P2020.10.15(P.S.あり)
KT@三重県さんからUSBアキュライザーの試聴報告を頂きました。感想が遅くなってしまったのでケーブルチューナーのプレゼントは辞退します、と遠慮なさったのですが聴いて頂きたいので無理やりお送りしました。KTさんはインフラノイズ製品を人一倍愛してくださっていると思います。画に描いた餅が実現性あると思って頂いているのですから!以前オーディオショーに出品していた時には現場でお会いしていました。その時もずっとこちらのブースにおられるので、オーディオショーを観に来たというより、インフラノイズのブースだけを観に来られたのでは?というくらいに長時間おられました。有難いことです。でもスピーカーアキュライザーwith Balanced circuit なんて出来るかな?夢で考えてみます。実現しないと、大風呂敷とかBig マウスとかのあだ名を頂戴しますね。既に自覚は有ります。(画像はDENONさんからお借りしました)
生存報告も兼ねて3月中旬に歌島橋まで散髪にお邪魔しアナログ再生までおねだりしたのですが帰り際に貴堂マスター様より「ケーブルチューナーは良いらしいですよ」と耳打ちされ、その場ではウチはアナログアキュライザーを挿す場所がないとお返事しつつ「ある仮説」を検証すべく、そろそろきちんと音を出せる環境を整えなくてはと思いながら帰路につきました。
仮説とは、フィルタライザーの音楽的に管理された響きでケーブルの線材の「鳴き」をコントロールするケーブルインシュレーター的効果の事なのですが、リベラメンテケーブルを巻き付けて折り目など付けてしまっては音質低下してしまいますので最初はフィルタライザーを下にしてSPリベラメンテケーブルは上に乗せたのですが青いジャケットがある為効果がありませんでしたので、文房具である綴じ紐で蝶々結びにして「結わえる」事にしました。
ケーブルチューナーの使用法にならい真ん中にフィルタライザーを結わえたところ効果絶大、埋もれていた音がたくさん出てきて、完璧だと思っていたSPリベラメンテにまだこんなに伸びしろがあったのかと感心するとともにもっと良くなりそうな気配も感じスピーカケーブルアキュライザーを作って欲しいと思っていたところ、「パワーアンプの後ろ、スピーカーの前でバラアキュ効果機器」の文字をインフラノイズ様ブログで拝見し、期待してお待ちしている状況ですが、Well Tempered スピーカー試作機より音が出たとの事で、発売を楽しみにしている次第です。
「スピーカーの前でバラアキュ効果」となるとバイワイヤリング対応など汎用性への配慮も必要と思われますが効果も減じられてしまう恐れも考えられるので、Well Tempered スピーカーに内臓で場合によってはスピーカケーブルも専用設計で付属の方が効果のバラつきは抑えられるかもしれません等と妄想と期待が止まらない日々を送っています。
一般にバイワイヤリングは音質的には良いことづくめでケーブルのコストが2倍になる以外のデメリットは無いとされていますが一連の「アキュライザー」シリーズを使ってしまうと2本の線での音楽信号の到達差が気になってしまい、スピーカの駆動力と音のにじみはトレードオフなのではないか?と心配するに至っておりますが、一度バイワイヤリングをしてしまうとスピーカ付属のショートバーの音質には戻れずインフラノイズ社製ショートピンも存在しませんが他社製品を試す気にもなれず悩ましいところです。
後になってしまい申し訳ありませんがUSBアキュライザーの感想です。
UACU-700が発売になり最初に考えた事はUSB-101の復活です。具体的にはUSB Audio Class 2.0相当以上の効果があるのでは?と思い、関係者様(JJ掲示板)ご推薦のXMOS USB-DDC(HTPC社製)との比較を行いました。
結論から言うとUSB-101完全復活が決定しました。XMOSでは不満のあったソースがUSB-101では気にならないレベルで再生され、ボトルネックはSD05(パワーDAC)のスピーカ端子以降のアナログ経路にあり、これ以上のデジタル領域での伸びしろはもはや期待できないレベルと感じました。
USBケーブルですがリベラメンテでは効き過ぎに思えましたので一つ前のUSB-W4 USBケーブルを使用しました。リベラメンテ+USBアキュライザーとXMOSの組み合わせでは音が出ませんでしたのでUSB-W*シリーズのケーブルは再販を検討されても良いのでは?と思いました。
最後になりましたが機器構成は以下で、全ての電源はACリベラメンテ、タップリベラメンテより給電してます。わざわざDGL-1.3BNCを使っているのは以前にDGL-1.3RCAを取り外す際にAACU-1000を回してしまい「しまった!壊した!」と慌てたからで(壊れていませんでした)音質的な意図はありません。
また、わずかではありますが音像がくっきりしたのでフィルタライザーを中央に結わえています。USB-W4ケーブルは差を聞き取れなかったのでフィルタライザーは結わえない事にしました。
自作PC(アリエナイザー敷)
↓
USB-W4 USBケーブル
DACU-700 USBアキュライザー
↓
USB-101(アリエナイザー敷)
↓
DGL-1.3BNC(中央にフィルタライザー結わえる)
BNC-RCA変換コネクタ(市販)
AACU-1000 デジタルアキュライザー
RCA-BNC変換コネクタ(市販)
↓
サウンドデザイン社SD05、パワーDAC、S-Master PRO(アリエナイザー敷)
↓
SPL-5.2、バイワイヤリング(中央にフィルタライザー結わえる)
↓
テクニクスSBM-1000
******************
2020.10.20
無理やりにお送りして聴いて頂いたケーブルチューナーは凄く気に入って頂いたようだ。早速2セットめのチューナーをポストした。喜んで頂けたらバイワイアリングでのご感想もくださるかも知れない。
この度は貴重なケーブルチューナーを送付頂きありがとうございます。到着した金曜のうちにシングルワイヤリングで鳴らすべくスピーカをKEF社LS50(50th Anniversary)に変更しました。LS50は約4年ほど音を出していませんでしたので金、土と二日間フィルタライザー付きの状態で鳴らしこみをしました。
日曜になりケーブルチューナーに変更すると、演奏者のタッチや緩急が、より分かるようになり、ていねいかつ優しく演奏されている様が聞き取れるようになり、柔らかいエアー感に包まれる中で、音楽を聴く事がより楽しくなりました。また低域もより明瞭になり「ブーーーー、ブーーーー」が「ブッブッブッブッ、ブッブッブッブッ」(表現が稚拙ですいません)と聞き取れるようになる等、新たな発見がありました。元々はフィルタライザーの目的外使用とはいえ、色付け無しでここまで良くなると、もはやケーブルチューナー無しは考えられないですね。また繰り返し脱着による劣化も避けたいので、このまま付けたままの方が良さそうです。この度は良いものをお送り頂きありがとうございました。
同封の取扱説明書に取付誤差を全長のプラマイ1%とあったので、慎重に位置を探っておりましたら青いジャケットの下に「目印」の感触があり、「目印」の中央にケーブルチューナーを取り付けました。なるほど、SPリベラメンテの中央には既に十分な対策が施されていたがアキュライザー発売により音質の基準(音律)が向上(変化)した為に新基準への適応の為の専用設計(調律)されたケーブルチューナーという事で、またしても楽器作りになるのでコピーは困難な事が分かります。(一楽徒様が苦戦されているのもうなずけます。)
また、どのみちWell Tempered スピーカーが発売になれば意味のない議論でしょうからバイワイヤリングの事は忘れる事にします。SPケーブル2系統を、弦楽器で同じ弦が2本並んでいる状況と例えられるなら、問題が複雑になるだけなのは想像できそうな気がします。当面は新製品の発売を楽しみに待ちながらケーブルチューナーで音楽を楽しむ事にします。
この度は良いものを頂きありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
P.S. 2020.10.26
2セット目のケーブルチューナーを頂きましたので土曜日にSB-M1000に交換しバイワイヤリング接続致しました。LS50程の感動はありませんでしたが稼働中のSB-M1000(古いので少ないとは思いますが)の中では最高の音が出ている感触がありバイワイヤリング自身には特に問題がない事が分かりました。多くのトールボーイスピーカ愛好家の皆様にはご心配をお掛けし申し訳ありませんでした。LS50での音を知らなければ手放しで絶賛していたと思いますが、LS50で感じられたエアー感が弱い部分が若干マイナスと感じました、箱が堅牢すぎるか吸音材が多いのかもしれません。とはいえネガティブな話ではなくリベラメンテ以降の他社製機器をアクセサリで調律、整音する取り組みが実を結ぶにつれ、とうとう機器の能力の限界まで引き出す領域に到達した感があり、このスピーカをこれ以上良く鳴らすには内部に手を入れないとムリな次元にまで来たようです。※比較の為にボリウム位置は固定で変更していません、両SPの能率もほぼ同じで、鳴らすと似たような音量でした。また、LS50に付属のバスレフダクトに詰めるスポンジは使用しておりません。 PRIMESEATで無料の弦を鳴らすと音の消える際がLS50に比べあっさりしておりますが、すっと無音になる様が大変美しく、このS/Nの良さも数々のインフラノイズ製アクセサリの積み重ね使用の成果として特筆すべき点と思われます。また結果的に比較対象になったLS50は、同軸2ウェイを自宅で鳴らしてみたいと思っていたら、たまたまKEF50周年に手ごろな価格で発売されたのでシマムセンで簡単な試聴をして入手したのですが、こんなにいいスピーカだと気づかされた事は新たな発見でした。SB-M1000のせいで若干オーディオ寄りの感想になってしまいましたが世間の機器よりは遥に音楽的に鳴りますので贅沢な話で申し訳ありません。簡単ではありますがバイワイヤリングでのケーブルチューナー感想でした、ありがとうございました、またよろしくお願いいたします。
2020.9.30
たった今、西野和馬さんからメールが届いたので掲載する。私は好きなジャズは聴くのだがジャズ演奏についてコメントを出すにはクラシックを聴いた数と比べて比較にならないので、全く解らない人に分類した方が良いだろう。でもスイングしないのはジャズでは無いとか、ブルーノート録音はヴァンゲルダーの造った音だとかというのは、ジャズの解らない人が言うことだというのは解る。多分数を聴いてこなかっただけで本質はジャズ人間なのかも知れない。クラシック演奏家でもグルーブの無いのは好きでないからそうかも知れない。若い時にジョンルイスに失礼なことに、僕はジャズは解らないと正面から言った。お前は良く解ってるよ、自覚無いだけだと言われたのを思い出す。恥ずかしいことだ。ジョンルイスの弾く平均律はスイングするからバッハで無いとか、ピアノのタッチが濁るとまで思っていた。まあ年頃で親に反抗するのと同じで、ジャズに反抗していたのだろう。考えてみればジャズは解らないという言葉には音楽が解らないという意味も含まれる。もっときつく言えばクラシックも当然に解らないという意味だ。西野さんはクラシック、ジャズの両刀使いだと思っていた。これも失礼な言い方だと今頃になって気づいた。ジャズとクラシックというのは単なる産地の違う果物と同じだったのだ。70歳過ぎてやっと気がついた。そしてクラシック中心の人間が作る製品をジャズ専門の方が評価される不思議と思う自分、間違っていたのは私だったのだ。
グルーブの無いオーディオ製品なんて音楽は聴けない!
秋葉社長
直近の貴ブログで、ジャズ再生と貴社ケーブルの相性についての記事がありました。実は、私も最近、投稿者の方と同じような経験をしておりますので、簡単にご報告いたします。
現在、友人よりマッキントッシュのプリ C33とメインMC7270という往年のアンプを拝借し、JBL4312というラインでジャズを好みの音で鳴らすべく調整しています。
往年のマッキンアンプということで、ケーブルなどに音はそれほど左右されることはないと考えて、あえてリベラメンテンテを使用することなく、機器付属の赤白ケーブルなどやオルトフォンの7Nものなど、手持ちのものと交換していくうちに、そうではないことが分かりました。
ベストの好みの音にするべく、最終的に選択したケーブルは、結局貴社製のリベラメンテのインターコネクトとSPケーブルになってしまいました。音のほぐれ具合、響、エネルギー感、全てにおいて、リベラメンテケーブルがマッキンのベストの音を(もちろん個人的にですが)出してくれています。投稿にもありましたように音場がものすごく広がります。なにしろ、他のケーブルでは演奏者のノリですとか、細かいニュアンスが全く伝わってきません。リベラメンテは、音楽的な部分をリアルに伝えてくれます。スタンゲットとか聞いていて、いいなあ〜たまらんなあ〜と感じます。
もちろん、CDPのアナログアウトとC33とMC7270間には、アナアキュAACU-1000を適用しているのは言うまでもありません。これらが上の音に貢献しているのは間違いありません。
*ちなみにバラアキュはソナスファベ—ルラインで活用中です。
40年ほど前のマッキンのアンプの音の良さをリベラメンテがこれだけ引き出すとは、思いもしませんでした。おどろきました。マッキンアンプと小ぶりのJBLスピーカーで、毎晩古今のジャズを楽しんでおります。
本件追って拙ブログでも報告いたします。
秋葉社長のさらなるご活躍をお祈りいたします。
西野和馬
020.9.22
追記:2020.9.30
追記2:2020.10.7
先日Kさんからお電話を頂いた。2wayのマルチシステムでバランス伝送、ウエスタンのケーブルで接続されているのだがスピーカーリベラメンテに交換するとどうかという質問とバランスアキュライザーについてであった。今までかなりの努力をされてきたようで私の方が説明に困った。ジャズを聴かれるようでリベラメンテはジャズに特化したものではないので、昔の有名なジャズ喫茶の音としてのジャズ再生なら現状のウェスタンケーブルの方が良いのでは?などと訳の解からない説明をしてしまった。でもその答えに対して私はそうではないと言われたのでほっとした。その後リベラメンテとバランスアキュライザーを注文され入手されてすぐに感想が頂けた。Kさん、訳の解からないことを言ったのに信用❔して頂いて、有難うございました。
(S&G小庵さんより画像を頂きました。まだ読んでませんがマルチシステム専門みたいです。面白そうです。)
SPL-2.6、BACU-2000を購入したKです。
SPL-2.6、BACU-2000の感想について下記します。
システムとしては、JAZZのCD再生が基本で、CDトランスポート(BNCデジタルケーブル)DAC(アナログバランスケーブル)チャンネルデバイダー(バランスアナログケーブル)パワーアンプ[高域用、低域用の2台](スピーカーケーブル)2WAYスピーカーです。高域用アンプからは左右のホーンドライバーへ、低域用アンプからは左右のウーファーへ直結接続しており、スピーカーケーブルは2セット必要とです。
自分の理想は、CDにはマスター音源が十分に入っており、それをいかに完全に引き出し、再生するか、というものであり、そのためにCD再生、DA変換にはいろいろと試行錯誤、何度も買い替えを経験し、今に至っております。
[SPL-2.6]の感想
SPL-2.6ですが、もともとの自分のシステムでもオーディオでの音楽再生としては結構満足していましたが、音場の広がりはそれほど変わらないものの、高域のきつさや耳に痛い部分が無くなり自然で、低域ではしまりのある弾力感が増し、気持ちよく聴けるようになりました。演奏者やプロデューサーが意図していた音楽の方向に行けているのでは、とも感じます。
[SPL-2.6 + BACU-2000]の感想
前述の感想に対して、BACU-2000の効果ということになりますが、一聴して大きな効果に驚きました。まず、音場については明らかに大きく横にも縦にも広がり、奥行きも広がっているように感じます。それ以上に各楽器の音が、何と言っていいのか表現が難しいですが、ふくよかで響きが豊かで、かつ、すべての楽器が鳴っている時の和音の美しさが印象的で、その上、今までは聞こえていなかった細かい音が聞こえるようになっています。やはり、和音の美しさと響きのリアルさがあるので、より一層音楽として再生できているのかなと思います。ピアノトリオなどでは、演奏者の実在感、目の前での演奏のような本物感があり、転がり弾むようなリズム感を感じられ、バンドとしての一体感が増し、調和がとれた演奏となったので、芸術としての音楽を聴いているという実感が非常に高くなりました。前述もしましたが、演奏者やプロデューサーが意図していた音楽を聴いているのではないか、マスター音源に非常に近いのではないか、と思っています。
参考ですが、最初は音楽がおとなしくなってしまったと感じ、チャンネルデバイダーの設定とパワーアンプのボリューム設定を一からやり直した結果、この状況となりました。素晴らしい結果です。好みのCDや、もちろん手持ちのCDを改めて聴きなおしてみたい思うほど大満足です。
2020.9.30
追記:BACU-2000の試聴感想を頂いたのでお礼のケーブルチューナーをお送りしたら、すぐにケーブルチューナーの感想を頂いた。本当に喜んで頂いているのが伝わってくる文章である。開発者冥利に尽きるとはこのことかと実感した。有難うございます。スピーカーシステムのボックスを開けて内部配線を改造するというのは、大変な手間がかかるし、誰でも出来るということでは無いので一般的では無いのが辛い、システムまでのスピーカーケーブルよりシステム内部配線の方がケーブルチューナーは効果があるようだ。理由はスピーカーユニットに対して直結する重要部分だから。すぐにもう1セットのケーブルチューナーを投函した。結果が楽しみなのは私のほうかな?
Kさんのケーブルチューナー試聴感想です。
ケーブルチューナー素晴らしいです。BACU-2000とSPL-2.6で明確なレベルアップがありましたが、また更に1~2ランクレベルアップしたと思います。
[ウーハーのスピーカーケーブルに付けた場合]
ベースの躍動感、重厚感、音階の明瞭さはもちろん大きく向上していますが、全体的にベールが1枚取れて、低音部だけでなく、中高音部分も各楽器の明瞭さ、リアルさが改善されて、音楽のみずみずしさが素晴らしく、音がほとばしるようで、臨場感、本物感の向上については、個人的にはBACUの効果よりも大きいかもしれないと感じてしまうほどです。
[ホーンドライバーのスピーカーケーブルに付けた場合]
これでも上記と大きな差がないほどの改善効果があります。低音から中高音までベールが取れ、各楽器の明瞭さ、躍動感があり、音がほとばしり、臨場感、本物感の向上は、ほぼ同様に感じます。若干劣る部分としては、低音、ベースの重厚感、分厚さですが、それでも、これだけ聴けば十分満足できるレベルと思います。
以上ですが、いずれにしても、もうケーブルチューナー無しでは満足できません。両方に付けた場合は、どこまでレベルアップするのか、期待が高まります。
素晴らしい製品だと思います。ありがとうございました。
2020.10.7
今回、A:ウーハーのスピーカーケーブルにも、B:ホーンドライバーのスピーカーケーブルにもケーブルチューナーを付けた結果の感想です。前回は、A単独、B単独での感想でしたが、今回はA+Bとなり、B単独との比較になります。
結論から言えば、A+Bは、更にレベルアップして驚きました。素晴らしいです。前回B単独でも十分に満足できる結果でしたが、今回は明らかにそれを超えています。A+Bを聴いてしまうと、B単独では、明らかに中~低音寄りのバランスだったことがわかります。A+Bを聴くと、すぐに中~高音域の音場が明らかに広がり、かつ、中~高音域の滑らかさ、響き、余韻が増していて、音楽全体としては、B単独が低音域中心の三角形バランスだったものが、中~高音域も改善され台形バランスになったように感じます。
自分は低音が好きなので、B単独だけ聴いていればそれで十分満足できていましたが、ジャズやフュージョンの音楽としては明らかにA+Bで聴く方がより感動的で興奮します。特に、ピアノやギター、更にトランペット、サックス、ドラム(特にシンバルの音)などの楽器の音がより本物っぽく、なめらかに、艶やかになり、各音の響き、余韻があるためか、各楽器のメロディー、というか演奏者が極めて滑らかに演奏しているように感じます。もちろん、低音部、ベースについても同様の効果が加わり、ホーンドライバーにケーブルチューナーを付けたことで、低音部の滑らかさ、響き、余韻まで向上しているように思います。
ここまでレベルアップするとは驚きです。本物の音楽を聴いている実感があります。プロの演奏者のテクニック、情感まで感じられるようで、感動し興奮して演奏と音楽そのものに引きこまれます。ケーブルチューナー素晴らしい製品です。手持ちのCDを引っ張り出して聴きなおしています。
ありがとうございました。
2020.9.15
バランス接続は電気録音になって以来使われている、マイクラインを長く引き伸ばしても雑音を拾わない優れた伝送方法である。家庭用のオーディオシステムはマイクは使わないし、アンバランスで接続しても普通は距離が短いのでハムが出なければアンバランスの方が電気回路や接続が簡単なので圧倒的にオーディオではアンバランス接続が多い。スタジオ用の機器ではハムが出なくてもケーブルを引き回すので、マイクラインで無くてもバランス接続されることが多い。ケーブルや端子が丈夫で引っ張っても抜けない安全性の面と機器同士の接続が標準化されるのが便利だということもある。だから音質面で優れているからとの理由でスチューダーのCDプレーヤーにバランス端子が設置されているわけでは無い。私の場合はスチューダーのバランスアウトを使っているのだが、それも単にRCA出力より音質が良かったからで、しかもバランスのホット側からアンバランス接続していた。だから内部の回路は少しは違えど出力トランスを介した接続なので出力トランスが優秀だから音が良いので、バランス接続は何ら音質に関係していないと思っていた。ところが最近やっかいなことに、バランスアキュライザーという瓢箪駒デバイスのおかげでこのバランス回路を見直さなければならないことになってしまった。オーディオではプロオーディオとは全く違って、効果、結果は関係なく余分な機能が付いているほどに付加価値が上がり高く売れるのは電気炊飯器や自動車と全く同じである。急に高価なオーディオ機器ではバランス接続を採用したものが多くなってきた。音質が優れるから採用したと言われてもひねくれた私はすぐに信じる訳にはいかない。でもその不信感が少しぐらついてきているのは確かだ。プロオーディオの機器でバランス接続の出来る機器はそこそこのレベルのメーカー製のもの、ミキサー、イコライザー、パワーアンプ(バランスとは言い切れないが、BTL接続の出来るものでバランス接続が出来るタイプ)、ヘッドフォン(これもバランス接続と言って良いのかは別として一応バランス接続の高級クラス)がそろってきた。入口から出口までバランス接続のテストが出来る環境と言えるのだが、まだ接続していない。一般的にバランス接続がアンバランス接続より優れるかどうかのインフラノイズとしての見解はもう少しお待ちいただきたい。
しかし今回のバランスエアキュライザーを使用されて試聴感想を頂いた方の殆どは当然バランス接続のオーディオ環境である。皆さんはアンバランスよりバランス接続の方が音が良いのでそうされているのだろうか?機器の違いがあるので結論は出ないのだが直観でそうなったのだろうな?凄いうらやましい能力だ。
Hさんからバラアキュの試聴感想を頂きました。思うタイミングで入手出来なかったとのことですが、何しろ私がコツコツと手作りしていますのでどうかお許し下さい。同じく怠慢による言い訳でバランスで無いとオーディオはだめだとなるか?アンバランスでもオーディオはバランスに劣る理由なんてあるかいな!となるか答えはまだまだ先のようです。すみません。
(1)完全バランスライン(2)完全バランスラインで一部アンバランスライン接続(3)完全アンバランスラインで一部バランスライン接続
この3種類の環境でバランスアキュライザーとアンバランスアキュライザーの試聴をやってみます。答えが楽しみです。
主にダウンロードしたロックのハイレゾ音源を好んで聴いています。
DACとアンプをバランスケーブルで接続していますので、アナログアキュライザーが出た時から、バランスタイプのものの開発・発売を待望していました。BACU-2000が発売の運びとなったので、注文したのですが、ちょっとタイミングが遅かったようで、ようやく最近入手することができました。
早速、DAC側に接続して聴いてみましたが、一聴して、ボーカルの鮮度が上がり、低音部の迫力が増すなど大幅な音質改善が感じられました。これまでにやってきたケーブル交換、アクセサリやリニア電源の導入などと比べて、最も顕著な音質改善が感じられました。コスパ的にも最高だと思います。
長尺のバランスケーブルとの接続ですが、この場合でも、十分な音質改善だと思います。ありがとうございました。
改めて、インフラノイズ社の技術力の高さに敬服いたしました。
2020.8.29
Hさんからバランスアナログアキュライザーの試聴感想を頂きました。悪い評価を期待しているわけでは無いですが、皆さん本当に喜んで頂いているのは間違い無いですね。とてもうれしいことです。スピーカーシステムは楽器と同じ発声部分ですのでコスト、開発者の音楽的な素養、感性により大きく差が出るのは致し方無いことですが、その他の部分、電子回路のある機器は発声部分より価格と音質の関係がはっきりしません。メカを持つ電子機器、テープレコーダー、アナログプレーヤー、CDプレーヤーなどは謂わば電気信号変換のためのメカニズムが有りますのでスピーカーほどでは無いが価格と音質の関係はかなり有ります。現状のデジタル機器はもはやIC中心の設計なので安物から超高級品まで本質的な差がつきにくい、即ち価格と音質の関係がぼやけてきます。オーディオシステムでどこに費用をかけるかはひと昔前のシステムとは変わってきたことは確かです。
以下Hさんからのバラアキュ試聴観想をご紹介します。
バランスアナログアキュライザー(以下バラアキュ)を接続するに当たり、クアドラスパイア製ラックの棚板の支柱を短い物に変更して、MYTEK Brooklyn DAC+(PCからはUSBリベラメンテとUSBアキュライザーで接続、アナログアキュライザーも使ってます)と、明るく爽やかな音が気に入っているALTECの古い業務用アンプの間隔を近づけ、他社製バランスケーブルを介さず、バラアキュを機器間ダイレクトに接続する事ができました(秋葉社長は継ぎ足しても問題無いと言われておられましたが、私的には精神衛生上この方が良いです)。
PCのファイル音源の中から、いつもの愛聴盤のジャズ(ハイレゾPCMやDSD)を再生アプリTuneBrowserで再生してみました。皆さん感想文に書かれている様に、自然で滑らかで、違和感が全くない音で、正にアナログで聴いているのと同等と言って良い鳴り方です(実際、ダイレクトカッティングLPの同じ音楽をアナログでも再生してみました)。
静かなバックグラウンドから浮かび上がる様に、録音現場の緊張感などの空気感やアーティストが込めた感情が伝わって来ます。DACのキャラクターをダイレクトに反映しているのか、情報量も多く繊細でキレが良いのに線が細くなることも無く、音に厚みがあり表現が奥深く、楽器も声も余韻が長くて、雑味が無く澄んで磨かれた様な美しさに、ついうっとりとしてしまいます。
好みの音とかを超えた所に来ていると思われ、何か負の要素に押さえられていたものから解放され、自由になり伸び伸びと鳴って、グルーブ感も出ているし、情緒的で哀愁感のある部分などの表現も更に良くなりました。
我が家のビンテージ物スピーカーALTEC605Aが、こんな音場感も再生できるとは思いもしませんでした。音楽を聴くのが楽しくて仕方ありません、コロナウイルスで外出自粛もちっとも苦になりません。
インフラノイズ製品を導入する度にブレイクスルーを果たしているため、逆に、音源の中には、まだ何かにスポイルされて引き出し切れていない情報が入っているのでは?・・・と思ってしまいます。
このうえは、秋葉社長がブログのWhat’s Newのコーナーに書いていた「パワーアンプの後ろ、スピーカーの前でバラアキュ効果機器〜」の開発に期待したいです。
商品化されたら速攻で導入することになるでしょう。
2020.8.28
(年賀状レトロ美術館より画像をお借りしました)
最近のインフラノイズブログで開発者のオーディオ装置でバランス接続をしていないと書いてあるのに、どのようにしてバランスアキュライザーを開発したのか?理屈だけで設計、ヒアリングせずに開発しているのと違うか?と少し意地悪な質問がきました。メインシステムは自作真空管アンプとマランツ7,マランツ8その他、テレフンケンなど混合のマルチシステムで、床無限大バッフルのヴィンテージと近代取り混ぜですが、仕事場のサブシステムの音楽的表現力が上がるにつれてこの2-3年は鳴らしていません。アキュライザーを開発し出してからは、大がかりな装置はもはや自分には必要ないなと心の底で思い出したのかも知れません。サブシステムだけにして大きなものは片付けて、ベヒシュタインのグランドに置き換わる可能性は無いとは言えません。パイプオルガンやフルオーケストラの音圧は要らないので、小型で音楽がなれば良いと考えるとアキュライザーの無い時はウエスタン300Bやテレフンケンプロ用アンプが欲しかったのがすっかり忘れています。ということはアキュライザーがあれば、クセノの無い半導体アンプとBBCやドイツのスタジオモニターくらいで満足かなと思っていたのですが、ゼンハイザーのハイエンドヘッドフォン、ベイヤー、グラドなどの優秀なヘッドフォン体験のおかげでBBCモニターでは満足出来ずウエルテンパードのスピーカーが必要になってきました。自家用にスピーカーシステムの製作が必要だなというレベルアップです。ゼンハイザーのヘッドフォン体験が無ければ、ヨーロッパのモニタースピーカーで止まっていたことでしょう。知らないということで済まないのによくもまあブログを書いてきたものですね。すみません。
それで開発に使うシステムはどうなっているのか?ですが、小型のスピーカー、開発中のスピーカー、ヘッドフォンが超複数、アンプは一般的な市販プリメインアンプ改造機、その他プロ用のアンプやミキサー、現実のバランス接続は入り口からメインアンプまで行えますが、バランス回路が音質的にアンバランスに優れるとは結論を出してはいません。ただしこれだけは今でも言えます。望む限りの音質を求めて機器を創るならバランス回路で設計するほうが有利のように思えます。言ってしまえばマーケットでバランス型のアキュライザーの需要があったので開発したら瓢箪からバラアキュが出てきたのです。それでびっくりして一般的にバランス接続がアンバランス接続をしのぐと言って良いのか検証する必要が出てきました。多分一般論ではバランス、アンバランスの比較の優劣は無理だと思います。付加価値としての雰囲気的なバランス有利はあると思いますが、現実に素晴らしいアンバランスシステムもあるわけです。ただしアキュライザーではバランス回路がどうしても必要だなということになってきたので、一部バランス付きアンバランスシステムが現実的な最高のシステムという予想はしています。今のところ解っているのはこんなところです。プロ用BTLアンプも揃ってきたので、テスト中に大事なスピーカーをとばさないように気をつけないといけないな!
2020.8.25
もうそろそろ入手なさった頃だろうと思いながら、今まで試聴感想を頂けた方で新製品を入手される予定の方の便りは気になる。それぞれご事情があるので皆さんからすぐに連絡頂けるわけが無いのは解っているのだが。科学は答えにかなり絶対性があるのに、音楽は感覚的で絶対性は無いのだから。オーディオは科学なのだろうか?多分そうなのだろうとは思うが現状は音楽だ。なぜなら音楽と比べ極端に歴史が短い、歴史が浅いのでデーターが少なすぎて科学にならないのだろう。絵画の世界では既にAIが模写や復元、修復にある程度の成果を上げているようだ。しかし筆の加速度とかになるとまだまだだろうから、ゴッホの復元には程遠いだろう。演奏になるとこれ以上に複雑だからAIの参加はもっともっと先のことだろう。オーディオもこう考えてみるととても難しい分野なのかも知れない。この写真のバックパネルにあるXLRの端子はプロオーディオではお馴染みだが、一般のオーディオでは知らない方もあるだろう。今頃になってXLR接続が気になってくるとはオーディオ製造にかかわるものとしては情けないことだと思うべきだろう。
Aさんからのバランスアナログアキュライザー試聴感想を紹介します。
バランス型アナログアキュライザー感想
アンバランス型のアナログアキュライザーの感想文を5月20日に掲載していただいたAです。(その後6月10日にケーブルチューナーの感想文をIとして紹介いただきましたが同一人物です。)
アンバランス型アナログアキュライザーでその効果を十分堪能して、バランス型が出たら一番に購入して、感想を送ろうと考えており、前回購入した販売店のサイトにまだ載っていないにも関わらず「近々販売されるみたいだから、早く予約だけでも受け付けてほしい」と督促したこともあり、8月初めには届きました。おそらく、最初のロットで送っていただいたのだと思います。すぐにPhilipsのCDプレーヤーとSUNSUIのアンプの間に接続して試聴し、良好であることを確認しました。しかし、じっくり聴きこんだ上で感想を送ろうと考え、そのためにケーブルや端子を一度外し、磨いてからにしようと考えたのがトラブルの発端でした。再接続して聴いてみると明らかに高音の伸びがなく、低音も鈍い。ベールを2枚ほどかぶったようなこもった音がする。アンバランス型アナログアキュライザーをつないでいるmaranzのSACDプレーヤーに切り替えてもおかしいので、これはアキュライザーのせいではないと考えた。接続を再度確認したところ、あろうことかスピーカーコードの+をアンプのAスピーカー端子に、-をBスピーカー端子につないでいた。よくそれで音が出たものだと思ったし、アンプやスピーカーを破壊することになりかねなかった。正しい接続になおしてもしばらくは本調子ではなく、しかし徐々によくなっていくのは感じられたので、そのままいつも聴く中音量で聴いてようやく本領を発揮できるようになったと感じたので、腰を据えて聴いた感想をお送りすることにしました。
アンバランス型のアナログアキュライザーで感じたのと同じような感想になりますが、何よりまずCDに入っている音楽家、録音技師らの思いや意図がすべて引き出されているのではないかと思わせる音楽性の再現が素晴らしいの一言につきます。CDが発売されて約40年になりますが、2000年くらいまでに発売されたCDをPhilipsのLHH500で、それ以降のCD(およびSACD)はmaranzのsa-7s1で聴くようにしていました。それぞれCDが作成された(マスタリングされた)時期に発売された再生機で聴くようにしていたわけですが、Philipsで最近のCDを聴いても、アナログアキュライザーを介すると何ら不満はなく、音楽的には十分満足して聴くことができました。使用しているsonus faberのminimaというスピーカーは、最近またこの復刻改良版が発売されたようですが、これは30年前の初代モデルです。イタリアのスピーカーらしく、当時から弦楽器や声楽は絶品だが、ピアノなどはスケール感に欠けると弱点を指摘する声もあり、当初自分も同様に感じていて、それは小型スピーカーの宿命とあきらめていました。マンションの生活空間で音楽を楽しむのに大型のスピーカーを導入して大音量で聴くという考えもありませんでした。しかし、オーディオケーブル、スピーカーケーブルをリベラメンテシリーズにし、さらにこのアキュライザーを導入することでピアノのスケール感、倍音の響きを十分楽しめるようになりました。おかげさまで、毎日音楽を聴くのがますます楽しくなりました。ありがとうございます。
2020.8.24
広告代理店から毎月何冊かの音楽、オーディオ関係の雑誌が届く。レコ芸もパラパラと興味が有りそうな演奏家の名前があれば2-3頁読むくらい。オーディオ誌も一応、初めからざっと見るくらいで殆ど記事を読むことは無い。今月はオーディオアクセサリー誌に興味深いのが2つもあった。近年珍しいことである。一つはラックスマンがSACDプレーヤーを新発売、ローム株式会社新開発のDACチップを採用したとのこと。早速検索してJAS Journalの記事を見つけた。もうひとつはオーディオアクセサリー誌付録のCDである。マイスターミュージックというレーベルのCDサンプラーである。雑誌オマケのCDも関心するものは滅多に無い。レコード芸術誌には長年付録のサンプラーCDがあったが、なんとも言えない音質で宣伝用に大量生産するCDはこれほどになるのか!というくらいの〇〇クラスの音質だった。出来る限り高速度で低コストで作成したらこうなるの?と勘繰るがそうとも言えない他の事実がある。インフラノイズファンの音楽家、Mさんから教えて頂いた廉価盤レーベル、エフアイシーである。本屋の前のかごの中に並べてあるオーディオマニア、音楽マニアを相手にすることなく、一般家庭を対象としていると思われるCDである。ジャケット、解説も粗末でとてもお客さんを大切にしているとは思えない。しかし音質は素晴らしい、聴いたとたんに?マークが浮かぶこと間違い無し。オーディオっていったい何なのだろう?ネット探してもこのレーベルで良い演奏の名盤はもはや入手が難しい、これを発見したMさんの凄さが再確認出来るのだが、入手困難になっているということはたくさんの凄耳の方がおられるということだ。多分オーディオ、音楽に拘りの無いスタッフがマスターに近い音源を入手して製作したのでは?と想像しているが、当たっているかどうかは解らない。オーディオは本当に謎である。
話が脱線したのだが、今月のオーディオサクセサリー誌のCDは素晴らしい。マイスターミュージックの初期の録音は、良く取れているのだが音色が気になって好きになれなかった。原因はスエーデンのゲアール氏というアマチュアのマイクロフォン製作家の自家製マイクを使ったためであると思えた。なにしろ何百万円?という値段だが感度が非常に良さそうで興味があったのだが、当時聴いたサンプルCDの音色が良くも悪くも濃すぎるように感じた。ところが今回のサンプルCDはそうではなかった。文句の付けようが無いくらいの録音だった。当時感じた濃い音色は感じられず、素晴らしい感度とマイクセッティングが感じられる。テスト用のCDとしてうってつけだと思う。今までオーディオ装置のセッティングでAC極性やケーブルの方向性など、場合によっては違いが判るがどちらが正しいのか迷ってしまったことが何度もおありだと思う。そんな判断に迷うような時にでも充分役に立つクオリティーがある。このレーベルの録音家がその特別なマイクロフォンに惚れこんでクセを克服して、努力の後に使いこなされたのだと思う。日本人の録音家でも誇るべき方だと驚いた。平井義也さんという方らしいがお会いしてみたいものだ。
もう一つのローム社のDACチップについては後日書きたい。
2020.8.12
写真はヤマハの小型ミキサーですが、小型のミキサーでは省略されがちなXLRバランス出力端子があるようです。ショップによっては一万円くらいで購入できます。今回バラアキュの感想を下さったAquiraxさんのように業務用の器材を使われる方はそんなに多くはおられません。トップクラスのヴィンテージ、ウエスタンやオイロダインなどは別としてスチューダーなどは結構お持ちです。特にスチューダーのCDプレーヤーはオーディオ誌が絶賛したこともあってか、高級オーディオ機器としてかなりの数が使われてきたと思います。このような高価なトップクラスの業務用機器でなく、この写真のようなPAやアマチュアが使う安価な業務用機器ですがオーディオマニアの皆さんはどのように捉えておられるのでしょうか?一般のオーディオ機器と比較して、同じような機能の機器でもこれらは遥かに安価です。そして安価イコール音が悪いと思われることでしょう。Aquiraxさんは安価だからわざわざ普通?クラスの業務用機器を使われたのでしょうか?そうでは有りません、クセの無い音質から選ばれたのだと想像します。オーディオ機器はピンキリで、値段の差もそうですが、音質もピンキリです。業務用オーディオ機器はスタジオで予算を組まれるようなものも、有りますがアマチュアが使えそうな値段のものはたくさんあって、オーディオ機器と比べコストパフォーマンス?は完全に優れています。
オーディオ機器は値段と音質は説明のしようが無いくらいバラバラで比例していません。業務用機器は有名なスタジオ機器以外は性能と音質はかなり比例しているというより、ある程度基準が有ります。しかし一般のオーディオ機器は高級機も低価格機も値段と性能?(音質)というのか?比例関係は全く無いと言えるくらいが現状です。雰囲気的な付加価値、ブランド、それが理由とも言えません。製造に携わる人、開発企画の人、経営の人が業務用機器を造るのとかなり違う価値観でものを製造販売されるからです。一般オーディオ機器を設計される方には2種類有ります、音質に自分独自の価値観を持ち電子回路他を考えられます。その結果再生音は様々ものとなります。音質には拘り無いので再生音については関与せず物理的性能を求めて設計する方もおられます。物理性能を求めて独自の回路を考えだされた結果製品化します。これまた先ほどの音質まで考えて設計した製品ほどいろいろな音はないが、やはり首をかしげる結果となりやすいのです。どちらも差はあれど設計者の独自の考えがあっての結果です。一方、音質とか、工夫された一般とはことなる回路に興味を持たない技術者がまじめに造ったオーディオ製品は音楽的に良い結果が出る可能性は高いです。高価格で無い業務音響機器はこのまじめに一般的回路を設計するオーディオ技術者と同じだとお考えください。要するにオーディオ的に良い音で無いが、音楽的に変でない機器が生まれる可能性があるのです。
だからこの写真のヤマハミクサーもリスニングルームで充分使用可能だと感じます。そのような意味でAquiraxさんはリスニングルームで業務用機器を使われているのでしょうね。
かなり踏み込んだことを書いてしまいました。オーディオ機器は良い音も具合の悪い音も機器の値段にかかわらず、分類のしようが無いくらい存在する。しかし業務用音響機器は値段の差と音の差はあるが、値段の安いものはある程度の基準にある。
なら安価な業務用機器と高価な家庭用オーディオ機器の音質差を比べて安価な業務用機器が優れることはあるのか?例えばベリンガーというドイツの業務用機器が有りますが、驚くほどの低価格のものでも酷いという音は有りません。しかし有名なオーディオ機器でも酷いというより変な音の機器はたくさん有ります。これは業務用オーディオ機器と家庭用オーディオ機器のマーケットの差です、家庭用よりは業務用の方が、お客さんの耳が良い、悪いでは無くて業務用はジャンル、レベルに関係無く音楽そのものに関係するマーケットだからでしょう。おのずとマーケットの差が表れて基準に差が付いてきたのでは無いでしょうか?
オーディオマーケットだけでなく食品とかでも同じことだとしたら、現状のオーディオマーケットはお客さんがこのようにした可能性は有りますね。
AquiraxさんはいつもJimmy Jazzさんの掲示板に連載?のかたちでインフラノイズ製品の試聴感想を書いてくださいます。それを楽しみにJimmy Jazzさんのサイトに行くのですが、その連載をまとめたかたちで文章を下さいましたので掲載させていただきます。早くケーブルチューナーを作成して皆さんに送らなくてはならない!
BACU-2000を、唯一バランス接続が可能な個所であるミキサーとパワーアンプ間に使った結果、僅差でパワーアンプの入力端子に落ち着いています。
大まかな再生ルートはCDトランスポート→DAC(+DACU-500+AACU-1000)→ミキサー→パワーアンプ(+BACU-2000)となっています。
BACU-2000が入ったことで、一聴して再生音が生み出す世界が変わったと感じました。DAC出力にAACU-1000を入れた時を凌駕する衝撃を受けています。
オーディオ的項目を挙げて評価すれば、すべてにおいて素晴らしいのですが、一番の驚きは、マイクが拾った音のすべてをどこまででも見通せるかのような緻密さです。この感覚は未体験でした。
喩えると、Google Earthの任意の箇所をどこまででも拡大できてしまうような感覚です。あり得ないですが。
フェードアウトで終わる曲などは、永遠に終わらないんじゃないかと思えるほど、消え入る寸前までハッキリ”音楽”が聴こえています。
私はこれまで、フェードアウトは誤魔化しのようで嫌いでしたが、「ああ、これがフェードアウトの本来の意味なんだ」と解って心から楽しめるようになりました。
BACU-2000は、私の今後の音楽体験を変革してくれるほどの製品で、システムの新たな要(かなめ)となったと感じています。
本当にありがとうございました。
2020.8.11
画像はエーワイ電子さん(イーエルサウンド)さんからお借りしました。こちらの社長さんは私の若い頃の知り合い、イギリスのオーディオメーカーのティムデパラヴィチニーさんと3人で良くオーディオの話をしましたが、ティムさんは私と違いどちらかというとヒッピーというか?自由で感性豊かな方でロック好きな人でオーディオはともかく、音楽の話はあまりしなかったものです。ところが後年EARというブランドを始められたのですがイメージ的にはロックというより、EARはクラシックのイメージに思えます。有名になられてからは会って無いのですがなかなか良い人です。エーワイ電子はどんなものを造られているのか知らず、先ほどホームページを見ました。低価格で良い音を出そうという姿勢が見える良心的オーディオ製品のようです。しかもフルバランス伝送システムを前に出しているという意味でインフラノイズより進んでいます?私もいずれでもフルバランスシステム組んで、バランスシステムとの比較で無くて、もっとひねくれた比較!一部バランス(バラアキュ付き)のアンバランスでやってみるつもりです。すなわち、フルバランスと一部バランスの対決です!
先ほどバランスアナログアキュライザーの試聴感想を頂いたMさんは以前からフルバランス伝送システムのようですね。試聴感想有難うございました。
御世話になります。御社の製品は、AR-2000以来クロック製品を含め多種にわたり使用してきました。最近はバランスケーブル・デジタルケーブル・スピーカーケーブル・電源ケーブル・デジタルアキュライザー等を取り込んでいます。
仕事場で主に1日10時間ほど鳴らしています。日中は、主にCS放送を流しっぱなしにしています。部屋空間のボリュウムが大きくなると、なかなか思う様に鳴ってくれません。デジタル系を主に使用しています。その場合電源ノイズ・微振動・静電気・電磁波等の処置を心がけています。それぞれ少しずつ処理が進み、70歳を超えるともうこれ以上は、あらゆる意味で余裕は無いかと考えていました。
当然室内音響についても日本音響エンジニアリングのアンクなどを使用し少しでも長時間聞いていても疲れないようにと思っています。使用した分だけ良くなりますが、隔靴掻痒の感が有り、総合的にはなかなかこれだと言うレベルには達していません。
これまでの経験から、バランス型アナログアキュライザーの発売を心待ちにしていました。
アーキュフェイズDC-901ダックと、プリアンプC-3850の間・ダックの出側に使用して1週間ほどになります。パワーアンプP-7300まですべてバランス接続です。
皆様のおっしゃるとおりの音質改善がありました。空間のボリュームが大きい場合音の質は室内音響側に引っ張られますので、皆さんほどはっきりと言えませんが、人の声のリアリティーは大幅にアップしました。又高音域のノイズによるトゲトゲが無くなったこと・拍手の手と手の間の隙間を聞き取ることが出来る様になりました。
こうなるとさらに欲が出て、もう1セットを等と考えたくなりますが、当分これで楽しみます。
有り難うございました。
2020.8.9
Tさんからもアナログアキュライザーの試聴感想を頂きました。Tさんのお住まいは家内の実家とそれほど離れていないので、一度お伺いして装置を聴かせて頂きたいと思いながらチャンンスが無くで何年も過ぎました。とは言ってもどんな装置でどんな音楽を聴かれるのかの情報は全く有りません。試聴感想を頂けるようになってからの適格なご感想からも装置は推察出来ません。ただ最初に頂いたときの文章表現から、とても自信に溢れた方だとの印象を受けました。「自分なりにこれ以上は無いと思って装置を練り上げてきたのにインフラノイズのアクセサリーでこうも変わるとは?」こんな感じの感想を頂いたのです。それからは新製品を発表する度にTさんの感想が届かないと不安で仕方が無いのです。
一聴して、「ノイズ感が無く、素晴らしく肌理が細かい」と感じました。
非常に説明し辛いのですが、一般的な意味でのノイズでは無く、部屋の空間の密度や出てくる音の目の詰み方、あるいは細やかさとでも言えば良いのでしょうか。粒子の隙間が無く、つなぎ目が全く感じられない滑らかさで満たされるので、以前はノイズ感があったのかもしれないと感じさせられると言う事なのです。
こんな説明では何の事か分かってはいだだけないと思いますが、私にとっては若いときに聴いたレコードやテープの雰囲気を彷彿とさせてくれる質感で、印象としてはAACU-1000 を使ってもなおデジタル的な臭いが残っていたのかもしれないとすら思えてくるような変化なのです。再生される音楽、演奏はこれまで以上に極めて上質、かつ精緻な響きで、五臓六腑に染み渡ります。
「素晴らしい」の一言です。とんでもなく素晴らしいです。
AACU-1000 の接続に変換プラグを使っているのがちょっと残念でしたし、私の装置ではバランス接続の方が良いと言う事もありましたので、バランス版を開発していただいて本当に有り難く思っております。
なお、アンバランス接続で最適化された装置でAACU-1000 を使っておられる方は既に私の感じた効果を経験されているかもしれませんので、上記の効果がBACU-2000 に特有のものであるかどうかについては当方では分かりません。感想はあくまでも私の装置ではそうだったと言う事であり、両製品の特性や優劣を比較する意図は含んでおりませんので、誤解の無いよう申し添えさせていただきます。
補記
アナログアキュライザーのダブル使用が話題になっておりましたので、当方でも試してみました。どこに入れても音は濃くなりますが、音自体のディティールが崩れ、演奏のニュアンスが悪くなり、全体のバランスも失われてしまいました。これほど悪化するとは思いもよりませんでしたので、ダブル使いは装置との相性がはっきり出るような気がします。
2020.8.9
一楽徒さんから頂いたバランスアキュライザーの試聴感想をご紹介します。恥ずかしいことにオーディオ雑誌もゆっくり見なくなったし、オーディオショーにも何年も行ったことが無いのでオーディオ機器の型番だけでは何なのか全く分からないのです。先ほどのAさんのユニバーサルプレーヤー?K1Xも知らなかったので検索して驚きました。外車が楽々買えるような値段ではありませんか!
まあCDが何枚も買える値段のアクセサリーBACU-2000も高い値段だとは思います。すみません。それでSONICA DACも検索しましたら、またびっくりの価格、ますますBACU-2000が高価だと感じました。でも今悩んでるテーマ、インフラノイズを応援してくださるアンバランス接続の皆さんに、機器の買い替え無しにBACU-2000の音質効果が出る装置、完全なる画に描いた餅をなんとかこのDACに負けないで❔値段で発売したいです。お盆休みから調査にかかります、目処がついたら秋から開発にかかりたいです。
待望のバランスタイプのアナログアキュライザーBACU-2000を入手できましたので早速試聴しました。バランス接続できる箇所が限られているのですが、今回の適用箇所は次のとおりで、DA-3000のバランス入力端子に接続します。
Sonica DAC→BACU-2000→DA-3000
DA-3000はTASCAMのDSD/PCMの録音機ですが、録音せずにスルーさせ、アナログ信号をDSDに変換するDSDトランスポートのようなかたちでも使用しています。また、アンバランス接続もありますので、アナログアキュライザーAACU-1000との直接比較が行えます。
Sonica DAC→AACU-1000→DA-3000
接続ケーブルは、いずれもリベラメンテのアンバランスおよびバランスケーブルです。音源は、ブルーレイレコーダーDMR-UBZ1の音楽番組の録画とベルリンフィルディジタルコンサートホール(BPODCH)からの再生で、選んだ理由は、従来のアナログアキュライザーの効果が、ライブ音源で顕著に現れたからです。試聴した録画番組の曲では、ヴァイオリンソロ、オペラのアリア、弦楽四重奏など、BPODCHの曲ではバロックアンサンブル、オーケストラ、ピアノ協奏曲などです。アナログアキュライザーでも、かなりハイレベルに達していますが、バランスアナログアキュライザーで、さらにどのように変わるかに興味がありました。個々の楽曲の変わりようは、割愛しますが、一言で表現すると、ライブ収録曲のライブ感が一層向上したということになります。Sonica DACとDA-3000の接続について経過を整理しておきますと、当初アンバランスのリベラメンテの接続としていましたが、バランスタイプのリベラメンテが入手できましたので、比較の上、バランスタイプのリベラメンテになりました。アナログアキュライザー発売後、アナログアキュライザーを加えたアンバランス接続が、バランス接続を凌駕しましたので、これに取って代わり、バランス接続が遊んでいたところです。今回、バランスアナログアキュライザーが加わったことで、再びバランス接続が、主役になったというわけです。
従来のアナログアキュライザーで、これ以上のものはないと思っていましたが、バランスアナログアキュライザーはアナログアキュライザーを超えるものであることが分りました。これにより、本来のバランス接続の真価が発揮されるようになったということです。
以上
2020.8.9
少し前に一番でバランスアナログアキュライザーの試聴感想を頂いていたのですが、掲載が遅くなりました。すみませんでした。
Aさんの装置は超ハイエンドである、でも一度お伺いしたことがあるのだが所謂オーディオショップの音、ハイエンドショーの音がしないのが不思議だった。まともな音だった。今回もバランスアキュライザーを外国製の似たジャンルのアクセアリーと比較の上選んで頂けたのもまた不思議は無い。高級外車スポーツカーは運転の上手な方が乗らないと性能は発揮出来ないと思うのだけれどAさんの場合はフェラーリを中島悟さんが運転するようなものなんだろうと思う。
待望のバランス・アナログアキュライザーが土曜日に到着しました。ありがとうございました。
SACDプレーヤー グランディオーソK1XとプリアンプML32Lの間に装着しました。その効果はすぐ感じ取れました。音の濃さや深みが加わり、ハーモニーの美しさが増す、鮮度が良くなり、細かい音まではっきり聴こえる等です。オーディオ的にも音楽的にも良くなりました。巷ではGroundARAYが好評で私も貸出試聴で素晴らしい効果を確認し、購入検討中です。ただ、我家の装置では、アキュライザーが更に相性が良いようです。
今年の目標は「部屋中に音を響かせ、音に包まれて忘我の境地で交響曲を聴く」ことです。そのため、思い切って2月から①カイザーサウンド貝崎さんのクリニックでスピーカーのセッティングや部屋の響きの見直し、②グランディオーソK1Xの導入、③AGS(日本音響エンジニアリング)を参考にしたDIYルームチューニング等を実施しました。種々の対策により、包まれ感は出て来たのですが、心地良さには音の魅力が今一つでした。
K1XではCDを聴くときにPCM16倍(705.6kHZ)迄のアップコンバートとDSD変換を選択できるのですが、私の印象では一長一短でした。PCMの解像度や歯切れ良さ、鮮度に対しDSDの滑らかさや情感となり、曲により使い分けていました。ところがアキュライザー装着により、DSDモードで双方の良いとこ取りが出来るように感じます。グランディオーソK1Xは素晴らしいプレーヤーだと思いますが、アキュライザーをつなぐだけで更にこれだけ改善するのは驚きです。
この素晴らしい音が消えてしまうのが心配で、寝る時に機器の電源をオフに出来なくなりました。
2020.7.19
必死でバランスアキュライザー製造をすすめています。通常テストに使うサブシステムにはアンプの前にプロ用のDACとグラフィクイコライザーが入っているので、グライコとDACの間がプロ用なのでXLR端子が有ります。そこにバラアキュを入れてこの2日程何気なく聴いていましたが、サブシステムで今まで出たことの無い最高の音になってます。他のアキュは使ってませんし、ケーブルもごく安物の普通品。バラアキュとバランス接続の相乗効果が出ているように思えました。今までサブシステムでは経験の無い自然な音です。アンバランス接続とバランス接続を出来るだけ近い条件で比較してもバランス接続のメリットはそれほど感じられないのが普通です。接続の違いより、ケーブル、回路の差が大きいからです。でも今回のバラアキュはアンバラアキュと比較せずとも解る大きな鳴り方の差が有ります。
都会もコロナのおかげで車が少なくなって空気が澄んできているのと同じで、盆休みや正月には車が少なくなって空気がきれいになるので景色が変わって見える。この現象を思い出しました。
いつもの自画自賛、誇大妄想の大げさでしょうが、遠景を双眼鏡で見ていたが、その時急に大風が吹いて空気が清浄化されたら遠景が突然美しくなった、そんな感じなのです。音楽以外の聞こえない雑音と信号が同時に伝送されているアンバラ接続ではアキュは雑音と信号同時に作用する。しかし音楽以外の雑音は伝送されない原理のバランス接続ではバラアキュは信号だけに作用して雑音には関与しない。単なるアンバラとバランスの音質の違い以外での相乗効果が出たのではと考えたくなる。アンバランスラインで構築されていたシステムでもバランス接続をメインアンプの前のどこか一か所だけに行うことで別世界が生まれる可能性が有ります。アンバランス接続では聞こえていなかっただけで雑音が取りきれていなかったのでしょうか?演奏会場のホコリまで浄化したのではと言いたくなるような感じ。大げさですね、加えてへんな屁理屈をこじつけていると思われるでしょうね。
まだ製作者の妄想段階ですので、検証していただくまではいつもの自画自賛なので上記言動は妄想の段階です。自信の無い発言で申し訳有りません。でもこれが本当ならバランス接続だらけのプロオーディオの世界ではもうバラアキュは無くてはならないものになります。
世界中のプロオーディオから注文がきたらどうしょう?
2020.7.6
新発売
アナログ信号整合器 バランス・アナログアキュライザー
BACU-2000
取扱説明書
デジタルオーディオ、アナログオーディオの区別無く使える音質改善アクセサリーがAACU-1000です。純粋なヴィンテージクラスのアナログシステムにも残念ながらデジタルオーディオと同様のノイズがアナログラインに混入するし、電源から入り込みラインまで侵入するノイズも無視出来ません。デジタルオーディオではアナログラインに使用すればピュアアナログシステムにひけを取らない音楽再生を可能となり、アナログオーディオではより純粋な再生を可能とします。アナログオーディオとデジタルオーディオが歩み寄り、優劣差が非常に少なくなるので比較の意味が無くなっていきます。デジタルオーディオに無関心なピュアアナログマニアが最高クラスのMCカートリッジと接続した結果、カートリッジ単体の高性能化だけでは達成不可能な世界に入ったとの報告も有りました。これほどの評価を得たAACU-1000ですが、バランスタイプのアキュライザーならさらなる未知の世界をもたらすのでは無いかとの期待が高まってきました。その結果バランスラインで使用するバランス・アナログアキュライザーが完成しました、BACU-2000です。もともと理論上で外部ノイズの影響の少ないバランス接続ですから、同じ部品、ケーブル、長さで仕上げたアンバランスとバランスケーブルの音質比較をするならバランスの方が良い結果が得られるはずです。そう言う意味で待ち望まれていたバランスタイプなのです。
BACU-2000はアナログ信号に混入したノイズの時間軸と位相のズレを補正整合させるディレイラインです。わずかの遅延ですので周波数特性劣化や位相変化は有りません。トランスやアンプのように周波数特性を劣化させる要素が無いだけでなく、アナログ信号への色付けも有りません。アナログ信号を変形すること無く混じり込んだノイズ成分だけを無害にするだけです。アナログアキュライザーの無い状態ではこのわずかなノイズ成分は高次倍音を変化させるので、元の演奏には存在しない倍音を知らぬ間に付け加えていることになります。例えばハイエンドシステムでウイーンフィルの素晴らしい弦の音がまるで一般オーケストラのそれに聞こえてしまうのは信号が変形するのでは無く、ノイズ成分のいたずらだとお考えください。今まではこの有害なノイズ成分を減らす方法としてLCやトランスで高域をカットする方法で大きな効果が有りました。しかし通常のLCやトランスでは固有の音色が害になるので、高価なヴィンテージ品を使うことで高域の減衰を目立たたなくしてきました。アナログ信号の高域の劣化については打つ手は無くヴィンテージオーディオにはどうしても狭帯域感が残ったのです。アナログラインに接続するだけでドラマチックな音楽表現力が生まれます。クラシック、ジャズなど音楽ジャンルを超えての改善、グルーブ感、音の鮮度、音の力、リズム、スイング、アンサンブル、劇的に上がった音楽的改善に驚かれるのは間違いないでしょう。XLRプラグのオス、メス側は接続の都合でお選びください。基本的にはBACU-2000には入力側と出力側の指定は有りません。アナログステレオでの右chと左chの選択ですが通常は本体の横のマーキング、PASSシールのある側を右chにお選びください。アナログラインの全てに使用が可能ですが、低レベルのMCカートリッジの出力にご使用時は接続時ループに注意しないとハムが出る可能性が有ります。通常レベルのラインでの信号レベル変化やS/Nの劣化は有りません。
デジタル再生の場合、基本的にはデジタル信号をアナログ信号に変換直後、すなわちD/Aコンバ-ターからのL/Rアナログ出力端子に接続しますが、プリメインアンプの入力、プリアンプの出力側端子あるいはメインアンプの入力側端子に接続する場合、ヒアリングにより最適の場所を決定してください。システム、機器、音楽のジャンルにより異なりますのでヒアリング以外の方法は有りません。例えばDAC出力端子にBACU-2000を設置してからXLRケーブルでプリアンプのXLR入力端子に接続しますが、もう一台のBACU-2000をプリアンプに設置する、いわゆる2台直列使用のW接続は環境、機器、使用ケーブルの違いで音質向上のある場合も、音楽再生のバランスでは問題の起こる場合も有りますので慎重に判断くださるようお願いします。
アナログ再生の場合も同じく、上流(カートリッジ出力)に接続するか、下流(メインアンプ入力)に接続するかはシステム、機器、音楽により決定されます。MCステップアンプトランスなどのトランスに接続される場合はトランスの出力端子か入力端子に接続するかはヒアリングで決定してください。通常の考え方ではアナログ、デジタルシステムの両方をお使いの場合にはメインアンプ入力に接続すれば一か所でアナログ、デジタル再生両方に効果があるわけですが、それがベストであるとは限りません。本機においては推薦の使用方法があるわけで無く100%使用者側の感覚的判断で適切な使用箇所を決定します。
オーディオ用のノイズフィルターやアイソレーター、トランスなどの音質改善アクセサリーとの併用は出来るだけお避けください。どうしても使いたい場合は周波数レンジ、ホール感、雰囲気とかでの判断は後回しにして、楽器の音色、奏者の演奏的特徴、リズム感覚、グルーブ感などの音楽的要素が損なわれないかに注意してヒアリングし、併用の是非の判断をお願いします。併用の場合は必ずBACU-2000はフィルター、トランスの後ろに接続してください。設置方法ですが板や台の上に置くことも、ぶら下がった状態でも問題は有りません。オーディオの常識としてインシュレーター使用が有りますが本機は外部振動の影響を十分考慮されておりますので、インシュレーターの上に置くことは推奨しません。理由はインシュレーターの殆どが音色を付け加えることによる改善効果を狙ったものですのでインシュレーター固有の音色がBACU-2000の性能を損ねることになるからです。インフラノイズ製品のインシュレーター、ボード類でも使用の場合は申し訳有りませんが、必ずヒアリングにて確かめてから採用くださることをお願いします。
録音で利用する場合、マイクライン、マスタリング時のアナログライン、SPレコード復刻はアナログライン等に使用することで1ランク上のマスターが制作可能です。複数使用例ではカートリッジ出力後に使用して、さらにメインアンプ入力端子にAACU-1000を追加する場合にはアナログラインに直列にアナログアキュライザーを接続することになりますが、音質上問題は有りません。BACU-2000を複数使用で2つのBACU-2000の間に機器を介して直列になる場合は問題有りませんが、BACU-2000を2台直接に繋ぐ直列使用は推薦出来ません。アナログアキュライザーAACU-1000とBACU-2000の間に機器が入り、この2つが直列使用となる場合も問題は有りません。オーディオ機器の組み合わせ、音楽のジャンル、様々の要因によりW使用よりBACU-2000の単体使用が音楽的に良い場合も有りますので必ずヒアリングにて是非をご確認ください。装置の完成度が高いほどこのようなことも起こります。素晴らしいシェフの快心の料理に後から、さらに上質の材料を加えても良くならないのと同じです。ダブル、トリプルでの使用は害があるという意味では有りませんので慎重なヒアリングにて答えを出されることをお奨めします。ただし薬の量が過ぎると毒になるというような変化では有りませんのでご心配は要りません、システムの完成度とバランスにかかわる現象です。
[規格]
● 内容 左右2ch用 1個入り
● 外形寸法 15mm X 40mm X 500mm
● 重量 190g
●構造 振動吸収体、整音ボビン&コイル、
天然繊維ベルベット外被、純毛ケーブルシース
再切削加工、整音済XLRプラグ X 4 (入力、出力側方向指定無し)
●価格 \48,500(税別)
2020.7.6
Kさんからアナログアキュライザーの試聴感想が届いた。
今までに頂いたアキュライザーの試聴感想を思い返してみると効果が無いとか、宣伝?ほど良くならないとかのマイナスの感想は全く無く、どちらかと言うと絶賛ばかりだった。予想では購入頂いた方で5%くらいのマイナス評価は覚悟していたのだが?やっとマイナスでは無いが辛口?の評価?を頂けた。意味するところは絶賛評価の3割がKさんの評価ということで理解できるのだが、しかし文章を見るとかなりの評価を頂けてるように思える。おまけにオーディオ店へもお友達へも紹介して頂いているのだから、インフラノイズを応援してくださっているのは間違い無いと思われる。Kさん有難うございました。
こんにちわ、Kといいます。
アンケートすると、ケーブルチューナーが貰えると言うことで、応募します。
先月末におおよそ40日待ちで、地元のTオーディオ店で手に入りました。
インフラノイズさんの製品は、DAC-1最初期以来久しぶりです。私のスタイルは、
シンプル・イズ・ベストです。なるべくアクセサリー類は使わず、感性・追い込みで
極めています。
今回採用理由は、シェフの最後の味極め、即ち、匙加減として、及び評判の確認の為に、
購入しました。アナログ・レコード派ですので、プレーヤー出力に結線しました。
プリはカウンターポイント、メインはウエスタン、スピーカーはアルテックの構成です。
さて試聴結果ですが、思っていた通りでした。即ち、皆さんの驚きの記事に比べると
表現すると、3割くらいの感じです。ノイズ感の減少、音の伸び、耳に付くいやらしさの減少、
楽器の質感向上等、皆さんの評価と同じです。
次の手段として、購入先のTオーディオと友人宅で聴いてきました。
皆さんの驚きや変わり具合を実感してきました。他の友人にも聴いて貰う予定をしています。
地元のTオーディオやCオーディオ等より、注文がいくと良いですね。
2020.6.26
バランス・アナログキュライザー、お待たせしましたが、7月中旬から発売開始の予定です。XLR端子付属の機器はプロ用を含め、バックパネルにあるXLR端子の位置が左右極端に離れているものが有ります。そのためアキュライザー付属のケーブルの長さをアンバランス型のAACU-1000に比べ長くする必用が有りました。入力、出力とも(原則的には方向性が無いため、どちらが入力側かは決められていないのですが)約20cmのケーブルが付属しています。左右端子をいっぱい拡げて30cmほど離れた左右端子に対応しています。通常のXLRケーブルと組み合わせて使用する場合や変換端子を使う場合にはバランス・アキュライザーの性能を充分発揮出来ない場合が有ります。実際の使用にあたってはケースバイケースですのでインフラノイズまで直接おたずね下さい。最小限のスタッフで運営しており、電話がかからない場合が多いので申し訳有りませんがメール連絡をご利用ください。
2020.6.30 P.S.(重要)
上記文章を読まれた方から問い合わせが有りました。一般の長尺XLRケーブルと組み合わせた場合に、効果が出ない場合があるのか?というご心配でした。文章がまずいのでこんなことになりました、申し訳有りません。一般のXLRケーブルとの組み合わせ使用でも㊙テクニックを使えば全く音質の心配は解消されます。しかし発売前にその㊙テクニックを書いてしまうと他社XLRケーブルに対する中傷となる可能性も有るので、いい加減な下手な文章表現になっていました。申し訳有りません。バランスアナログアキュライザーを実際にご使用頂き、接続環境をお教え頂ければ通常の長尺XLRケーブルを組み合わせて使用する場合でもあっと驚く㊙テクニックを直接お教えします。これについては他社製品への問題も有りますので、個人的にお教えするということにします。よろしくご理解お願いします。
2020.7.3
(1)ケーブルは短ければ短いほど良い
(2)プリアンプより0ゲインのフェーダーが良い。
(3)アキュライザーのような余分な回路が入ると音質劣化となる。
オーディオには上記のように、いろいろな迷信が有ります。XLRケーブルはは短いほど良いというのと同じでバランスアキュライザーだけで直結が良いというのもその可能性が有ります。実際は機器、環境で結果は変わるからです。アキュライザーで音質が改善されるなら、複数使用すれば必ず音質向上があると考えるのもこの迷信に近いです。例えばプリアンプを余分な回路だと考えて、プリアンプを廃止、代わりにフェーダーやヴォリュームをメインアンプの直前に置くという方法を取られる場合が有りますが、殆どの場合は成功するでしょう?ただしウエスタンとか、特注の抵抗ロータリー式とかです。必ずとは言いませんが、ここで状態の良いマランツ7を入れるとしたら見事にこの考えが間違いだと気付かれるでしょう。オーディオの常識とは考え方であり、全てに当てはまるものでは有りません。
また㊙テクニックは環境、機器、接続方法で答えは異なりますので、実際の使用時にアドバイス出来ます。
ブログでの私の文章がまずかったので、一般XLRケーブルが必ず音質劣化を起こすと勘違いされて、多くの問い合わせが有ります。申し訳有りませんでした。ノイマンのマイクケーブルとノイトリックのXLR端子であれば高価なオーディオ製品のXLRケーブルと比較してみたら結果はどうなると思われますか?一般のXLRケーブルが今回問題になったのはバランスアキュライザーに直接接続される場合に限ったことです。必ず害があるというのでは無くて、㊙テクニックによりさらに音質向上がある場合もあるということです。ノイトリックXLR端子付き、ノイマンマイクケーブルクラスなら充分だと考えられます。インフラノイズ製のリベラメンバランスケーブルならノイマンケーブル以上の音質を望めますが、アキュライザーの組み合わせでお使いくださいということでは有りません。一般のXLRケーブルは業務用からきたもので、オーディオ用アンバランスケーブルの場合のような、それこそいろいろな音だらけでは無くて、どんなものでも標準的な音質ですのでご安心ください。
2020.6.10
Iさんからケーブルチューナーの試聴感想が届きました。 小型のスピーカーから驚く低音が出たとのことです。ケーブルチューナーを取り付けた後と取り付ける前の周波数特性を測定しても低音部の増加は見られないことでしょう。
しかし聴感上は大きく変わります。音楽の再生だから起こる現象です。テンポも大きく変わります。音楽の再生だからです。Iさんの喜びが伝わってきます、バランスアキュライザーの発売を楽しみにされておられるようで、これもまたうれしいことです。今日も頑張って仕事をします。有難う御座いました。
早々にケーブルチューナーをお送りいただいたのに、感想がなかなかお送りできずにおりました。アナログアキュライザーに比べて即座に効果がわかるというわけにはいかなかったこともあります。しかし、今日聴いたCDで、はっきりと効果のわかるものがあったので、お送りしました。
WANER CLASSICS 0190295755553
サンサーンス作曲 交響曲第3番、動物の謝肉祭
アントニオ・パッパーノ指揮 聖チェチーリア音楽院管弦楽団のCDです。
私は、低音の出方がどうだとか音の立ち上がりがこうだとかいったようなオーディオ的な聴き方はしていないつもりですが、このCDの3楽章が静かに終わって終楽章に入ったところのオルガンの低音には驚きました。前にも書きましたように、スピーカーはソナスファベルのミニマというイタリアの小型スピーカーを愛用していて、それほど大きな音量で聴いているわけでもないのですが、今まで聴いたことのないような低音が聞こえました。CDにこれほどの低音が入っていたのかということ、それからこの小型スピーカーでもかなりの低音が再現できるということを初めて知ったような気がします。さらに動物の謝肉祭の中の「象」のコントラバスの躍動感も初めて聴くような感があり、明らかにこれは、ケーブルチューナーの効果と確信しました。
バランスタイプのアナログアキュライザーがいよいよ7月半ばには販売されるとのこと、楽しみです。今は、アンバランスで接続しているマランツのプレーヤーでばかりで聴いていますが、バランス接続しているフィリップスのプレーヤーにバランス型のアキュライザーを導入し、相性の良いフィリップスレーベルの名盤の数々を再生したらどうなるだろうかと想像するだけで、わくわくします。発売された暁には、すぐに購入したく思っています。アンバランスタイプの方では、かなり出遅れてしまったこともありますので。
2020.6.5
Iさんからのケーブルチューナーの使用感想ですが、お友達がアキュライザーを入手なさったのでご自宅でケーブルチューナーと同時にアキュライザーのダブル使いを試されたようです。皆様もW使いは必ずよくなると思わず慎重にお試しくださるようお願いします。
二連銃は同時に発射するので無くて一発目のフォロー的なものでしょうね。
(画像はpixaboyさんからお借りしました。)
知人がDACU-500、AACUー1000を購入したので、拙宅で持ち込み実験をしてみました。
1.ケーブルチューナー
まずは、先日お送りいただいたケーブルチューナーですが、音楽がゆっくり聞こえるように変わりました。ただ、このアイテムは、セッティングをきちんとしないと駄目ですね。
こちらは、SPケーブルの真ん中でセットしましたが、片方だけ少しずらしてみると、途端に音が詰まって躍動感がなくなりますね。
② DACU-500 W使い
御社のほうからは、DACの入力という指定がありますが、そこは承知の上で、トランスポートの出口にも装着してW使いをしてみました。ちなみに、知人も私もクラシックオンリーですが、このW使いは二人とも好印象でした。変化としては、楽器の奥行き感が増し、空間表現がより立体的になりました。使W使いにしても音色は変わらないので、これはありなのかなしなのか(笑)
③ AACU-1000 W使い
こちらは、DACの出力と、プリアンプの入力のW使いで試しました。
掲示板やブログでw使いについてコメントされている方とは逆に、こちらでは二人とも結果はノーでした。 デジタルと違い、W使いはニュートラルな感じから、少し楽器の一つひとつのデティールが減り、音色が濃くなった分、音の解放感も減るように感じました。
てなわけで、DACU-500はW、AACUー1000はシングルがいいと知人と一致しました。
まあ、あくまでも数時間の試聴結果なので、その分を差し引いて頂ければと思います。
2020.5.30
Kさんから一瞬、褒め殺し?と怯えてしまいそうな、でも誠心誠意、本気で褒めてくださった気持ちがあふれる試聴感想が届きました。
とんでもないお言葉なので、最初部分をこちらの都合でカットしようかと考えましたが,せっかくですのでそのまま掲載させて頂きました。アキュライザーは受賞価値としたら、自画自賛で有るとは思いますが、残念ながらオーディオ分野ではエジソン以後はオーディオ関係の受賞は有りえません。AACU-1000でもアップルのような大企業が大量生産機器に組み込んで世界中の音楽ファンに普及させてくれるなら、iPhoneやiPadの音楽的質が一挙にアップして、当然ヘッドフォンアンプも音質向上せざるを得なくなる。となると世界中の機器の音楽的レベルが上がるのでひょっとして数年後にはノーベル賞候補? 絶対になりません。なぜなら、もしそうなったらせっかくのオーディオビジネス(コストのかかるスピーカーシステムなどを除く)超高額な電子機器のマーケットが崩壊します。これは高級オーディオのマーケットの滅亡となります。ベーゼンドルファーやスタインウエイの高級ピアノの経済的立場が楽でないのと同じでしょうね。世界的経済に貢献しないことになるのでノーベル賞は絶対取れません。世界平和だけでなく経済的貢献も必要なのが現実でのノーベル賞です。
あのたまらなく長い晩さん会も無理だけれど、音楽の為に生きるものとしてはボブディランさんにならえの信条で拒否です。ただ同級生がもらったくらいの賞なので、今はもう遠い世界の出来事とは感じなくなっているのは確かです。
さてくだらない私事は忘れて頂いて、オーディオの評価は本当にうれしいことです、シリアルナンバー初期のマランツ7の価値と同様、いや7の能力をさらに引き出すアクセサリーとして認めて頂けたとは!Kさんはヴィンテージオーディオ仲間でも有名なAXIOM80の使い手らしいです。以前は片チャンネルに数本使われていたこともある?AXIOM80とマランツ7は私のオーディオ初期?中学生時代に憧れて、その音に驚き買えない身を悔やんだことを思い出します。それとお世話になった宇野さんのスピーカーシステムの中音がこのユニットだったこと。ローサーと並んでコーン紙が楽器の音で発声可能な数少ない名器なのです。実はコーン紙のノウハウももちろんあっての音質なのですが、両者にはコーン紙のどの部分からどう音が出るのかをよく理解して組み立ててあることが解ります。レプリカのローサーが同じようなコーン紙なのにオリジナルと全く異なる音質だった理由がこれです。もちろんこのノーハウはWTPスピーカーでの重要なポイントのひとつです。
P.S.2020.6.1
その後気になってボブディランさんを検索、なんだ結局授賞式欠席しなかっただけで後からもらったみたい。
詳しいことは不明なので、引用のボブディランさんにならえの文章は撤回します。
前置き長くなりましたが、Kさんから頂いたAACU-1000の試聴感想です。
インフラノイズ様
AACU-1000,これは来年度のノーベル賞受賞確実です。
AACU-1000がやっと届きました。私はプリアンプはマキントンシュC-11とマランツ7番の2台でまかなっています。
C-11で試聴しましたがなんと、マランツ7番(シリアルNO-10-----番最初?)を凌ぐほどに音程が整った感じでC-11の魅力が明らかに改善された事に気を良くして、マランツ7に,このマランツは非常に完成度が高いのであまり期待をせず冷静に心がけての試聴・・・・なんとさらに品格が上がり、明晰に重心が下がり・・・・ふ~ん、なんでこの小さな物(AACU-1000)でこうも簡単に激変(改善)するのか、この方60年近く悪戦苦闘、桃源郷、様々でしたがこの改善でこれ以上は望むべくもないほどです。余生も数年と思っていますが、これで好きなレコードを聴きながら安息の日々を送れそうです、本当に感謝申し上げます。私はインフラノイズのファンの一人です。
マランツ7番にも使いますので、AACU-1000を追加注文するつもりです。
2020年5月26日
2020.5.27
ドラえもんの漫画お借りしました。ドラえもんて案外冷たいのかな?HDMI用やABS/EBU用のアキュライザーを出してください。
IさんからDACU-500及びAACU-1000の試聴感想を頂きました。
いろいろアキュライザーの別なタイプをご希望でしたが冷たく?断ってしまいました。デジタルアキュライザー以降のアキュライザーは製品可能かどうかも解らない?で始めたのに幸運さということがあって製品化出来たものです。いろんなバリエーションにて製造可能なのか造っている本人も予測出来ません。仕方なくお断りしたことをお許しください。
以下Iさんから試聴感想です。
初めまして、東京のIと申します。
今まで、御社のml206、RCAのリベラメント、そしてDACU-500を使っています。
とくに、DACU-500の効果は絶大で、ここ数年間はデジタルケーブルをAES/EBUを使っていたのですが、DACU-500を入れた日から、もうAES-EBUには戻れなくなりました(笑) とにかく音の立ち上がりや立下りが自然になり、デジタル再生で感じる詰まったような、曇ったような音が一変しました。音楽の生気と言いますか、躍動感と言えばいいのか、演奏者のパッションがダイレクトに伝わって来るようになりました。見た目は失礼ですが「1000円」くらいにしか見えませんが、効果は「20万円」くらい、いや、DACを変えた時以上に違いを感じます。でも、AES/EBU派(笑)としては、ぜひXLRタイプのDACUも欲しくなるというのが人情です(笑) あと、もうひとつお伺いしますが、私のトランスポートは「HDMI」でI2S電送が出来るので、それもDACへの接続で使ってるんですが、HDMIタイプとか、UACUー700でHDMI変 換プラグなどで使用することは出来ますか? 要は、同軸、AES-EBU、HDMIの3つが欲しいというデジタルオタクです。
てなわけで、遅ればせながら販売店にAACUー1000も注文しましたが、納期が6月になるとのことで、今から到着と装着が楽しみです。掲示板を見ていると、AACUー1000はw使いがいいとの話もありますが、普通のお父さんにとっては、一度に2つも注文出来ないので、まずはひとつから試そうと思ってます。 が 、2> > つ目の注文をすることもなくはない話ですね(笑)では、上記の件、お忙しいところ申し訳ございませんが、ご健闘、ご回答のほどよろしくお願いします。
(以下は2回目に頂いたメールでのAACU-1000のご感想です)
お世話になります。
待ちに待った、AACU-1000を受け取りました。ありがとうございましたまず、ちょっとだけ自己紹介です。オーディオを始めて40数年、レコード、テープ、CDといったように複数のメディアが混在していた時期もありますが、今から5年前にCD(SACD)に一本化しました。それは、オーディオマニアの性なのかどうか,私だけの事なのかはわかりませんが、いつもレコードとCDの音の違いを比べてしまうため、なかなか音楽に浸ることが出来なくなってしまったからです。
じゃあ、CDオンリーにしたら、音楽に浸れたのかと問われれば、はいそうですと言いたいところなんですが、違和感や不足感は絶えず残っていました。レコードと比べると、CDは非接触だからとか、PCMだからとか、サンプリング周波数が低いとか、まるでCDというメディアは、欠点だらけのように語られることも多いのですが、今年に入り、DACを新調し、十全とは全く異なるDA変換をするタイプにし、その辺りに疑問を抱くようになりました。 というのは、デジタル特有の音の原因は、DA変換方式を大幅にグレードアップしたことで、メディアだけの問題ではなく、S/PDIFという信号ラインにも問題があるんじゃないかと思ったのです。そこで、S/PDIFの対策をし、改善することが出来れば、cdというメディアが悪いのではなく、デジタル特有の音は、信号ラインとDA変換の改善で解決できるのではと。で、遅ればせながら、まずはDACU-500を導入し、その考えが間違えではなかったことを確認しました。やはりS/PDIF信号は、デジタル固有のノイズが混入し、音楽帯域にノイズという膜がかかっていたため、それがなくなることで、とてもニュートラルで自然な響きを聴くことが出来るようになりました。やっぱり、CDにはちゃんとした音が収められていたのだと。mediaそのものが悪いんじゃないとわかったのです。ただ、デジタルアキュライザーは、USBと同軸のS/PDIFしかないので、AES/EBUとHDMIを使用する身としては、すべてのデジタルメディアをこの再生音にしたいという、最もな理由でAACUー1000の導入は避けて通れない道になってしまいました(笑) 肝心のAACU-1000ですが、もうオーディオ的な評価なんて出来ないくらい、本当に生音に近い質感を奏でてくれます。もうデジタル臭いなんて言われることはないと断言します。CDというメディアが誕生して38年になりますが、ごくごくまともなプレーヤーと、このAACU-1000を入れることで、CDへの誤解を解くことが可能なばかりか、レコードとは違う次元で音楽に浸れるスーパーアイテムになること必至です。
でも、やっぱり、AES/EBU、HDMIのデジタルアキュライザーも欲しいなあ(笑)
2020.5.27
アコースティクリヴァイヴから発売されたCDです。オーディオ的な興味では無くてプレイエルのピアノによる録音というので購入したのですがモダンピアノと勘違いしていました。ピアノフォルテ1842製造だったので少しがっかりしました。今まで聴いたことのあるモダンピアノ以前の鍵盤楽器、クラブサンは別ですが、はあまり好きでは有りませんでした。音量とダイナミズムにかける、特有のしゃっくり的な発声でモダンピアノの表現力に優れる演奏を知らなかったからです。CDでは無くて生ならそれなりに違った印象を持ったことでしょうが録音で聴く限り不満が有りました。しかし今回は別物でした。鳴らした一瞬はピアノと思って聴いたので戸惑いました、がすぐに驚きに変わりました。以前はピアノを触る経験なしで聴いたからなのかも知れませんが、今は自慢では有りませんがベヒシュタインも幸運なことに身近になったのでこちらの耳が変わってきたのかも知れませんが、多分それ以上に素晴らしい楽器と演奏家によるものだったからだろうと考えます。ショパンはきっとこんなピアノを弾いて作曲したのだろう!曲が伝えたい本質がほぼ100%聴けるとは今まで無いショパン体験でした。そしてピアニスト川口成彦さんの解説を見ると、やはり同じような思いでこのピアノを選んだと書いておられました。早速私のピアノの先生にこのCDを送りたいと思います。
ちょうどこのタイミングでKさんからAACU-1000の試聴感想を頂きました。KさんもこのCDを聴かれたらいいなと思いました。
KさんからのAACU-1000の試聴感想です。
オーディオ西方浄土さんのブログ、JOSHIN WEBさんのお勧め記事を拝読し、購入するかどうか1か月ほど検討していました。AR-2000を使用して早や10数年、何度かAR-2000をはずしてみたり、つなげてみたり、結局つないだ状態で落ち着いた経緯を鑑み、導入することにしました。
CDP MARANTZ SA11-S3 ->
「AACU-1000」 ->
AR-2000 ->
AMP MARANTZ PM11-S3 ->
SP JBL 4425MK2
上記の順でつなげました。
1.女性ヴォーカル
① 声の「ため」が聞こえるようです。ライブハウスの最前列で聞いていると、声がでるコンマ何秒か前に、これから息を出す直前の「ため」が感じられますが、それがスピーカーでも感じられるようになりました。
② これまで聞こえていなかった音が聞こえます。試しにAACU-1000を外して注意して聞いてみると、これまでも聞こえていたのですが、それを自分の脳が音楽の中の音と認識していなかったことが判明。聞こえていた音を認識できず、ただの騒音として処理していたから聞こえなかった。それをAACU-1000は個別の音として認識できるように整えて音をだしている、という感じでしょうか。
2.ピアノ
① 高音部でコードをたたいた時、鍵盤をたたく際のわずかな「時間のずれ」を認識でき、それがリアルさを増しています。
② 鍵盤をたたいた後の残響音が長く響くようになりました。AACU-1000装着前はグランドピアノのふたを閉じた状態、AACU-1000装着後はグランドピアノのふたを開けた状態、のような違いです。
③ 音の強弱がこれまでよりはっきりわかるようになりました。とくに、同じコードを繰り返し弾いてだんだん弾く強さが増すような場合ライブハウスで、ピアノの右側から奏者をみているような臨場感があります。
④ 音の粒がまろやかになったような感じです。日本酒でたとえれば、これまで二級酒だったのが、大吟醸のきめこまやかな口あたりになったような感じでしょうか。
3.1950年代の古い録音のジャズ
なんとも気持ちよく聞けます。これまで録音が古い、となかばあきらめていた盤が、いきいきと蘇ります。これは新しい収穫です。名演と定説がある演奏をあらためて楽しめます。
4.ライブ盤
AACU-1000の真価はライブ演奏盤で発揮されます。特にピアノとヴォーカルのデュオなど、シンプルな構成での演奏は、ライブハウスで聞いているかのような臨場感が増し、1級の演奏をオーディオで聞くより2級の演奏をライブで聞いたほうがよい、との意見を覆す力があります。
5.その他
AACU-1000をダブルで使用すると更にバージョンアップする、とのご意見があります。
ダブル使用でどのように変化するのかチャレンジしてみたいですね。
2020.5.20
既にインフラノイズ製品、リベラメンテ等をご使用のAさんからアナログアキュライザーの試聴感想を頂きましたのでご紹介します。バランスアナログアキュライザーの発売も楽しみにして頂きうれしいです。
Aさんアナログアキュライザー試聴感想
感想を書く前に、私のオーディオ機器について書きたいと思います。
アンプ SANSUI AU-α907iMOS LIMITED
CDプレーヤー Philips LHH500
SACDプレーヤー maranz sa-7s1
スピーカー sonus faber minima
型番をご覧になってお分かりの通り、SACDプレーヤー以外は、1980年代終わりの往年の機器です。就職して間もない頃、給与で得たお金で買った機器をメインテナンスしながら使い続けています。スピーカーケーブルは御社のスピーカーリベラメンテを使っています。CDプレーヤーは、アナログリベラメンテのXLRで、SACDプレーヤーは同じくアナログリベラメンテのRCAでアンプと接続しています。CDは新譜、中古取り混ぜながら、基本的にはクラシック全般を聴いています。CD初期から90年代までを主にフィリップスで、それ以降のCDとSACDをマランツ中心で聴いています。古いフィリップスの方をXLR接続にしたのは、オーバーホールしてもらった専門店の方から、「この機器を聴くなら、ぜひXLRで聴くのがいいですよ」とアドバイスをもらい、実際聴き比べて、そうするのがよかったからです。余談ながら、私がインフラノイズの商品を知ったのは、レコード芸術誌での故村井先生のレポートがきっかけでした。もう8年ほど前になるでしょうか。私は、オーディオも好きですが、あくまで音楽派で、これみよがしな音を聴きたいというのではなく、音楽を演奏者の意図するそのままに再現できることを目指しており、上記ケーブルは、使用してすぐに私の目指しているものそのものだと思っておりました。したがって、今回のアナログアキュライザーも大いに期待しておりました。 前置きが長くなりました。さて、実際につないだ感想は、ほかの方もおっしゃっておられるように、一聴して素晴らしいものだと感じました。音楽の純度が高まったと言うか、映像で例えれば焦点がぴったりと合っている感じといいでしょうか。そこに演奏者の演奏の意図や、録音スタッフの思いが見えてくる、そんな感じがします。初めてSACDを聴いた時もそんな感じで、普通のCDがまるでSACDのように聴こえます。家にあるすべてのCDをもう一度聴き直してみたいというそんな思いに駆られました。今まで聴き逃していた音楽の向こう側にあるものが垣間見えるような気がするのです。3月1日に注文して、ちょうどゴールデンウィークに入る前に届き、外出制限のかかった連休中、まったく退屈することなく、毎日何時間もいろいろなCDをとっかえ、ひっかえ聴いておりました。CDにはまだこんなに自分の気づかなかった音が入っていたのだと思い知りました。(なお、接続は最初、アンプに繋ぎましたが、後にセオリー通りSACDプレーヤーに繋ぎ直し、今はそちらで聴いています。拙宅ではどちらも大差はないように感じました。)こうなると、LHH500と接続しているXLR仕様のアナログアキュライザーの完成がますます楽しみになってきました。というのも、80年代のフィリップス録音は、当時のCDプレーヤーであるLHH500で聴くのが一番合っているように感じていたからです。最近は、ハイレゾやLPブームでCDは衰退の一途で、ましてやCDを今さらより良い音で聴けるようにと考えるメーカーは皆無に近いので、大いに期待しております。アナログアキュライザーの感想文を送るといただけるというケーブルチューナーも楽しみにしております。今後とも良い商品づくりに期待しています。
2020.5.6
連休も終わりが近くなってきたが車が3月末に新しくなった。家内のハッチバックと私の2シーターオープンカーの2台と二人家族には贅沢過ぎたのでこれを機会にハッチバック1台に買い替えた。ひと昔前は小型車でモータースポーツのベース車両に使える車もボディの造りが悪く外国車と比べると、ヘナヘナ、フニャフニャだったのでスポット溶接してあるところを、さらに溶接個所を追加して箱を強化してなんとか使っていた。でも時代が変わったのか強度が上がって大変操縦性が良くなった。さすがWRC参加車両を宣伝にしているのははったりでは無いようだ。楽しくて何度か山に行ったがステイホームを守って一度も遠出していない。宿泊するのも嫌だけれど、田舎に行って大阪ナンバーで嫌われるのも嫌だ。走行距離は一月で600Kmだけど、近場ばっかりの走行だ。それにしても近頃外車がとても多い。性能で乗るというより、真っ黒の大型ベンツが消えたせいなのか?ベンツ、BMWが特に溢れている。外車は故障するので出来るだけ避けてきた。まあ溢れる車に乗りたくないというほうが一番の理由だが、先日乗ってみたいなと思うのがあったが、今や乗りたい車はとてつもなく高い。やはり贅沢はウイーンフィルとベルリンフィル鑑賞会でいいとしよう。
XLRプラグの音質改善にかかりだしたのだが、オーディオアクセサリーとしてけっこう高価な部品があるのがを見つけた。まあ材質とかから見てとても採用できるのは無くてまだオリジナルのノイトリックのほうが多分良いだろう。高価なアクセサリーイコール贅沢な材質なのでハイエンドオーディオそのものの音質だろう。バランスアナログアキュライザーの部品で採用したらそれこそ価格が10万円越してしまう。もちろんコストとは関係無く使えないのだ。開発者の方は良い音の部品を造られたのだからそれはそれで良い。インフラノイズが必要なのは良い音で無い部品、無音のバランスプラグが必要なのだ。使って良い音になったら困るのだ。
XLRプラグの金属ケースの音質からチェックしだした。予想以上に辛い。下手にダンプしたらトンでも無いことになるので張り付けものは使えない。まず何も手を加えず聴いてみた。部分的な加工だけで問題は抑えることが出来ると確信したのだが、思い出したことがある。ノイトリックをかなりの数、使ってきたのだがネジ加工、タップ忘れがあってメーカーに交換してもらうか?と思ったが記念品?に宝物にしていたのが一つある。ファンの方ならギザギザ10円硬貨より値打ちがあるに違い無い。試しに正常品と聞き比べた。ナントタップ忘れの方がとても良い。ハイエンドオーディオの方、高価な材質のXLRプラグを買うよりネジ山を削ってツルツルにしたほうが良いかも知れないですよ。(インフラノイズでもこの方法は諦めます)
2020.5,4
大変お待たせしておりますが、バランスタイプのアナログアキュライザーは開発中です。XLRプラグには苦労しており、なんとか見通しは立ちました。XLRプラグは昔から世界中で録音に使われているもので、音質は一般的なアンバランスのRCAプラグに比較して安定しておりで決して悪くは有りません。ところがアナログアキュライザーに使用しているRCAプラグに比較してかなり音質が劣化します。せっかく音質向上のためにバランス回路選択しているのにXLRプラグで音質がブロックされることは許せません。アナログアキュライザーのRCAプラグの金属部はノイトリック関連会社のものを採用していますが、ボディの金属部を使用すると音質劣化はXLRどころでは有りません。インフラノイズでは特注のベークライト製のパイプを旋盤加工してオリジナルのプラグに改造しています。テストに時間がかかっていますのでバランスアナログアキュライザーはもう少しお待ちください。
アナログアキュライザーの複数使用についてはバランスをくずす可能性があるので充分注意して欲しいと何度も言っておりますが、メーカーの言うことを聞いてくださらないということでは無いでしょうが、複数直列使用される方が増えてきました。メーカーとしては有難い話なのですが、単に数を使えばされに良くなると考えてフォローされる方が増えることは望みません。音楽にはたくさんの要素が有り、細かいところまで聞こえるほど良しとするオーディオは楽しいものでしょうが、どうか部分に惑わされることなく全体のバランスで最終決定をお願いします。
今からご紹介するスーパーオーディオマニアの西野和馬さんはすでに4個目のアナログアキュライザーを発注されたようです。西野さんのことだからオーディオ的音質向上ではなくてトータルバランスで決定されたとは思いますが、少し前にGPS-777を2台使用されて喜んでおられたので心配します。メーカーとしてはGPS-777を2台使用することを皆様にお勧めするとは口が裂けても言えません。
2020-05-02 08:51:22
アナログアキュライザーのダブル使用を強く勧める!
テーマ:ブログ
そういえば、ちょうど1年前、酒仙坊大先輩と故村井先生をしのぶ会の開催された東京でお会いしたのを思い出した。あの頃は、平和だったなあ(笑)。1年でいろいろなことが変わってしまって、コロナ騒動は、いまだ収束せずに、連休は始まったのだけど、なんともいつもとは違う5月であります。なんだか知らないけれど、あたしのシステムも大幅に変わってしまった、、
さて、世の中は連休なんだけど、仕事が入ってしまって、今日から5日まで休み無しなのであります(笑)。という訳で今日も仕事、、仕事中にこれ書いてますの(笑)。いいんです。事務所にはあたし一人だからね(笑)。
さて、そういう不安な日々であっても、オディオをやってるあたしには、日々小さな発見とかよろこびとかがあって、うれしいのであります。
昨日は、小さなというよりも、むしろ大きなよろこびがあったので、みなさんにもおすそ分けです。
インフラノイズのアナログアキュライザー AACU-1000が、もう一個届いたので、さていろいろやりましょう。では何から、、
酒仙坊大先輩のHPで、アナログアキュライザーの研修報告書が多数掲載されているのは、昨日書いたけれども、その中でも、一番興味をそそられたのは、「アナアキュのダブル使用」だったのでした。
酒仙坊大先輩のHPはこちら(有益な情報が満載)→ http://audiokenkyu.sakura.ne.jp/?page_id=874
つまり、ひとつの信号ラインの入口と出口の2ポイントにアナアキュを適用するということ。 通常、アナアキュは、うちでもやっているようにDACとかのアナログ出力ラインに入れるなど、1ポイント適用で十分な効果が期待できる。しかし、酒仙坊大先輩は、アナアキュ研究の中で、アナアキュをダブルで使うことで、さらなる音質改善の効果を確かめたと報告されています。
ちょうど、アナアキュがもう1個届いたので、このダブル使用にトライすることにしました。
(上に乗せているのがGeの防守)
DAC-1のアナログ出力には、すでにアナアキュが装着済で、Ge3アイテムとの相乗効果で先に書いたような音質改善が認められたので、もう1個のアナアキュをアキュフェーズのプリメインアンプE-800のライン入力に適用してみました。DACとアンプをつなぐケーブルは、インフラノイズのリベラメンテケーブル。
(E-800の背面=真中がアナアキュ)
トランポートはCECのTl-1X。これとDACはGe3アイテムを付けたスナーの極太バランスケーブル。
で、もって、このところ聞いているクラッシックのCDをかけてみます。
さて、どうか?
おお! すごい! 一聴しただけで、音の冴えが全く違う! アナアキュをアンプに入力側に入れただけで、これだけ音の様子が変わるのか!と仰天!
アンプかCDプレイヤーを変えたかと思わせぐらいの音の変わりようなのですね、、これが、、
音場が1個使用のときよりさらに広がって、音が冴える、、楽器の姿がさらにクリアーになる、
ダブル使用にすると、情報量、解像度もあがった感じなのだけど、まったくうるさくなくて冴えわたる自然な音と言えば良いのか、
面白いのは、ダブル使用にすると楽器とかオーケストラがぐっと下の方から聞こえてくる感じがする。楽器の質感がさらにリアルになって、中低域の量感があがった感じがします、、、 さらに驚いたのは、楽器の音の停滞時間が長くなること、、
これは、もう本当のあたしの主観なのだけど、ダブル使用にして、クラッシックを聞いていくと、演奏タイミングというかスピードが、ちょっとだけ長くなったように感じます、、長くなった分、、今まで聞こえなかった音がくっきり浮き上がってくる、、
そうして、音楽がいったん止まったとき、、、ホールに音が伸びて少しずつ減衰していく様がよくわかる、、
1個使用でも、音全体がここちよくなるのだけど、ダブル使用だとリラックス感はさらに増大される感じがします。聞いてても全く疲れない、、
これは不思議だわ、、
アナアキュのデザインコンセプトは、ケーブルにのってくるデジタル系の信号を打ち消し、正しい信号だけを通すいうものだったと思うけれど、実際の音の変化を聞いてみると、それ以上のことをやってるように感じます。つまり、ケーブルにまとわりつく悪玉ノイズをすべて除外して、音楽再生に必用な信号だけに整えるというような「はたらき」というか、、そのような効果が1個よりは2個、それぞれ信号の川上・川下に取り付けることで、信号が浄化(清音)されていくような感じです。
ぢゃ、ひとつのラインに3個、4個と取り付けると、さらに音はよくなるか、、それはわかりませんが、あたし的には、2個装着の時点で満足できる音質改善がはっきりわかりました。というか、これは外せないなあ(苦笑)、、
新しく来たアナアキュは、アナログ系に使おうと思ったいたのだけど、いや、これだと、もう外せないなあ、、
しかたがないから、もう1個追加注文する他なし、、お店に連絡しなくちゃ、、
今、アナアキュをお使いで、すっかり満足している音もだちに告ぐ! アナアキュのダブル使用は次元が違う世界ですよ~。もちろん、うちのシステムとあたしの主観から言ってるのだけどね、、ご興味のある向きは、先ずは酒仙坊大先輩のHPにあたってみてください、、
しかし、コロナ騒動の中でも、こんな驚きやたのしみがあって、いやはや、オディオ馬鹿一代は、結構しあわせだったりする、、
2020.4.18
夜外食に出ることが無くなり、家で飲んでばかりいるのも飽きてきた。その代わり家内と夕食後にウイーンフィル、ベルリンフィルを楽しむ新たな、それも超贅沢な日々を送っている。
パソコン画面と無改造のゼンハイザーHD-800,HD-650,ベイヤーT-1とこれも贅沢なヘッドフォンで楽しんでいる。前にも書いたように家内はHD-800がお気に入りで私はあえて選べばベイヤーT-1なのだが気に入ったわけでは無い。ベイヤーはウイーンフィルの再生で不満が無くは無い。むしろ雰囲気の再現性では残りのゼンハイザーの方が向いている。どちらかというとT-1はクラシック音楽の再生を意識しているのでは無くてもっと広い範囲の音楽で総合的に優秀と言って良い。少し硬質な音色なのである。ところがHD-650はバランス、音色では充分なのだがさらに上位モデルのT-1やHD-800のようなオーディオ的性能が不足する。要するに入手可能なヘッドフォンの中では上級モデルでは無い。反対にT-1やHD-800は十二分な上級モデルである。そうであるのにHD-800は少しハイ上がりで音像が遠い、オフなのだ。HD-650のようなバランスになれば一挙に最上級に上がるはずだ。HD-800は10年位?上級モデルとして世界的な地位を保っていたらしい、そしてその後HD-800Sという新製品が後を継いだ。出来上がったモデルの改良品だからどうせ改悪だろうと無視していたが、ネットでHD-800をHD-800Sに改造するという動画を見つけた。それでも眉唾でその内やってみるかと忘れていたのだが、最近のウイーンフィル自宅劇場化で思い出した。800と800Sでは実売価格に2万円の差があるが、その記事を参考にすると外観の色が変わるのと振動板の前にイコライザー?ネット?が少し変わっただけらしい。今日どうしてもHD-800を改造したくて20分程でHD-800Sに改造?改悪?してしまった。動画のような手間のかかる
材料を使わず、ケント紙とワニスだけで円板を作成、保護ネットに接着力の弱い両面テープで貼り付けた。変わるのは分かっているが、驚いた。HD-800の不満が一挙に解消した。程よいバランスになり、音像は前に来て、ハイ上がりは無くなった。もうすぐウイーン国立歌劇のボエームがあるので楽しみだ。家内にはT-1を使ってもらうことにする。HD-800はHD-800Sに進化して完全にT-1を追い越した。でも逆にT-1とHD-800が近づいたと言い換えられる。T-1はクラシック以外の音楽が得意でHD-800S?(ニセモノ)はクラシックに向いている。だからどちらもジャンルを選ばず最上級モデルである。
ケント紙だけで出来る改造が2万円?これをぼったくりと言うことは出来ない。インフラノイズのように第三者が見て理解不能な方法で音質を向上させたので無くて、だれが見ても分るパーツの形でどうどうと新製品化出来ることは素晴らしいことだ。ますますゼンハイザーの凄さが解ってファンになってきた。お金があればすぐにでも本物のHD-800Sを買って比べるべきなのだが、その必要無しと都合良く降参しておく。でもこれがインフラノイズWTPヘッドフォンのさらなる進歩につながるのだ。
このゼンハイザーも嫌がる?へとも思わない?改造を世界中に紹介したオーディオマニア、残念ながら日本の方では無い。
サイトはこちら。https://www.youtube.com/watch?v=GZi-JB6_kiI
この方の手順でやるのはかなりやっかいだ。インフラ流の手抜きでボール紙でやれば5分もかからず、また無傷で元の状態に戻せる。興味のある方は直接こちらまでお尋ねください。もちろん無料でお教えします!
追記:
ベイヤーT-1とゼンハイザーHD-800はバランスが違うので音質の差がどう違うのか、今まではっきりと表現出来ず申し訳ありませんでした。HD-800S化?で両者がかなり近づいたので残る部分の差が浮かび上がってきました。ベイヤーの振動板の材質(こう言い切れるのは最近のヘッドフォンの研究で振動板の形状、材料、大きさ、磁力などでどのように音質差が生まれるのか解ってきたからです。)の固有音がクラシック音楽に使う楽器の音色とケンカする部分があるからです。ゼンハイザーには安物から上級モデルまで振動板の材質にはそのケンカする音が無いのです。AKGにの材質にはケンカはしないが仲良くしすぎる音色があるのでAKG全般の音はオーケストラのスケール感の再現ではゼンハイザーに負けます。しかし仲良くしすぎるその音は上手くなじんだ時はゼンハイザーに出来ないものを生み出します。世の中に溢れかえる他のメーカーのヘッドフォン振動板の音色については、上記のようなことは考えたことの無い設計者が作ったのだから邪魔になる固有音の塊です。日本製のスピーカーユニットについても昔からまさに邪魔になる音満載です。
2020.4.16
ウイーンフィル、ベルリンフィルの無料試聴動画がまだ続いているのでウイーンフィルは昨夜白鳥の湖を家内と観た。相変わらずゼンハイザーHD800,HD650,ベイヤーT-1の3台をお互いに使い聴いた。内容にのめり込んでいるので音質の話は詳しく出来ない。バランスでは650,性能?オーディオ的に優れたところは800,T-1さすがである。家内は800がお気に入りで私はT-1かな?650はやはり性能不足である。800は少しオフだがT-1,650はちょうど良い位置に聞える。800についてはちょっとの改造で800Sという新しいモデルそのものに出来るらしくその内改造してみてT-1との違いを報告したい。音楽的な表現力についてはそれぞれ互角かな?残るははたぶんグラドの高額モデルとノイマンのヘッドフォンが同程度かあるいは購買の魅力があるか?買ってまで確かめるよりインフラノイズWTPヘッドフォンの完成のほうが楽しみである。プロトタイプはまだ家内にも誰にも聴かせてはいない。
ウイーンフィルとベルリンフィルの差であるが、良いものは比較する意味が無いと思っているのだが、やはり言いたくなる。どうも全く違っていて比べられるものでは無いようだ。白鳥の湖を聴いていっそう感じた。ウイーンフィルはメンバーの全員が同じ目的をもって舞台に溶け込んでいる。音楽と舞台が区別できない。ベルリンフィルはまだ舞台と音楽が別だ、クールと言えばクールなのだが?とても優秀な演奏家を集めて世界一のオーケストラを造るならまさにベルリンフィルがそれなんだろう。しかし伝統、芸術その他の要素、音楽の素晴らしさそのものがウイーンフィルと言える。世界一、世界二では無くて全く別のものとしか私には表現出来ない。どちらも必要だが今回の無料体験では圧倒的にウイーンフィルを観ている時間が長い。大変な時期にとっても贅沢な日々を送っていることで少し罪悪感を感じるくらいだ。皆さん是非これらの番組を体験して下さい。スピーカーでは一度も聴いてないのだけれどアキュライザーをお使いの皆様、全ての方にリスニングルームに行って聴いてみたい気がします。本当です。
2020.3.28
インフラノイズ製品をたくさん使っておられるTさんから2個目のアナログアキュライザー追加の試聴感想が届いた、使えば使うほど効果有りとか、1個よりダブルが良いとか宣伝文句に使えばビジネスとしては笑いが止まらないことだろうが、オーディオはそうはいかない。ましてアナログアキュライザーは綱渡りで整音したので2個直列に繋ぐとその整音が狂ってしまう可能性が有る。だから2個使う方が効果が有りますとは言えないのだ。ところがそのままの直列では無くて、間に機器が入れば効果が上乗せされて、整音も壊れずに音質が上がる可能性もある。しかしこれは機器の組み合わせ、ケーブルの選び方、使用される方の好み、音楽のジャンルなど様々の要素が絡むので、うかつに推奨出来ないのが2個使いなのである。だからアナアキュ2個使いで成功なさったのが解るとほっとする。今回のTさんのご報告は冷や汗ものだ。しかもTさんは成功のご報告にうれしいことにおまけをつけて下さった。結果として常用の真空管アンプが不要になったとのことである。先日のKさんがオリジナルM7にマッキントッシュヴインテージプリが勝ったとの話に通じるものが有るではないか!
Tさんのアナアキュ2個目の試聴感想です。
いつもお世話になっております。
アナログアキュライザーを2個使用しての感想です。
1個めは、プリメインアンプの入力、
2個めは、DACの出力に入れてみました。
アナログ信号の最初と最後に対策をしたことになります。
1個でも十分に効果が感じられたので、2個入れて効果が実感できるものか、
懐疑的ではありました。
しばらく聴いてみたところ、やはり違いました。
夏場、真空管アンプを外し、トランジスタアンプで聴いていて、
秋になっても配線し直すのが面倒で、そのまま聴いていました。
しかし、どうしても真空管アンプの音と比べてしまうと物足りなく、
それは半ば諦めていて、我慢できなくなったら真空管アンプに戻そうと思ってい
ました。
それはアナログアキュライザー1個をプリメインアンプの入力に入れたときも同
様でした(かなり楽器の音が生々しくなって、満足はしていたのですが…)。
今日、アナログアキュライザー2個めを接続して、激変しました。
真空管アンプと比較しても、遜色ない味わいが感じられます。
ありがとうございます。私が求めていたのは、この音です。
私が求めていたのは、音のクリアネスでもパワー感でもない。
この深い、小音量でも深みのある、音の質感です。
大満足です。
以上、今後のさらなる製品展開にも期待しております。
ありがとうございます。
2020.3.28
拙ブログ2020.3.4掲載済ですが、カーオーディオでアナログアキュライザーの絶大な効果を検証してくださったIさん。ケーブルチューナーをお送りしたのだが考えるだけで頭痛のする車内でのスピーカーケーブルの取り回し、自分がやるのでないから言えるが、キチンとスピーカーケーブルの1/2を見つけないといけないとの私の無理強い?を聴いてくださった。Iさんの行動力、好奇心、そして行われた大変な作業、ドアの内張りとかをはがされたに違いないと思う、Iさん、ありがとうございました。単なるカーオーディオでは無い、自動車の運転中でも音楽と共にという生き方ですね、凄い!
早速ケーブルチューナーをお送りいただきありがとうございました。
ご存知の通りカーオーディオの場合、スピーカーケーブルの取り回しが
かなり複雑になるため位置決めが難航しましたが、ようやく装着できました。
結果としてはもう外すことは考えられないほど満足しております。
ピアノやベース音の厚みが増え、実在感までも感じ取れるようになりました。
低域の曖昧さが少なくなった分、さらなるステージ感も生まれました。
特にマイナスとなった点は見当たりません。
もはや車から降りられないくらいです。
ご多忙とは存じますが、入荷待ちとなっているUSBアキュライザーも楽しみにしております
それでは。
2020.3.26
西野和馬さんはご自分のブログにアナログアキュライザーの試聴感想をたくさん書いてくださった。
それだけでなくて、酒仙坊さんと同じく感想をひとつにまとめてくださったので以下掲載させて頂きます。
有難う御座いました。
秋葉社長。昨年の12月予想よりも早くアナログアキュライザーAACU-1000到着いたしました。
昨年の暮れから、年末・年始休みと本アイテムを使い、そのおどろくべき効果を確認して。すでに、私のブログで連続報告しておりますので、詳しくはそちらをご笑覧いただくとして、ともかくCDの音が全くわたしの好みの音に変わる!ことにひたすらびっくりするばかり、そしてその効果を知ってしまうと、うちのシステムでは、絶対に外せないアイテムになっている状況です。ご存じのように、うちのシステムの音の要はインフラノイズ各種アイテムで、その卓越した音質改善効果を知悉しているところですが、今回のアナアキュは、まさに「革命的」な効果をもたらすといっても過言ではないと思います。私にそう言わせる印象を以下のとおり伝えします:
〇導入当初のインプレ:
DENONの廉価CDP DCD755REのアナログアウトに装着、マランツのプリ(PM17)とメイン(SM-17)に接続、JBLの4312を鳴らしてみました。これは実に音が変わります! 最新のジャズピアノトリオなどを聞きますとピアノの音が、装着前とは全く違います。艶というか響というか、装着前はちょっと歪感があったものが、まったくとれてしまって、実に美しく響きます。いちいちの音の混ざり具合の音色の変化がすばらしい、、、ベース、ドラムスの音も実に自然で、本来の楽器の音が出てきている感じなのであります
音全体の様子が、柔らかくなって、これがJBL!?というぐらい自然で柔らかい音調になります。だからとっていって情報量とかエネルギー感が落ちているという訳ではないのです。聞いていくうちに、ベース、ドラムスの音も実にリアルになっています。楽器の音そのものがそのまま出てくるような感じ。こまかい演奏の所作も聞き取れます。さらに、聞き進んでいくうちに、音全体の雰囲気も「濃く」なっているように感じます。
〇ジャズピアノトリオを聞いたインプレ:
エンリコ・ピアラネンツィのライブCDを聞く
会場の空気が感じられる、、ピアノの音が芯から倍音へふんわりとのびていきます、、そうして空気中で溶け合います。なんという美しい響! そうして、その響がく~んと伸びて、そうして停滞する時間がながい、、前はわからなかったピアノの響のながさというか余韻が実にはっきり出てきます。ベースはどうか。前よりぐんと低いところから出てきます。そしてドラムス。 これも実に自然。
アナアキュ使用前は、JBLのちょっとハーシュな、いい感じの歪っていうのがあったけれど、そういうのが一切なくなりました、、 例えば、よくコンサートやライブで楽器の「生音」を聞くと、なんともやわらかいというか、エッジがたってないとかそんな音に聞こえます。ピアノの音なんかもCDで聞くより、ずっとまろやかに聞こえて、オーディオ的に言うとちょっと「ものたりない」感じがする。だけど、本当の音・ナチュラルな音はオーディオの音よりそれよりまろやかなのですね。
アナアキュ装着後のドラムスの音。まったく音のエネルギーとかスピードは減衰していないのだけど、シンバルの金属音、太鼓の音、キックの音なんかが、実に自然に出てきます。まるで楽器の生音のように出てくる。でも、音楽のエネルギーとかスピード感は全く減っていないのです!
そして「空気感」。 楽器のまわりの空気が動いている様子が感じられます。 ベースの微細の響、ピアノの倍音、ドラムスの皮の柔らかい音、前は全く感じなかった、楽器の音の滞空時間が延びて感じられる、音楽全体の響の様子が前と全く変わって聞こえるのですねえ! これはおどろき以外の何ものでもありません! すごい! 自分は、こういう音が出したかった! それがアナアキュを使うことで出てきました!
オーディオで音楽を聞いてるっていう感じではなくて、「自然」というか「空気感」が、さらに濃厚になって、まったくライブ会場の中でピアノトリオの演奏を聞いている気持ち、これは、極上のこころもちです。
〇デジタルの音が活性化される?
アナアキュの効果は、「デジタルの音を生音にもどす」、そのことで、「まるで生演奏を聞いているように音が再生される」、そのために「演奏に命が吹き込まれて、まったく無機質な感じがしない、生きている人が、活き活きと演奏をしているように再生される。アコーステック楽器の音楽、特にクラッシックとかジャズとかが好きな人で、コンサートやライブに通って、生音が好きで、オーディオについてもディフォルトに生の音を置かれている方にとっては、アナアキュはマストアイテムになるのではないでしょうか。
割とシンプルな小さなシステムでも、アナアキュを適用するだけで、これほど音楽を「活性化」させる効果があるのは驚きます。
〇サックスの音 ~ ジャズライブの音
スコットハミルトンのライブCDをアナアキュを介して聞いてみます。
楽器(サックス)の音が本当に生音みたいに出てくる。 空気感がぶわっと醸成される、さらに、楽器の音の停滞時間がぐんと伸びて、それだから倍音とかの響が美しくからみ、もうなんとも言えない音楽の妙が随所に聞こえてきます。特にこの盤は、もともとあたたかい感じの録音なので、アナアキュを通して聞くと、もうライブの熱い雰囲気がもわもわとかじられるほど。 これは、以前とは別物。
ジョーヘンダーソンのCDを聞く:
アナアキュ適用前は、ちょっとエッジがたったような、固い音質であったけれど、アナアキュを介すと、演奏の「空気感」がぶわっと醸成されて、ヘンダーソンのサックスやウィントンのペットなど楽器の音が本当に自然になめらかになって「生音」に聞こえてくる。音が空気の中で発達・醸成されて、音楽全体が躍動します。ヘンダーソンのサックスの一吹きの、細かいニュアンスが聞き取れる。 いや、むしろ、あちらの方から、ほらね、実はこんな音楽だったのだよと伝えてくれる。 やはりひとつの音の滞空時間が確実に増えるので、全体の響が変わり、あ~こういう音楽だったのかとあらたな発見があります。音楽の表現がもっと積極的に聞こえてくる。
〇さらにジャズピアノトリオを聞く
ポーランドのピアニストのジャズトリオ:
やっぱり音全体が「活性化」されます。録音された音が、いかにも録音された音ということではなくて、楽器の「生音」、「生音の響」が出てくる、そして演奏されている楽器周りの空気が感じられるようになりますね。そして、ここまで聞いてきてわかったのは、今まで出てなかった音が聞こえてくるということ==つまり情報量が格段に上がっているだけど、それがいかにもオーディオ的に向上したっていうのではなくて、生音的に増強されたので、しっかり意識しないと気付かない「変化」。
アナアキュ適用前には、このCDのピアノの音がこんなにもきれいに響くなんて全くわからなかった。これまでのいくつかピアノトリオを聞いてきて、やはり、ピアノの音の真の美しさをアナアキュは出してくれる。ピアノ好きには、たまらない音質向上です。演奏が高揚すると、これまでJBL4312が出せなかった、盛り上がりも表現されるようになった。演奏の高揚感とか抑揚、躍動感が、はっきり伝わります。
〇疲れない・気持ちの良い音になる
アナアキュを使うと音の様子が、「生音」のようになるので、聞いていて「実に気持ち良い」、「まったく疲れない」、「音の感触がとても良い」、盤に入っている音が「生きている音楽として活性化されて再生されてくる」っという感じがある。これはすごい!
〇ビンテージオーディオに適用:
JBLのドライバー375とホーンがHL88(いわゆる蜂の巣)、ウーファーは、2215(38センチ)、
ネットワークはJBLの純正。アンプは某メーカの20W程度のもの。アッテネッターがついているのでプリはつかいません。ソースはCD、プレイヤーはマランツの廉価器。こちらのビンテージシステムにアナアキュを使ってみます。
ビンテージのホーンスピーカーで聞いても、やっぱり「空気感」が増大する。 これまで団子になっていた音が空気中に開放される。 もともと「蜂の巣」ホーンって部屋中に音を開放させるような設計だと思うのだけれど、アナナアキュを適用する低中域の密度がぐんと厚くなり、部屋中に空気が開放されるような感じです。
JIMMY JAZZのマスターのブログでマスターのJBLの4344(だったか)が、アナアキュを入れたとたん「ぶわ~っ」と鳴ったと印象を書かれていたけれど、いやほんと! ほんとうに、ぶわ~っ!とくるのだからたまらない。
私の大好きなマリアシュナイダーオーケストラのCD「トンプソンフィールド」を聞かせてもらいました。
前にきかせてもらったときは、なんだか音が団子になってちっとも良くなかったのだけど、アナアキュをいれたら、楽器の音が蜂の巣ホーンから解放されて、中低音をうけもつ楽器の音もぶわっと前に出てきて、そうして演奏全体の「雰囲気」がぶわっと出てくる、、なるほどJBLっていうのは、こういうビッグバンドを再生するのにベストなSPなのだなあということが、今回アナアキュを使って聞いて、はじめて納得しました。
〇アナアキュの適用の効果について、、
こうやってアナアキュを適用した、音の「変化」にひたすら驚いてしまいました。驚くと同時に、オディオっていったいなんなんだと、さらに考えさせられることにもなりました。CDプレイヤーにSATRIのAMP KUMAMOTOにJBL4312というシンプルなオディオシステムで、これだけの音が出るということはどういうことなのか。 アナアキュを入れるだけで最高級のセパレートアンプを導入したような音の改善は、もしかしたらこれは「革命」と言えるかもしれません。ポーランドのピアノトリオ盤を聞きながら、この音の出方はどこかで聞いた感じだなあと、つらつら考えたら、ハイレゾだ!ちょっと前にいろいろ聞いていた192Kとかのハイレゾの音の様子に近い! 普通のCDがハイレゾのように聞こえます。
アナアキュ。こんなの、単なるフィルター、ライントランスの亜流ではないかと言われ向きもあるかもしれない。実際どういう仕掛けになっているのかは、わからないが「魔法のような効果」を自分が実際に体験したのは事実です! しかしながら、この音の変化は、自分の音の好みにびったり合ったということであって、すべての人がこの変化を好むってことはないと思います。でも、オーケストラとかジャズとか生音楽器の音が好きな人==「楽器の生音」を自分のオーディオチューニングのディフォルトにしている方にとっては、アナアキュはマストアイテムだと確信します。
以上長々とアナログアキュライザーの効果について書いてきましたが、わたしの印象のポイントのほとんどは、すでにインプレをレポートされている方のそれと通じているように思います。すなわち、デジタル(CD)の音が生音に近づく、豊穣な空気感が醸成される、その中で、今まで聞こえた微細な響が聞こえてくるなど。 何より私が特筆したいのは、このようなアナアキュ効果によって、聞いていてまったく疲れないどころか、音楽きくのが心地よくてたまらない、リラックス効果もあるということです。このようなアイテムを作られたというのは実に驚きです。新しい年も音楽ファンのためのアイテムをリリースされるようお願いいたします。秋葉社長のさらなくご活躍を祈念いたします。
令和2年1月 西野和馬
2020.3.26
この方がおられなかったらアナログアキュライザーは誕生しなかった。
まあ言ってみればアナアキュの影の生みの親である。
デジアキュ、USBアキュが出来るならアナアキュも出来るだろうと無責任な発想で私に無理難題を押し付けた人である。性格は温和?で、頭はノーベル賞クラスで、トップクラスの化学者である。この方とっくに千人切りを達成されている、と言っても生きているもの相手のことでは無い。日本酒を1000種類以上飲むという目標!聞いてからしばらくになるので既に1500人くらい切られ済かも知れない。ともかくなんでも一番にならないと気がすまない人のように思うが、私がいる限りオーディオでは一番にはなれない、心の奥にはかなりサディスティックなものが隠れているのではないか?そうでないとこんな難題をふっかけて人を困らせることはしないものだ。簡単に実現可能と思われたら持ち出されることは無かっただろう、意地悪な気持ちもあったに違いない。酒を飲まれておられるだろうとの時間量から考えてみても、いつオーディオで音楽を聴いたり、勉強したりするのか、そんな時間が残っているのか?いつも不思議で仕方が無い。考えてみれば偉大な作曲家で早死にする天才などは特に時間配分の点でホントに謎だ。まあ凡人と違う点はバッテリーが超強力で行動力そのものが違うようだから私のような凡人が理解しようとしてもムダなのか?ゾウやカゲロウ、生物は体重で時間概念が違うらしいので時間概念の個体差かも知れない。凡人とは比べようが無いのだ。いずれにせよ私は時間が足りないといつも感じており、有効に使わないとWTPスピーカー、ヘッドフォンが世に出ないことになってしまう!無理難題も幸運だけで割とはやく解けたのだが製造困難とおつりが大きかった。製造から逃げ出してヘッドフォン、スピーカーを触りたいのだがしばらく我慢、我慢か?
酒仙坊さんがJimmy Jazzさんの掲示板に書かれた一連のアナアキュ試聴感想をまとめてくださいましたのでケーブルチューナーの試聴感想と一緒に掲載致します。
アナログアキュライザーの印象
アナログアキュライザーの印象をいくつか挙げるとすれば、次のようなことになろうかと思います。
1)音楽ジャンルを問わない
幅広い曲に何でも来いという印象です。主としてクラシックを対象に、古いアナログ録音から最新のハイレゾ録音まで、ソロ、アンサンブルから大編成オーケストラまで、古楽から現代音楽まで、いろいろ聴いていますが、アナログアキュライザーは、クラシックの範囲内ではジャンルを超えて効果があります。拙宅に見えられたJazzを聴かれる方も、納得の音になると言われていました。
2)アナログの魅力度アップ
アナログアキュライザーをアナログ再生経路に使ってみています。ステップアップトランスの入力端子からパワーアンプの入力端子まで適用可能な箇所すべてに装着してみましたが、すべてに効果を認め、アナログの魅力度アップをもたらしてくれました。しかし、インピーダンスマッチングの不整合とか、コイルで高域が落ちるのではないかといった危惧のある、ステップアップトランスの入力端子に装着した場合には、倍音もしっかりして、もっともアナログの魅力を感じさせてくれます。
3)ディジタルの魅力度アップ
アナログアキュライザーをディジタル再生経路に使ってみています。CD再生、ハイレゾ音源再生はもちろんのこと、ライブ録音録画のストリーミング再生にも威力を発揮しています。これがディジタルか?と疑うほどアナログに近い印象に変ります。アナログ信号ラインに使って、なぜディジタル再生に効果があるのかというような予想と違ってくるのが、インフラノイズの製品らしくアナログアキュライザーは、その最たるものです。
4)ライブストリーミング再生のリアリティアップ
特に効果を発揮するのが、ベルリンフィルディジタルコンサートホールやOTTAVA TVによるウイーン国立歌劇場の配信、NHKの音楽番組の録画などのライブ録音録画のストリーミング再生では、まるでステージを前にした席で聴いているかのような錯覚すら覚えます。圧縮で送られているような配信が、これほどのリアリティを示すことは本当に不思議なくらいです。パッケージメデイアにない魅力を満喫できます。
さらに、PCからのSpotifyやTIDALやYouTubeの再生を行ってみました。USBアキュライザーとの併用も効果もあり、これらのストリーミング再生が様変わりします。特に驚いたのは、音楽再生専用配信サービスより一段低く見ていたYouTubeでもライブものが、まるでハイレゾ再生のようにリアルそのものです。
5)幅広い機器と再生経路で効果があること
数百万円になるような超ハイエンド機器でどうなるかは経験できませんが、中級クラスの機器からステレオ誌付録のディジタルアンプやモバイルからのBluetooth再生のようなものまで、また、再生経路の上流から下流まで、極めて守備範囲が広いといえます。
蛇足ですが、困ったことは、今までの音を良くしようとする努力が何だったかということです。しかしながら、USBアキュライザーやディジタルアキュライザーとは共存できるようで一安心です。でも本当に困るのは、次々と新製品を出しているメーカーではないでしょうか?こんなもので機器を買い替える必要などなくなるというのでは。もし、入門クラスから中級クラスの機器が、超ハイエンド機器に迫るパーフォーマンスを示すとすれば・・・困ったことになるのではないでしょうか。ともかく、アナログアキュライザーのおかげで至福の時間を過ごすことができます。なにしろ、NHKのウイーンフィルニューイヤーコンサート、ベルリンフィルのディジタルコンサートホール、OTTAV TV配信のウイーン国立歌劇場の演奏が、あたかもライブそのままに楽しめるですから。無機的な音のパーフォーマンスから、有機的な音楽の香りが立つような変化と言えるでしょう。
ケーブルチューナーの感想
ケーブルチューナーの感想を挙げるとすれば、次のようなことになろうかと思います。
【適用箇所】
メーカーサイトの推奨適用箇所は、控えめに記載されている印象で、思いのほか、応用には融通が効く印象です。テストしたところ、スピーカーケーブルやヘッドフォンケーブルはもちろん、フォノケーブルにも効果を認めました。一方、Lightningケーブル、光ケーブル、電源ケーブルなどは、ほとんど効果は認められませんが、RCAアナログケーブルやUSBケーブルはそれほど顕著ではありませんが、効果を認めました。
【音質の変化】
ケーブルの装着場所にアナログアキュライザーを使用し、かつ、そのケーブルにケーブルチューナーを装着して音の変化を確認してみたところ、アナログアキュライザーとの相乗作用が認められました。例えば、フォノケーブルでは、アナログアキュライザーによる響きの良さや楽器の質感、音場表現を向上させていますが、それに加えて、音の焦点を合わせてくれ、定位がしっかりとしてきました。例えば、マーラーの3番の冒頭のホルンは、ホルン自体、多少曖昧なぼやけた音がしますが、ホルンの音がこんなにくっきりとしたものかという印象を持たせてくれますし、ティンパニやグランカッサの弱打が鮮明に捉えられます。
ヘッドフォンやイヤフォンのケーブルにおいても同様の効果があり、ストリーミング再生など、ハイレゾでなくとも、ヘッドフォンやイヤフォンのもつ本来の性能を引き出した感じです。
スピーカーケーブルでは、バイワイアリングやスパーツイーターの付与など、構成が複雑になっていますので、すべてを網羅するには数が不足していますので十分な効果が期待できませんが、各ユニットへの配線に装着しただけで、限定的ではありますが、効果が認められました。装着したケーブルの帯域が前面に出てバランスを崩すこともありますので、バランスを取りながら装着することが必要ではないかと考えられます。そこで、追加のケーブルチューナー入手後、バイワイアリングの2本ずつ、2対のリベラメンテケーブルに適用してみたところ、全体のバランスを崩すことなく、弦のトレモロのような弱音からグランカッサやコントラバスの低音部の明瞭な押出がしっかりし、ピントがあって音の滲みが取れてきました。スピーカーケーブルの構成が複雑な場合、自作品も追加して、バランスを取りながら装着していくことがポイントのようです。
2020.3.26
Aさんからアナログアキュライザーの試聴感想が届きましたので以下掲載します。
アナアキュの生みの親である、酒仙坊さんのオーディオフレンドです。Aさんを含め
数人のオーディオフレンド方にはインフラノイズ製品をたくさん使って頂いています。
元プロオーディオの方々に大事にして頂けるのは素晴らしいことだといつも感謝しております。Aさん有難うございます。
いつも大変お世話になっております。
アナログアキュアライザーを2月末に入手、パソコンDACの出力に設置して聴いています。
1、 第一印象が「楽器の特徴輪郭がハッキリしてきた」ことです。また、ジャズベースの「ブイーン・ブイーン」という「うなり」がきこえ、ボーカルには息ずかいも。特に広域がよくなって、各楽器の音色・定位が明瞭になって来たからでしょうか。
2、 管球より半導体アンプの方が、また、DSDよりPCM音源の方が変化が大きい。
3、 Utubeでも音楽を楽しむようになりましたし、
4、 最近はPrimeSeat、ベルリンフィルコンサートホール、OTTAVA TVのハイグレードな音楽ビデオを楽しんでいます。
5、 大型TVの左右に大型スピーカーを置き、さながらコンサートホールにいるようです。5.1チャンネル音場も不要です。
これからも、秋葉社長をはじめオーディオ仲間の支援を得ながら、オーディオ生活を楽しんでゆきます。本当にありがとうございました。
2020.4.1
Aさんからケーブルチューナーの試聴感想が届きましたので追記します。
ケーブルチューナを3/28に受け取り、早速写真の様に、Audiotechnica AD1000ヘッドホーンコード(3m)に装着して聴いています。説明にありましたように、低音他にピントがあってきたかなと思います。続けて聴いてゆきます。
M氏から聞きまして貴ブログを拝見しました。
諸氏の感想文は参考になりますし、3/28付の貴ニュース(ヘッドホンアキュアライザー?)
に注目しています。