイズはもはや企業では無くて個人の趣味、道楽になっている。一番の目標は世界中どこを探しても代わるものは得られない宝を造って出来るだけ多くの方に喜んでもらうことだと自覚している。これは本当に最近になって考えるようになった。だから頑張れる間はそのように生きるつもりだ。

 

 

2019.10.28

 

気に入ったAKGのヘッドフォンで

同じもので3台目を入手、AKGは楽器と同じで個体差が大きい。ゼンハイザーはそういう意味ではブレンドのウイスキーと同じで個体差はかなり少ない。3代目のAKGはひどい音だった。期待はなかったのだけど2日間のエージングで良くなってきて合格範囲に入ってきた。たいしたことの無いレベルのヴァイオリンを自分より腕のある人に貸して、帰ってきたら驚くほど良い音に変化していたという話を聞いたことがある。これと全く同じだと思う。でもヴァイオリンも全くの安物ではこの話は無いだろうな。

 

 

 

2019.10.27

 

ヘッドフォン、イヤフォンはエージングが重要だが3日間連続でこれだと思うCDをリピートで再生しておく。素性の良いのは大きな成果が期待出来るが、素性の良くないものはいくらやってもたいした変化は無い。日本製の大手のものは残念な結果となった。楽器の慣らしと全く同じことだ。ヘッドフォンメーカーでもエージングに肯定的なところと否定的なところがあるのは驚きだが、上記結果からすると不思議なことでは無いと再認識した。

 

 

 

2019.9.9

 

もうすぐ超高価ヘッドフォンが入手出来る。楽しみでワクワクしているが、果たしてヘッドフォン音質ランキングの4)美意識、タッチなどさらなる芸術的要素の再現力を備えることを満足出来ているかどうかがポイント。ハイエンドオーディオで良く出てくる音場とか解像力、広帯域なんかどうでも良い。超強力マグネットをはり込んだスピーカーユニットの効果とかはいっぱいあるからどうでも良い。4)があればすんなり認めて参考にすることがWell Tempered SP & Headphoneの進化につながる!単なるオーディオハイエンド音質に留まっていて失望してもWell Tempered をなんとかして世に出して日本のオーディオ底力を世界に誇るために頑張ろう。

 

P.S.ヘッドフォン、イヤフォンはエージングにとても敏感で驚いている。アンプやケーブルのような人によって意見が異なるようなものと違う。一時間程度のエージングで変身する敏感さ!多分振動板が薄くて構造が簡単だからだろう。まるで弦楽器の弾き始めと終わりのような変化だ。とても重要なことだと思った.

 

 

 

2019.9.7

 

超高価なヘッドフォンといくつかのイヤフォンのチェックを残してヘッドフォン、イヤフォンの集中体験は終わります。まあ自分が選んだ一部の製品の試聴なのですがインフラノイズ一連の製品の音質傾向を認めていただく方にはとても参考になると考えます。30種類弱のヘッドフォン、イヤフォンで国産の有名品3ブランド、海外ではゼンハイザー、ベイヤー、AKG,ウルトラゾーネ、アルティメートイヤ、クリップッシュ、フィリップスとクラシックとアコースティック楽器でのジャズに絞った、インフラノイズの音の価値観でのヒアリングでしたので万人に通用するものでは有りません。このアトランダムないいかげんな選び方で、

一つブランドを選ぶとゼンハイザーでした。若い時に使っていた黄色の

スポンジ耳あてのついたゼンハイザーがここまで成長されたのには感激します。安いのから、高いのまで(超高いのはまだ未経験)またヘッドフォン、イヤフォンを問わず一定した音の価値観が守られています。

他のブランドはここまでのそこ力は

あるとは思えません。

 

後はWell tempered SPで可能性を見つけたレベルに超高価ヘッドフォンが達してきているか確かめるだけです。楽しみです。ヘッドフォンも製品造りたいなー!

 

P.S.上記手持ちをオーディオ雑誌付録のCDで録音の良いジャズ演奏で

全ての製品を聴き比べましたが、どれも高いレベルで再生出来ました。音楽ジャンルによって異なるでしょうがオーディオ製品というレベルでは全て素晴らしいものだと思います。iphoneとこれらの組み合わせで再生する音楽以上の音が出るオーディオシステムなら十分高いレベルです。もちろんそれ以上のレベルを目指すべきでしょうが?

 

 

2019.9.1

 

ヘッドフォンの世界には遠かったおかげで短期間にとても楽しませていただいたのももうすぐ終わります。

最後に超高価なヘッドフォンはどのくらいのレベルなのかはここまで書いた以上、清水の舞台、何度か行ったことが有るが、思い切って飛び降りてと注文中。具体的にどうこうとは書けないので購入お考えの方はメールでご相談ください。お役にたてると思います。イヤフォンにはヘッドフォンよりびっくりしました。

appleのが標準かと思っていたのに

ゼンハイザーのレベルの高さにはもうびっくり、試聴して気に入ったのを選ばれたら、iphoneと組み合わせ

youtubeで聴かれたらびっくりされますよ。オーディオはお金がかかるのと比べイヤフォンとipad,iphoneの音楽再生能力がこれほどのものだったのか?とショックを受けられます。とても高いバランスドアマチュア型とかも聞きましたが補聴器の世界からきたので、ある部分だけはとても良いのでこれについてはまた書きます。インフラノイズファンへのお勧めは今のところゼンハイザーのイヤフォンなら間違い無いと言っておきます。素晴らしい。

 

そろそろアナアキュ具体化しないといけないな。

 

 

 

 

 

 

2019.8.19

 

まだまだ増えそうなヘッドホン、イヤホンだが、勉強になった!1)オーディオ機器としての物理的な基本性能に達していない安物。2)基本性能に達した標準品。3)基本性能は有り、アコースティック音楽を再生出来ることはもちろん、音律再現の正確性有り。4)上記1)2)3)を満足し、かつ美意識、タッチなどさらなる芸術的要素の再現力を備える。

 

このように分類してみた。2)の性能のものは比較的安価なものでもある。日本製の中高級品は殆どがこの範囲のものと思う。3)AKG,ゼンハイザーの中高級品があてはまる。もちろん聴いたモデルだけの話なのだが、あっていると思う。例外に良いというのはみあたらない。しかしとても購入出来ない超高級品には4)があるのだろうと期待している。なぜなら3)クラスに少々手を入れるだけ4)に変身するのだから、メーカーは当然手を入れて高価格化する。でもこれは底力のある証拠だ。

 

後4機種ほど外国メーカーでAKG,ゼンハイザー、ベイヤー以外を発注している。さて結果が楽しみだが期待はしていない。気になるのはベイヤーの超高価なのと、グラド、ノイマンくらいかな?ウルトラゾーネというのはもうすぐ入手出来る。

 

不思議なことに日本製のアンプや

CDプレーヤー、スピーカーはこの

基本性能の音と同じだと感じた。外国製のものは3)に近いものがかなりある。4)的なものはハイエンドにはまず無いがヴィンテージにはたくさんある。ということはヘッドホンの世界は音楽命の方にとって超コストパーフォーマンスの世界であるのかも知れない。そう考えてみると聴いたこと無いが100万円のヘッドホンは高く無いのか!

 

 

2019.8.15

 

今日はフィリップスのヘッドホンを聴いた。これも予想どおりB&O的な優等生サウンド、りっぱなものである。B&Oといい、フィリップスといい、マニア向けでないのがこのくらいの基準を維持している。日本はとてもかなわないレベルだ。

 

ゼンハイザーの2セット目のイヤフォンが届いた。一万円そこそこだから中級になるのか?前回のより良い。耳の中に入れるものだから振動板も小さいし、変な細工も出来ないので、値段のつけ方で音が変るということは、ヘッドホン、イヤフォンはオーディオでも本当に実力差の出る分野なのだろう。マイクとヘッドホンで自由自在なら他の音響製品など朝飯前だと思うのだけれど。中級?クラスまでしか購入して調べることが出来なかったがAKGとゼンハイザーに関しては1-5万円クラスまでは高いものほど良いのは間違いない。多分超高いのもコストパーフォーマンスは解らないが良いものだろうと想像できる。

 

アキュライザー内蔵と内蔵無しのアンプを販売したら外観は同じだが、音質の差があるのでヘッドホン的な価格設定にすれば2万ー50万円となるかな?でも知る限り日本製のアンプの普及型と高級型は大きな音質差があるとは思っていなかったのだが?

 

 

 

 

2019.8.14

 

日本製著名なヘッドフォン到着。音質は予想通りというか、心配した通りというか?せめてアップルのイヤホン程度までは来て欲しいものだが。悪口なったらいけないのでコメントは避ける。構造これまた、量産を考えすぎというのか、乱暴な設計。後から触りようの無い音質に害がある材料、形がある。多分AKGやゼンハイザーのような振動板が命のメーカーでなくて、振動板は専門メーカーの下請けに発注するからこのような構造になるのだろうと推測できる。とても大きくなったマーケットだし、世界に対して日本の音響メーカーとして恥ずかしく無いヘッドフォン、イヤホンを造って欲しい。基本設計にたずさわる若い技術者が音楽とオーディオのかかわりにもっと深く本気になることが必要だ。

 

 

 

 


2019.8.13

 

ついでにイヤホンも入手。アップル純正のものは見掛け以上で高く評価していたのだが?と言ってもB&O製品のような万人向けの優等生音だが。アップルとゼンハイザー比較、驚きました。ゼンハイザーは西洋音楽のアンサンブルを解っているがアップルはそこまでのレベル無し。これでAKGとゼンハイザーの特長がつかめた、西洋音楽の音色をつかむAKG,アンサンブルをつかむゼンハイザー、両者は住み分けているなと感じた。近々の日本製著名モデルが来る、あわれな結果にならないことを祈るが無理だろうな。

 

追記:ゼンハイザーイヤホンには

驚いた。イヤホンはとてもヘッドフォン、スピーカーとは並ばないレベルと勘違いしていたようだ。すみません。早速ゼンハイザーイヤホンもう一機種発注してしまった。Well Temperedヘッドフォンはやりたいなあ、夢ばっかり。今のところは

改造ヘッドフォンが良いからなー、また言ってしまった。100均みかけは充分イヤホンはこんな基準では憐れなものとしか言い様が無い。やはり最低限の音響理論は必要なのかな?

 

 

 

 

 

 

2019.8.13

 

瞬く間に20セット近くになったヘッドフォン、自分でも病気だと思うこの好奇心。右左の確認でたまたまやってみたテスターでの導通テスト。なんとカシャという直流の音は音質と一致する?一発のパルスで性能がわかるのか?昔スピーカー名人はコーン紙なぜただけで音質が解ったそうだ。私もアンプ名人であった?ヴォリューム上げてアンプの初段ノイズ聴いたら素性が解っていたから。今回はヘッドフォン名人かな?ヘッドフォン購入希望の方にアドヴァイス出来るくらいになりましたのでご相談ください。ただアコースティックでの判断だけですよ!

 

 

2019.8.11

 

急に増えたヘッドフォン、AKGはクラシックに必要な音色は完全にコントロール範囲に有り、表現力とか分解能とかが値段に比例して良くなるように思う。ゼンハイザーはさすがだ、音色よりアンサンブル、西洋音楽に基本有り、これも高いのは良くなるようだ。コストパーフォーマンスについては両者ともとても高いのは聴いて無いのでコメント不能。

2万円までのモデルで両者共充分な

音楽再生能力有り。さすがである。

ベイヤーについてはノーコメント。

目的をモニターにおいてはいるが

ひろい範囲の音楽ジャンルの再生を

最初から考えているのか?ベイヤーはともかく後の2社に比べ私の経験が少ないのでノーコメント。他社グラドやウルトラゾーネ高額モデルは興味有るが勘では少し違う世界のような気がする。もちろんノーコメント。

 

以上報告です。

 

 

 

 

2019.8.1

 

残念な報告。ついでと言ったらいけないか?日本製のほぼ同価格帯のプロ用ヘッドフォンを試聴、分解。音は予想通り聴くまでも無い。ユニットの構造の工夫はいろいろやってあるが、最終的な詰め、設計時の後から音質的検討をした痕跡無し。ドイツ、オーストリア製には苦労の跡がたくさん見られる。30-40年前のマイクでの印象と同じ。ああ日本オーディオは欧州製を調べてるのだろうが音楽との係わりに全く気付いていない、情けない。プラスティックのリブ、厚さ、材料をいろいろ変更する前にまず形と音の係わり、例えば同じ形状を並べる弊害とかに気付いて欲しい。AKGを見たら解る!ベイヤーを見たら解る。30年前のモデルでも解る。

 

 

 

 

2019.7.31

 

勢いでゼンハイザーヘッドフォンのドライバーユニット2種類の構造を見た。若い頃AKGのマイクユニットを見て感動したことを思い出した。音響、音楽と構造の係わりを理解して伝統受け継いでいることが解る。AKG,ゼンハイザー共に素晴らしいメーカーだ。 材質や特長を誇るのでなく、その実力と蓄積されたノーハウに今回も再び心が動いた。

 

 

2019.7.27

 

カートリッジやスピーカー、マイクとアコースティックと直結したものは可能な限り、聴いて分解して知っているつもりだが、ヘッドフォンは興味の対象でなく改造はしたものの深入りはしていない。ところが先日ゼンハイザー、AKG,ベイヤーと聴き比べたのが運のつき。著名なモデルをいくつか入手、振動板を調べだしたがマイク同様で基本は同じ。各社つぼは異なれど常識はあるようだ。楽しくて瞬く間に数種類入手、そのうち振動板触って壊してしまうに決まってるが、まだ常用改造を上回るもの無し。こうなると二十万から数十万?のグラドやゼンハイザーがどうしても聴きたくなる。振動板のリブのデザインや厚みを製品化できるギリギリに持って行き、歩留まり悪くセレクトする方法で超高価モデルを造っているようにも思える。アナアキュを征した今では設備、予算さえあれば簡単にも思えるのだが?どんどん増えて行くのは餅ばかり。

 

 

 

2019.7.16

 

レコードを再生、デジタル録音してファイル作成、ファイルからCDR作成。CDRをアナログアキュライザー試作機を通して再生、同時にレコードを再生する。セレクターでCDRとレコードの再生音を比較して区別が困難、まあスクラッチノイズが録音されてるから!開発者が見破れないレベルまでは来たみたい!

 

 

2019.7.15

 

2019.7.2のブログ記述にヘッドフォンについて補足しました。

 

 

2019.7.11

 

ベイヤーモニターヘッドフォンの音質について余りにも無責任なコメントを残したことを反省している。申し訳有りません。今も常用ヘッドフォンとの比較、ロジャースLS-3/5Aの再生音の比較をしたが、常用がLS-3/5Aに優れるのは確認したが、ベイヤーの方は比較にならないくらい落ちる。常用が良いが基準にならない。そうでないとただの自慢に終わる可能性があるので近々値段にかかわらず試聴可能なヘッドフォーンを聴いてから追記することにした。今までのヘッドフォン関連のコメントは保留させて頂きたい。申し訳有りません。

 

 

2019.7.9

 

嘘は絶対書かない、自信の無いことは書かない、悪口は書かないと気をつけているつもりだが、2019.7.2

のブログで書いたベイヤープロ用ヘッドフォンの印象であるが、どうも

良く書きすぎた、早とちりのように思える。近々追記したいので早まって入手急がないで欲しい。

 

 

 

2019.6.19

 

またまた今更?だがアナアキュをディスクで使用するテストを重ねている。そして解ったこと。

 

昔のDENONレコードのようなマスターがデジタル録音のものは,いくらディスクと言えどもCDと比べ幾分ましかくらい?過去のオリジナル盤、名ディスクはやはり素晴らしい。特にスタンパー使用回数が少なかった盤、テスト盤、ラッカー盤の音質では最新のハイビットハイサンプリング、DSDも逃げ出すだろう。CDではピンキリの巾はこれほど大きく無い。ディスクはピンキリの差がとてつも無く大きい。といことはカートリッジ、ターンテーブルで大きく差が出るということになる。早くアナアキュを現実化して名ディスク並の音質をデジタル装置でも味わってもらいたい。とことんのアナログを知らない世代の方へのプレゼントだ! 

 

 

2019.6.8

 

ネットから入手した圧縮音源はもちろん、大事な演奏のCDは大切にしてください。リマスターやSACD,

ハイレゾ、DSDなども楽しみでしょうが、手持ちの音源が宝物であったことにもうすぐ気付かれます。

私は今片っ端から大事な演奏のCDを聴きなおしています。持っていて良かった!

 

出てくる音が凄いのでなくて、演奏家が凄い、過去の演奏家がそこに生きて帰ってくる!音の情報量ではなくて、ドレミファが汚れなければ大丈夫です。本当に良かったです。

 

この体験を共有して頂きたい思いで一杯です。アナログアキュライザーで実現します。

 

 

 

2019.5.30

 

では

Well Tempered Speaker 開発で

解ったことは?

 

ハイフィスピーカーは高忠実なので

ズレタ倍音も正確な倍音も平等に再生する。なるほどハイファイに嘘は無いが、残念ながらズレタ倍音をよけいに強調するスピーカーがとても多いのだ。

 

とは言うものの、ハイファイスピーカーはズレタ倍音で表現する演奏家には味方になることもある不可思議さ!

 

 

 

 

2019.5.30

 

アナログアキュライザー開発のおかげで解ったこと。アナログとデジタルの違いがたった一言で片付くことに気付いた。

 

いくら狭帯域で、ノイズがあって、

分解能が悪くとも、ドレミファの倍音が狂わないのがアナログ。

 

いくら広帯域で、歪なく、驚異のダイナミックレンジ、情報量を誇ろうとドレミファの倍音がズレルのが最新デジタル。

 

果たして救世主アナキューは誕生するのか?

 

 

2019.5.9

 

部屋中がいっぱいになるくらいの数のコーン紙があふれている。口径、形状、材質に係わらず今まで聴いたことのない共通の鳴り方を確認できたので基本的な開発は終わった。さてこれからこれをどうするかだ?取り合えず持ち運び出来る2wayか3wayのスピーカーシステムを作成して、世界最高を求めるくらいの意気込みのある方に聴いていただくことが先決だ。しかしこれは後回しで皆さんお待ちかねのアナログアキュライザーを完成させることに専念する。

 

2019.3.1

 

今さら皆さんにスピーカーを買い替えて下さいとか、これは画期的なスピーカーシステムですよとオーディオ誌に広告するなんて考えられない。アキュライザー使って気に入らないからとオークションすぐ出すオーディマニアはたくさんおられるはずだから。しばらく悩んでみます。

 

2019.3.1

 

いくら考えても、このスピーカーから出た音はアキュライザーを必需品として認めてくださった皆さんの人生には必要だと思う。その後も試作を繰り返しているが、余りにもうれしいので親友のギター製作者のTさんにiPhoneで録画した動画を送った。

すぐに返事がきてギターの板の違いがちゃんと聴こえたと驚かれた。iPhoneで解るくらいの音質差なのである。アキュライザーは電気信号ラインでの変化、スピーカーの変化は

当然ながら遥かに大きな音質変化がる。へんな表現だがアキュライザーでの音質向上よりそれこそ何十倍もの音質向上が起きるわけだ。

 

2019..2.25

 

スピーカーのコーン紙をまた触り出した。以前から振動板の考え方が甘すぎるから生音とは違う音が出るとは思っていたが、せっかく分割共振の排除というテーマを見つけながら、材料の選択、共振の排除、共振の可聴帯域外へのシフトなど、具体的にはオブリコーン、平板ユニットetc.とか音楽とは直接係わりがあるとは思えないアプローチをしてきたのがスピーカーユニットだと思う。今回は思い切って振動板の分割共振で音楽に害のある部分を直接コントロールしたらなんと生音が初めてユニットから聴こえた。今まで聴いた経験のあるウエスタン、英国ウエスタン、ドイツ製スピーカーからは決して聴けなかった弦が聴こえた。もちろんこれらの銘機は音楽の解る耳、マイスターがでコルゲーションの入れ方などでチューンしたからこそ素晴らしいものが生まれたのだが?まだまだ先があったようだ。生きている間に製品化したいが、もう自分でマーケティングしたり、動いたりする気力は無い。開発だけが生甲斐?の年齢になってしまった。

 

 

2019.1.15

 

約3ヶ月ディレイのあるMt.T2さん

ブログでやっとUACU-700の試聴感想がアップされました、いつも新製品の総括的な解り易い感想を有難うございます。今回はフィリップスの

プロ用CDプレーヤーLHH-2000,これはCD規格の原器とも言えるものです、この音やマランツ7のアナログ再生音と比較して頂いたので感激しました。

 

 

2018.11.1

 

ハイレゾ時代が始まって依頼、DSDや192KHzPCMの器をいくら大きくしていっても、アナログに迫る音が出る分けでは無いと主張してきました。長い間、賛成意見は全く有りませんでした。しかしやっと西野和馬さんが書いてくださいました。UACU-700があればハイレゾも通常CDもどちらもが充分なフォーマット???

 

「UACU-700を使って再生するのだったら、44KHz16ビットCDリッピングでも十分良い音」

 

 

 

2024.5.18

 

今でさえ、強烈長文のMさんのスピーカーアキュライザーの試聴感想で

いっぱいのblog13なのに追加の感想がまた届きました。5/10の記事をご覧ください。Webジャック、blogジャックというのかな?もちろん喜んでおります。